docomoやauなどの大手通信キャリアは家族向けのプランが充実しており、家族で同じ回線を契約することで月々の料金が安くなります。 同様に格安SIMでも家族向けのプランが用意されていますが、名義やデータシェアの可否などの注意点もあります。
せっかく安い格安SIMに乗り換えて後悔しないよう、注意点や確認すべきことを中心にまとめていきます。
家族プランのメリットとデメリット
家族プランを申し込みにあたり知っておくべきことを解説していきます。家族プランのメリット
家族で格安SIMを使う場合は、多くの方が家族向けのプランがある格安SIMを選んでいます。 ただ、大手通信キャリアのように家族契約だとキャッシュバックがある等の特典は格安SIMにはなく、契約をまとめることで支払いをスッキリさせることが目的のことが多いです。 もちろん、家族で契約することで2回線目から割引料金になったり、家族間の通話料金が安くなったり、家族間でデータシェアができたりとメリットも多々あります。 しかし、格安SIMはもともとの料金が安いので無理をして家族全員で揃える必要もありません。家族それぞれによってスマホの使い方も異なるので本人にあったプランを選んでも良いでしょう。家族プランのデメリット、注意点
家族プランを申し込むにあたりデメリットは小さいのですが、注意点をあげていきます。家族全員がプランに最適か限らない
格安SIMには、それぞれ特徴があります。 また、家族の中でも料金をとにかく安くしたい人、通信速度を確保したい人、多くのデータ通信をしたい方など優先順位が異なると思います。 家族一人一人の要望に合わせたプランでなけれな通話料金が高くなったりデータ量が足りなくなったりということも考えられるので、それぞれに最適なプランのある格安SIMを契約するのもアリです。他社へ乗り換えづらくなる
家族それぞれで別の格安SIMを契約していた場合は、1人が不満を感じた際に個別でプランの見直しや他の格安SIMに乗り換えることができます。 しかし、家族で合わせて契約をしている場合は、融通が効きにくく再度、家族で他の格安SIMに契約をし直す必要が出てきます。家族プランの有無と種類について
家族プランを申し込むに当たって最も重要になるのが「名義」となります。 家族単位で格安SIMを契約する場合、契約の名義を合わせる必要がある格安SIMと名義が別々でもOKな格安SIMがあります。 まず、下記にて家族プランの名義の取り扱いについて確認して下さい。 家族単位で全ての名義を揃える必要のある格安SIMの場合、家族の代表者がまとめて家族の人数分のSIMを契約しなければなりません。また、家族一人一人の名義で可能な格安SIMの場合は、それぞれの名義で個別に契約を行うことができます。
家族単位で全ての名義を揃える必要のある格安SIM
家族一人一人の名義でも可能な格安SIM
家族プランが用意されていない格安SIM
- LINEモバイル
- QTモバイル
- U-mobile
- b-mobile
- noroモバイル
- DTI SIM
- LinksMate
- TONEモバイル
- ロケットモバイル
未成年でも契約は可能か
格安SIMの契約にあたり未成年名義での契約は大手通信キャリアよりも手続きが複雑な場合があります。基本的に、親の名義で契約し子供が利用することは可能です。20歳未満の未成年名義でも契約が可能な格安SIMもありますが、保護者の同意書や未成年名義でのクレジットカードが必要な格安SIMがあるので、未成年の場合は保護者の方の名義で契約するのをオススメします。 各、格安SIMの未成年契約の取り扱いは以下の通りになっています。
17歳以下でも契約可能な格安SIM
- UQモバイル:未成年名義の場合はオンラインでの申し込みが不可となります。しかし、中学生以上なら実店舗にて親同伴での契約が可能となります。
- NifMo:2回線目以降なら未成年でも契約は可能です。
- BIGLOBEモバイル:2回線目以降のシュアSIMなら未成年名義でも契約は可能です。
18歳と19歳でも契約できる格安SIM
※上記の格安SIMは、未成年でも契約ができますが本人(未成年)名義のクレジットカードが必要になります。20歳以上でないと契約できない格安SIM
名義変更の可否
格安SIMを未成年名義で契約するのは心配だけど、成人したら本人名義に変更したいと考える方もいるかもしれません。ただ、格安SIMは名義変更ができる会社がかなり少ないです。
子供が成人した際に名義変更を行ないたい場合が、名義変更が可能な格安SIMから選ぶ必要があります。
名義変更が可能な格安SIMはこちら
- mineo
- OCNモバイルONE
- イオンモバイル