スマートフォンのベンチマークを測定するアプリ「Antutu」による、2019年11月のAndroidスマートフォンTOP10が発表されました。
測定は、Antutu V8にて行われています。
ベンチマークスコアは最高スコアではなく平均スコアであり、それぞれのデータの統計は1000を超えているとのこと。
2019年11月 Android Antutuランキング
上位5機種の順位は10月のランキングと据え置き平均スコアが48万点超えとなると、なかなか追い越すことは難しいようですね。
また、ほとんどの端末がSoCにSnapdragon 855 Plusを搭載し、ストレージ規格はUFS 3.0に対応
そして、OnePlus 7Tシリーズのように90Hzのリフレッシュレートにサポートする端末も見受けられます。
これらのスペックが前提となり、いかにソフトウェアとチューニングするかによってスコアの結果に僅かな差が現れるようです。
そして、TOP10の中で惟一、QualcommのSoCではなく自社開発のSoC Kirin 990を搭載するHUAWEI Mate 30 Pro 5Gがなんとか食らいついています。
先日、実機が届いたので実際に測定してみました。
Mate 30 Pro 5G版は実測で474353
端末名 | ベンチマークスコア | |
1 | vivo NEX 3 5G 8GB+256GB | 486432 |
2 | vivo iQOO Pro 5G 8GB+256GB | 484522 |
3 | OnePlus 7T 8GB+256GB | 482418 |
4 | OnePlus 7T Pro 12GB+256GB | 482415 |
5 | ROG Phone 2 8GB+128GB | 480020 |
6 | Realme X2 Pro 12GB+256GB | 474668 |
7 | vivo iQOO Neo 855 8GB+256GB | 472304 |
8 | BlackShark 2 Pro 12GB+256GB | 469403 |
9 | Xiaomi Mi 9 Pro 5G 12GB+512GB | 468838 |
10 | HUAWEI Mate 30 Pro 5G 8GB+512GB | 461939 |
2019年11月 AndroidミドルレンジAntutuランキング
ミドルレンジ部門はHUAWEIおよびサブブランドのHonorが独占独自SoCであるKirin 810を採用することで、パフォーマンスを最大限に引き上げつつもコストを抑えることに成功している印象です。
そして5位には、MediaTek製SoC Helio G90Tを搭載するRedmi Note 8 Proがランクイン。
ハイエンド部門ではQualcomm製のSnapdragon 855 Plusを搭載した端末が高スコアを記録していましたが、ミドルレンジ部門ではTOP5から外れています。
端末名 | ベンチマークスコア | |
1 | Honor 9X Pro 8GB+256GB | 301107 |
2 | Honor 20S 6GB+128GB | 296152 |
3 | HUAWEI nova 5z 6GB+64GB | 295760 |
4 | Honor 9X 6GB+128GB | 292341 |
5 | Redmi Note 8 Pro 8GB+128GB | 281602 |
6 | Realme X2 8GB+128GB | 258555 |
7 | Xiaomi CC9 Pro 8GB+128GB | 257422 |
8 | OPPO Reno 2 8GB+128GB | 257291 |
9 | Redmi K20 6GB+128GB | 251138 |
10 | vivo Z5 6GB+256GB | 230205 |