スマートフォンのベンチマークを測定するアプリ「Antutu」による、2019年9月のAndroidスマートフォンTOP10が発表されました。
測定は、Antutu V8にて行われています。
ベンチマークスコアは最高スコアではなく平均スコアであり、それぞれのデータの統計は1000を超えているとのこと。
2019年10月 Android Antutuランキング
先月に引き続き、vivoから二つの端末が1位と2位の座に。その2機種を追うように10月に発表されたばかりのOnePlus 7TとOnePlus 7T Proがランクイン。
やはり、最高性能のレベルになってくるとSnapdragon 855 Plus を搭載していることが前提で、ストレージがUFS 3.0に対応し、ディスプレイのリフレッシュレートを高めることがパフォーマンスを高めるために必要になってくるようです。
また、印象的だったのがRealme X2 Proが8位にランクインしていること。
10位以内にランクインしている端末の中では価格が圧倒的に安い、40,000円〜の定価になります。
端末名 | ベンチマークスコア | |
1 | vivo NEX 3 5G 8GB+256GB | 482917 |
2 | vivo iQOO Pro 5G 12GB+256GB | 481997 |
3 | OnePlus 7T 8GB+256GB | 481784 |
4 | OnePlus 7T Pro 8GB+256GB | 480902 |
5 | ROG phone 2 8GB+128GB | 477596 |
6 | Xiaomi Mi 9 Pro 5G 12GB+512GB | 467415 |
7 | BlackShark 2 Pro 12GB+256GB | 466373 |
8 | Realme X2 Pro 8GB+128GB | 464354 |
9 | MEIZU 16s Pro 8GB+128GB | 459982 |
10 | Redmi K20 Pro Exclusive Edition 12GB+512GB | 456034 |
2019年10月 Android ミドルレンジAntutuランキング
ミドルレンジ部門はKirin 810を搭載したHUAWEIのサブブランドHonorがTOP3を独占!フラグシップ部門では惜しくもHUAWEI端末はランクインしませんでしたが、ミドルレンジ部門では独自チップの強みが出ています。
また、注目して欲しいのがRedmi Note 8 Proが4位にランクインしていること。
Redmi Note 8 ProはSoCにMediaTek製 Helio G90Tを搭載している端末。発表当時はQualcomm製のSnapdragonではないことで厳しい意見もありましたが、結果的にパフォーマンスでSnapdragon 730Gを上回っています。
10位以内にランクインしている端末はHonorやRedmi、Realmeなどの端末が多く、サブブランドの”強さ”が顕著に現れていますね。
とは言え、ベンチマークスコア28万点以上の端末が2万円以下で購入できる時代になったことは消費者にとっては嬉しいことですね。
端末名 | ベンチマークスコア | |
1 | Honor 9X Pro 8GB+256GB | 299194 |
2 | Honor 9X 6GB+128GB | 291690 |
3 | Honor 20S 8GB+128GB | 290936 |
4 | Redmi Note 8 Pro 8GB+128GB | 281580 |
5 | Realme X2 8GB+128GB | 256713 |
6 | OPPO Reno 2 8GB+128GB | 255873 |
7 | Redmi K20 6GB+128GB | 250219 |
8 | Xiaomi Mi9 SE 6GB+128GB | 218273 |
9 | Realme Q 6GB+64GB | 215367 |
10 | vivo X27 8GB+256GB | 213546 |