中国メーカーXiaomiは5月28日、北京にてRedmi K20新製品発表会を開催し、Redmi K20シリーズとして「Redmi K20」と「Redmi K20 Pro」を発表しました。(Redmi K20についてはこちら)
Redmi K20 ProはSnapdragon 855を搭載しつつも、本体価格は約4万円〜と非常に安くフラグシップキラーとして大きな注目を集めています。
今回はそんなRedmi K20 Proの詳細スペックについて解説しています。
目次
Redmi K20 Proを3行でまとめると、、、
- Snapdragon 855 + RAM 6/8GB
- 6.39インチの有機ELディスプレイでノッチレス
- 4800万画素トリプルカメラ+2000万画素ポップアップ式のインカメラを搭載
Redmi K20 Proのファーストインプレッション
Redmi K20 Proの基本情報:スペック
価格 | 6GB+64GB:2499元(約39,500円) 6GB+128GB:2599元(約41,100円) 8GB+128GB:2799元(約44,300円) 8GB+256GB:2999元(約47,400円) |
OS | Android 9 Pie (MIUI 10) |
SoC | Snapdragon 855 |
RAM | 6GB/8GB |
ROM | 64GB/128GB/256GB |
Antutuスコア | 388000 |
ディスプレイ | 6.39インチ FHD+ 2340×1080 アスペクト比 19.5:9 AMOLED |
カメラ | アウト:4800万画素(SONY IMX586 F1.75)+1300万画素(超広角 S5K3L6 F2.4)+800万画素(望遠2倍 OV8856 F2.4) イン:2000万画素 F2.2 ポップアップ式カメラ |
バッテリー | 4000mAh(急速充電QC4.0/ 27W) |
カラー | ブラック/レッド/ブルー |
サイズ | 156.7×73.3×8.8mm |
重量 | 191g |
対応バンド | 4G LTE FDD B1/B3/B5/B7/B8 LTE TDD B34/B38/B39/B40/B41(2535 – 2655 120MHz) 3G WCDMA B1/B2/B5/B8 TD-SCDMA B34/B39 CDMA EVDO BC0 2G GSM B2/B3/B5/B8 CDMA 1X BC0 |
対応バンドについてはこちら
Redmi K20 Proの付属品
- 充電アダプター
- Type-C USBケーブル
- 保護ケース
- SIMピン
- 取扱説明書
- 保証書
Redmi K20 Proのデザイン
Redmi K20 Proはインカメラがポップアップ式となっており、ノッチレスで画面占有率が非常に高いのが特徴です。背面には中央部にトリプルカメラのみの配置で、指紋認証センサーはディスプレイに内蔵されています。
また、背面パネルはガラスパネルが採用されており3D曲面加工が施されています。
光の当たる角度によって見え方が異なり、フラグシップモデルのような高級感すら感じられます。
充電端子はUSB Type-Cをサポートし、イヤホンジャックも搭載されています。
Redmi K20 Proの性能
Snapdragon 855を搭載
Redmi K20 ProはSoCにSnapdragon 855、RAMは6/8GBの仕様です。下位モデルのRedmi K20はSnapdragon 730なので、SoCが異なります。
Snapdragon 855はQualcomm社の最新かつ最高性能のSoCであり、フラグシップ機である「Xiaomi Mi 9」や「OnePlus 7 Pro」、「Galaxy S10」でも搭載されています。
ただ、それらのフラグシップ機は本体価格が高いのが事実、、、。
そんな中、登場したRedmi K20 ProはSnapdragon 855を搭載したスマートフォンでありながら、本体価格は約39,000円〜と驚異的な安さとなっています。これこそが、フラグシップキラーと呼ばれる由縁でしょう。 さらに、ゲーミング性能も有しているのが大きなポイントです。
Xiaomi Mi 9などでも搭載されていた「Game Turbo」の強化版である「Game Turbo 2.0」を搭載しています。
この機能はゲームの負荷に合わせてCPUの周波数を動的に調整し、パフォーマンスを向上させることが可能にします。
また、CPUの熱を素早く放出させるための冷却性能も備えており、約8℃も冷却することができます。
これらにより、CPUの負荷も減り、電力効率も上がり長時間のゲームも快適にプレイできるようになります。
6.39インチ AMOLEDディスプレイ
Redmi K20 Proは6.39インチのAMOLED(有機EL)で解像度 FHD+(2340 × 1080)のディスプレイを搭載ディスプレイは下位モデルである「Redmi K20」と同様です。
先にも述べたように、ポップアップ式カメラを採用したことにより、ノッチレスデザインとなり画面占有率91.9%を実現しています。
また、有機ELはバックライトを必要とせずドット自体が点灯・消灯するため色の表現力、特に黒色が綺麗に描画されます。
4800万画素 トリプルカメラを搭載
Redmi K20 Proは4800万画素(メイン SONY IMX586 F1.75)+1300万画素(超広角 S5K3L6 F2.4)+800万画素(望遠2倍 OV8856 F2.4)のカメラ構成となっています。下位モデルの「Redmi K20」ではメインカメラにSONY IMX 582が採用されていましたが、「Redmi K20 Pro」ではSONY IMX 586とアップグレードされています。 800万画素の望遠レンズにより、上記の画像のように遠くの風景をズームしても高精細な撮影が可能です。 1300万画素の広角カメラでは124.8°の広角撮影が可能で広い風景でも全体を捉えた撮影がしやすくなります。
この画角はスマートフォンの中ではかなり広いうほうです。
また、レンズが多くの光を捉えることができ夜景などの暗所での撮影も得意としています。
2000万画素 ポップアップ式インカメラ
インカメラには2000万画素のポップアップ式カメラを搭載約0.8秒で昇降し、落下自動検知システムを採用されています。
インカメラにはビューティー機能が備わっており自動補正による美しいセルフィーが可能です。
4000mAhのバッテリー容量+27Wの急速充電
Redmi K20 Proでは4,000mAhのバッテリー容量を搭載し27Wの急速充電に対応下位モデルの「Redmi K20」とバッテリー容量は同じですが、18Wの急速充電であるので充電速度がアップグレードされています。
約30分の充電で58%の充電が可能です。
充電時のアニメーションがかっこよくで個人的に高評価のポイントです。
(ちなみに、Mi 9Tではアニメーションがなかったです)
ディスプレイ指紋認証&顔認証に対応
Redmi K20 Proは顔認証と第7世代のディスプレイ指紋認証に対応ディスプレイ指紋認証の精度は高まり、解除スピードも速くなっています。
また、顔認証の際はポップアップ式カメラが自動で昇降するのですが、昇降スピードと認証スピードが非常に速く驚きました。
まとめ:Redmi K20 Proは買いか否か
ズバリ、買いです!非常に買いです!!Snapdragon 855、有機EL、4800万画素トリプルカメラにポップアップ式カメラとフラグシップ機のようなスペックを有していながらも約39,000円〜という驚異的なコストパフォーマンスを誇ります。
こんなスマホを待っていた!という方も多いでしょう。現地での発売日は6月1日とのことです。
販売サイト | 価格(9/21更新) |
AliExpress | 約32,800円 |
Banggood | 約40,000円 |
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