中国Xiaomiが2018年11月、フラグシップモデル「Xiaomi Mi Mix 3 」を発売しました。「Xiaomi Mi Mix 2S」の後継機であり、主にディスプレイが大きく進化しました。
発売当時は海外モデルのみの販売で日本での使用ができなかったのですが2019年1月より日本でも使用できるグローバルモデルがリリースされました。
目次
Xiaomi Mi Mix 3 を3行でまとめると、、、
- 手動スライド式カメラ搭載
- ノッチなしで真のベゼルレスディスプレイ
- バッテリー容量は3,200mAhでやや控えめ
Xiaomi Mi Mix 3 のファーストインプレッション
Xiaomi Mi Mix 3 の基本情報:スペック
価格 | 約54,000円〜 |
OS | Android 9.0 (Pie) / MIUI 10 |
SoC | Snapdragon 845 |
RAM | 6GB / 8GB / 10GB |
ROM | 128GB / 256GB / 512GB |
Antutuスコア | 284000 |
ディスプレイ | 6.39インチ 有機EL 1080 x 2340(フルHD+) アスペクト比19.5:9 |
カメラ | メイン:12 + 12MP, F値/1.8 光学手ブレ補正 フロント:24 + 2MP 手動スライドカメラ |
バッテリー | 3200mAh |
カラー | ブルー/グリーン/ブラック |
重量 | 218g |
対応バンド | GSM: B2/3/5/8 CDMA1X: BC0/BC1/BC6/BC10 WCDMA: B1/2/3/4/5/6/8/9/19 TD-SCDMA:B34/39 CDMA EVDO BC0/BC1/BC6/BC10 FDD-LTE: B1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/ 20/25/26/28/29/30/66 TDD-LTE: B34/38/39/40/41 |
Xiaomi Mi Mix 3 の付属品
- 保護ケース
- Xiaomiワイヤレス充電器
- Type-C USBケーブル
- Type-C イヤホン変換器
- SIMピン
- ユーザーガイド
- 保証書
Xiaomi Mi Mix 3 のデザイン
外観デザインは、光沢のある仕上げでエレガントさを表現しハイエンドモデルにふさわしい高級感のあるデザインです。また、両サイドはエッジ加工が施されており丸みを帯びているので持ち心地は良いです。
ディスプレイサイズは6.39インチと数値だけを見ると大きく感じるかもしれませんが、19.5:9の縦長比であるため横幅は74mmでスリムになっています。
大画面で知られるiPhone 8 Plusは5.5インチで横幅78mmなので、Xiaomi Mi Mix3 がいかに大画面で持ち心地も追求されているのかが分かります。
Xiaomi Mi Mix 3 の性能
6.39インチで真のベゼルレスディスプレイ
Xiaomi Mi Mix3 はスライド式カメラを搭載することにより、前面ディスプレイにフロントカメラがないため、ノッチレスで上下左右にベゼルもない完全ベゼルレスディスプレイを実現しています。ゲーマーが頭を悩ませる、ノッチ部分がゲーム内の描画を邪魔してしまう現象があります。
でも、Xiaomi Mi Mix3 ならノッチ自体がないので完璧な描画でプレイすることができます。
Snapdragon 845 を搭載
Xiaomi Mi Mix3 はプロセッサーにSnapdragon 845を搭載しています。2019年3月現在、Qualcomm社の最新で最高のSoCはSnapdragon 855であり、ハイエンドモデルとして最高ではないもののQualcomm社最上位グレードのSnapdragon 845になります。
これは前モデルの「Xiaomi Mi Mix 2S」と同じであり、メインメモリの増量以外は大きなパフォーマンスアップはなさそうです。
ただ、普段使いとしてはもちろん、PUBGなどの重量級の3Dゲームでも快適にプレイすることができるスペックを持ち合わせてるハイスペックスマホと言えます。(グラフィック設定は調整が必要かも)
12MP+12MPのAIディアルカメラを搭載
メインカメラは12MPのSONY「IMX363」のf/1.8に12MPのSAMSUNG製「S5K3M3+」のディアルレンズ構成になっています。F値1.8の絞り値のおかげで暗所でも明るい撮影を可能にしたり、性能として2倍光学ズームや4軸手振れ補正機能も搭載しています。
スマホカメラの性能を調査する第三者機関である「DXOMARK」の評価では発売されている全てのスマホの中で8番目のスマホと評されており、Xiaomiの中では「Xiaomi mi9」に次ぐカメラ性能でiPhone XR やHUAWEI P20よりも良い評価を受けています。
手動スライド式 AIディアルカメラ仕様のインカメラ
Xiaomi Mi Mix 3のインカメラは端末をスライドすることで出現する「手動スライド式カメラ」を搭載背面のメインカメラも素晴らしいのですが、このインカメラの性能も負けていません。
SONY「IMX576」の2400万画素カメラに「OC0A10」の200万画素カメラを組み合わせたAIディアルレンズ構成になっています。
通常にスマホはディスプレイにノッチを使って埋め込むので単眼カメラになりがちですが、Xiaomi Mi Mix 3はスライド式にすることでインカメラ性能を上げています。
AIによるシーン認識やAIが被写体と背景の境目を認識することでクオリティの高いポートレート撮影が可能です。
3200mAh、ワイヤレス充電器が付属!
Xiaomi Mi Mix 3は近年の大容量バッテリーブームからすると控えめな3100mAhのバッテリー容量となっています。モバイルバッテリーは持っといたほうが安心という印象です。
充電仕様としては、最大18Wの超高速充電に対応。
そして、ポイントなのが10W充電ができるワイヤレス充電器が付属されることです。購入すると5,000円ほどするワイヤレス充電器が付いてくるのは嬉しいですね。
まとめ:Xiaomi Mi Mix 3 は買いか否か
ズバリ、買いとは言い切れないです。同じ価格でSnapdragon 855なら即決レベルだったのですが、、、
ただ、カメラ性能は素晴らしくベゼルレスのスライド式カメラが欲しい方は、「Xiaomi Mi Mix 3」と「OPPO Find X」の2択になるでしょう。OPPO Find Xは12万円ほどするので、Xiaomi Mi Mix 3の方がコスパは優れていてオススメできます。
ベゼルレスやスライドカメラにこだわらないのであれば、スペックもカメラ性能も上位の「Xiaomi mi 9」を検討すると良いでしょう。
販売サイト | 価格(9/29更新) |
Banggood | 57,800円 |
Gearbest | 81,400円 |
AliExpress | 34,000円 |