2020年2月4日、スマートフォンのベンチマークを測定するアプリケーション「Antutu」は2020年1月に発売済みのスマートフォンのパフォーマンスランキングを発表しました。
測定はv8にて行われ、スコアは最高スコアではなく1000以上のデータの平均スコアとなります。
2020年1月 Android Antutuランキング
1月は、2019年12月と同様にvivoの3端末がTOP3を独占TOP3の3端末は、Snapdragon 855 Plusに加え、UFS 3.0・F2FS(フラッシュファイルシステム)やTurboWrite テクノロジー・HPBテクノロジー・Monster Compilation Enhancementテクノロジーなどのソフトウェアの最適化が行われており、長い時間高周波数で動作し続けることが可能なため、他のSnapdragon 855 Plus機よりも高いスコアを記録している。とAntutuは述べています。
また、12月にTOP10にランクインしていた「Mi 9 Pro」と「Black Shark 2 Pro」は公式ページから削除されたため、ランク外となり繰り上げで「OPPO Reno Ace」と「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」がTOP10に名を連ねました。
2月は、今回ランク外となった2機種の最新モデル「Mi 10 Pro」と「Black Shark 3」がSnapdragon 865を搭載し、発表されると見られています。
大きなランク変動が予想されるので非常に楽しみです。
端末名 | ベンチマークスコア | |
1 | vivo iQOO Neo Racing Edition 8GB+128GB | 504796 |
2 | vivo iQOO Pro 5G 8GB+256GB | 502288 |
3 | vivo NEX 3 5G 8GB+256GB | 498223 |
4 | OnePlus 7T Pro 8GB+256GB | 496134 |
5 | OnePlus 7T 8GB+256GB | 495733 |
6 | ROG Phone 2 8GB+128GB | 491491 |
7 | Realme X2 Pro 8GB+128GB | 484106 |
8 | Honor V30 Pro 5G 8GB+256GB | 481121 |
9 | OPPO Reno Ace 8GB+256GB | 476144 |
10 | HUAWEI Mate 30 Pro 5G 8GB+256GB | 472698 |
2020年1月 Android ミドルレンジAntutuランキング
2019年12月の段階では統計データ不足により、ランキングから除外されたOPPO Reno 3 5Gが2位に大きく差を付けて1位に浮上搭載SoCはDimensity 1000Lで、現時点では同端末のみしか搭載されていないSoCです。そのため、実力が不透明でしたが、この結果により確かなパフォーマンスの高さをアピール
また、ミドルレンジ帯で今まで採用されることの多かったSnapdragon 730Gよりも、Exynos 980・Kirin 810・Helio G90Tの方がスコアが高いのが印象的です。
端末名 | ベンチマークスコア | |
1 | OPPO Reno 3 5G 8GB+128GB | 397965 |
2 | vivo X30 Pro 5G 8GB+128GB | 326851 |
3 | Redmi K30 5G 8GB+128GB | 322927 |
4 | OPPO Reno 3 Pro 5G 6GB+128GB | 320597 |
5 | Honor 9X Pro 8GB+256GB | 311226 |
6 | HUAWEI nova 6 SE 8GB+128GB | 305797 |
7 | Honor 20S 6GB+128GB | 303127 |
8 | Redmi Note 8 Pro 6GB+128GB | 289696 |
9 | Redmi K30 8GB+128GB | 275323 |
10 | OPPO Reno 2 8GB+128GB | 267809 |