2020年1月6日、スマートフォンのベンチマークを測定するアプリケーション「Antutu」は2019年12月に発売済みのスマートフォンのパフォーマンスランキングを発表しました。
測定はv8にて行われ、スコアは最高スコアではなく平均スコアとなります。
2019年12月 Android Antutuランキング
10月から11月までは、「NEX 3 5G」が首位をキープしてしましたが、vivo iQOOシリーズのマイナーチェンジモデルがそれぞれ1位と2位を獲得iQOO Neo 855 Racing EditionとiQOO Pro 5GはSoCにSnapdragon 855 Plusが搭載され、ストレージ規格はUFS 3.0をサポート。
また、上位3機種が全てvivo端末であるのも驚きです。
4位以降の顔ぶれは先月から大きな変動はありません。
Antutuの提供元によると、vivoの3端末はソフトウェアの最適化が行われており、搭載されている冷却性能も相まってSoCを長時間にわたって高周波数で動作させることができていると評価しています。
端末名 | ベンチマークスコア | |
1 | vivo iQOO Neo Racing Edition 8GB+128GB | 504432 |
2 | vivo iQOO Pro 5G 8GB+256GB | 499446 |
3 | vivo NEX 3 5G 8GB+256GB | 498596 |
4 | OnePlus 7T 8GB+256GB | 493517 |
5 | OnePlus 7T Pro 8GB+256GB | 492333 |
6 | ROG Phone 2 8GB+128GB | 491167 |
7 | Honor V30 Pro 5G 8GB+256GB | 487969 |
8 | Realme X2 Pro 8GB+128GB | 482456 |
9 | Black Shark 2 Pro 12GB+256GB | 480672 |
10 | Xiaomi Mi 9 Pro 5G 12GB+512GB | 480333 |
2019年12月 Android ミドルレンジAntutuランキング
ミドルレンジ部門では、12月に発売されたばかりの「vivo X30 Pro 5G」と「OPPO Reno 3 Pro 5G」が先月の首位であった「Honor 9X Pro」を上回りました。vivo X30 Pro 5GはSamsung製SoC Exynos 980 5Gが搭載され、OPPO Reno 3 Pro 5GはSnapdragon 765Gが搭載されています。
3位以降は先月から大きな変更はありません。
また、2位のOPPO Reno 3 Pro 5Gよりも高いスコアを出している端末としてOPPO Reno 3 5Gが存在します。
OPPO Reno 3 5GはSoCにMediaTek Dimensity 1000Lを搭載していますが、このSoCは現時点で同端末のみの搭載であり、十分な統計データが得られないとして今回のランキングからは除外されています。
いずれにせよ、12月はハイエンド部門、ミドルレンジ部門ともにvivoのパフォーマンスの高さが目立つ結果となりました。
端末名 | ベンチマークスコア | |
1 | vivo X30 Pro 5G 8GB+128GB | 327527 |
2 | OPPO Reno 3 Pro 5G 8GB+128GB | 318328 |
3 | Honor 9X Pro 8GB+256GB | 310398 |
4 | Honor 20s 6GB+128GB | 301086 |
5 | Honor 9X 6GB+128GB | 300496 |
6 | Redmi Note 8 Pro 8GB+128GB | 288917 |
7 | Redmi K30 8GB+128GB | 275592 |
8 | Xioami Mi CC9 Pro 8GB+128GB | 266663 |
9 | OPPO Reno 2 8GB+128GB | 266549 |
10 | Realme X2 8GB+128GB | 266142 |