![格安SIM 1GB](https://simtaro.com/wp-content/uploads/2019/08/1gb_00.jpg)
この記事は、6月27日に更新されました。
毎月のスマホ料金を
大幅に節約できる、「格安SIM」。
様々な使い方をする、
一人一人に合ったプランがあるのが、
大きな特徴、利点です。
しかし、それは逆に、デメリットにもなります。
料金やデータ容量のプランが細かく分かれているがために、
「サイトを見てもよく分からない」
「多すぎて自分にあったプランが選べない」
と思う方も、多いのではないでしょうか。
せっかく格安SIMに興味を持ったのに、
契約を諦めてしまうのは、実にもったいない!!
そんなわけで今回は、
毎月「1GBの高速通信」が利用できる、
格安SIMを調査。
各社の特徴と料金、おすすめポイントをまとめてみました。
「家ではWi-Fi!」
「外ではスマホはあまり使わない!」
「SNSが利用できれば十分」
という、あなた!
小容量プランの格安SIMは、
毎月のスマホ料金を大幅に節約できる、オススメのプランです。
この記事を読んで、格安SIMの仕組みを理解。
格安SIMで節約して、おトクな毎日を送りましょう!
目次
月1GBの格安SIMのポイント
![1GBのSIMの選び方](https://simtaro.com/wp-content/uploads/2020/05/sim-card-4475676_640.jpg)
有名の老舗から新規参入まで、
多くの企業が多様なプランを提供しています。
ここでは、月1GB以下のSIMの利用を考えているあなたのために、
小容量の格安SIMを選ぶ、ポイントを伝授。
予備知識として、このポイントは、抑えておきましょう!
どんな人にオススメ?
![1GBプランが向いてる人は?](https://simtaro.com/wp-content/uploads/2020/05/sim-1gb-01.jpg)
古代中国、孫子の言葉ですね。
転じて、
なにか問題を解決するときは、
その内容を吟味し、
かつ自分の強み、弱みを認識したうえで対処すれば、うまくいく、
という意味になっています。
大事なのは、敵(格安SIMのプラン)と己(自分の使い方)を知ること!
ここではまず、
自分のスマートフォンの普段の使い方を振り返ってみて下さい。
そして、
今から紹介していく「月1GB以下のプランがおすすめな人」
をみて、
自分は向いているのか、判断していきましょう!
とにかく安く!
「安いは、正義!」「とにかく安く!」
そんなあなたには、小容量プランは非常におすすめ。
データ専用SIMでは、
月額500~600円
音声通話付きSIMでは、
月額1100~1200円
くらいが相場です。
格安SIMを試してみたい
「格安SIM、興味はあるけど」「試しに使ってみたい」
いいですね。試しに、1GBプランを、初めてみませんか?
そんなあなたには、
途中でいつでも解約できる、
データ専用SIMから始めるのが良いでしょう。
家や会社ではwifiがある
「家でモバイルデータ通信は使わない」「スマホはWi-Fiでの利用が中心」
そんなあなたにも、小容量プランはぴったり。
外ではスマホをあまりみない
見てもLINEやメールが中心
「スマホはガラケーと同じ使い方しかしない」「外ではLINEが使えれば十分」
特に中高年の方は、このような利用が多いのではありませんか?
格安SIMの1GB,500MBプランであれば、
その利用方法を維持すれば、
必要最低限のコストでスマートフォンを維持できます。
1GBでできること
![1GBでどれだけ通信できるか](https://simtaro.com/wp-content/uploads/2019/08/sim-1gb-03.png)
1GBの通信量というと、
どれ位なのでしょうか。
下記を参考にしてみてください。
通信容量 | メール | SNS | Web | ビデオ通話 | 動画 | 特徴・備考 |
1GB | ○ | ○ | ○ | × | × | 料金は最安値 |
3GB | ○ | ○ | ○ | △ | △ | 格安SIMではもっともポピュラー |
5~6GB | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | キャリアとほぼ同じ容量 |
10GB~ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | データシェアもできる安心プラン |
無制限 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | 通信制限からおさらば |
- メール送受信:約2000通
- サイト閲覧:約3500ページ
- 動画(中画質):約4.5時間
- 音楽ダウンロード:約250曲
しかし、注意しないといけないのは、
この1GBは、1ヶ月のトータルの通信容量であるということ。
たった1日でも、2時間動画を見てしまったら、
すぐに500MBがなくなってしまいますね。
よって、
1GB以下の小容量プランは
・SNS(LINE、Twitter、Instagram)
・メール
・少しのサイト閲覧
が主な用途の人向けです。
小容量の格安SIMを選ぶポイント!
データ容量の繰越し
![繰越の有無も確認](https://simtaro.com/wp-content/uploads/2020/05/sim-iijmio-02.png)
やはり容量が少ないプラン。
その欠点をカバーするためには、繰越し機能が便利です。
この機能によって、当月の余った通信容量を、翌月に繰越すことができます。
小容量の格安SIMを契約するなら、この機能を備えている格安SIMを選ぶのが良いでしょう。
そうすれば、「月によって使う頻度に差が出る」という方でも安心です。
速度切り替え機能
![UQモバイルはアプリで速度切り替えが可能](https://simtaro.com/wp-content/uploads/2019/08/UQ-speed-2.png)
「速度切り替え」機能
がついているものが多いです。
これは、通常の高速モードと低速モードを、
自分の好きな時に簡単に切り替えることができる機能。
多くの場合は、
低速モードはデータ量を消費しない(無制限)仕様になっているので、
これをうまく運用することで、
通信制限にかかることなく、快適にスマートフォンを利用することができます。
低速モードの切り替え、バースト転送
![低速通信の質](https://simtaro.com/wp-content/uploads/2019/08/sim-1gb-04.jpg)
1GBを使い切ると通信制限がかかり、
低速通信(以下、低速モード)でのデータ通信になります。
月1GBのデータ量だと、
通信制限にかかる可能性が高いです。
低速モードの速度は格安SIMごとに異なり、
多くの場合は、速度は200kbpsです。
高速通信と比較すると、これはかなり遅い、ストレスフルな速度です。
これを解決する救世主が、バースト機能。
これは、
低速モードでも、
通信を開始した直後の一瞬だけ、高速通信ができる
という機能です。
これがあるのと無いのとでは、雲泥の差!
月1GB以下のプランを選ぶ場合、
低速モードの質は、とても重要なポイントになります。
○○フリーオプション
![LINEモバイル LINEカウントフリー](https://simtaro.com/wp-content/uploads/2019/08/sim-1gb-2.png)
特定のアプリでのデータ利用を0にする、
カウントフリーオプション。
例えばLINEモバイルの格安SIMは、標準機能で
LINE利用時のモバイルデータ通信をカウントフリー。
よってLINEモバイルは、
LINEの利用がメインの方にとっては、月額料金を抑えられる、
魅力的な格安SIMと言えるでしょう。
もしもの時のデータ追加
![OCNモバイルの通信容量購入](https://simtaro.com/wp-content/uploads/2019/08/sim-1gb-1.png)
そんな時に便利なのが、容量追加オプション。
通信容量を超えて通信制限になったとしても、
追加で通信容量を購入すれば、
高速通信を再度利用できるようになります。
厳選!低容量格安SIM、6つのオススメ!
6つのおすすめ格安SIMを重要8項目で比較!
おすすめの各社格安SIMの低容量プランを、- 月額料金(データ、音声通話)
- 音声通話機能付きSIMの最低利用期間と違約金
- データ容量繰り越しの有無(繰越)
- 低速モードの有無(切替)
- バースト転送の有無(転送)
- データ追加購入の可否(追加)
なお、
各回線のDはdocomo、Aはau、Sはsoftbankの略です。
「えっ、厳選したのにまだ6種類もあるの?」
と思った、あなた。
そうです。厳選に厳選を重ねた結果の、6種類です。
なぜか。
それは、どの格安SIMも、
表には表せない独自のオプション、個性があるからです。
それは今から、各社1つ1つ、解説していきます。
1GB
格安SIM (回線) | 音声 なし | 音声 通話 | 利用期間(月) /違約金 | 繰越 | 切替 | 転送 | 追加 |
OCNモバイルONE (D) | – | 1,180円 | なし | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
b-mobile (D/S) | – | 990円 (最安) | 5/8,000円 | × | × | × | 〇 |
イオンモバイル (D/A) | 480円 (最安) | 1,280円 | なし | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ロケットモバイル (D/A/S) | 590円 | 1,250円 | 12/9,500円 | 〇 | ✕ | 〇 | 〇 |
1GB未満
格安SIM (回線) | 音声 なし | 音声 通話 | 違約金 | 繰越 | 切替 | 転送 | 追加 |
LINEモバイル (D/A/S) 500MB | 600円 | 1,100円 | 12ヶ月/1,000円 | 〇 | ✕ | ✕ | 〇 |
mineo (D/A/S) | 700円~ | 1,310円~ | なし | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
OCN モバイル ONE
![OCNモバイルONEの詳細情報](https://simtaro.com/wp-content/uploads/2020/05/sim-1gb-05.png)
高いシェアを誇る大手プロバイダだけあり、
格安SIMも優れたサービスとなっています。
プランは高速通信が可能なものを含めた5種類から選択でき、
光サービスの「OCN 光」やIP電話の「050 plus」との組み合わせもお得。
容量の追加やSIMカードの追加など、
多くのオプションがあるのも魅力的です。
1GB/月のプランの価格はそこそこ。
SIMカードの追加が可能であること、
SIMカード1枚につき+700円で音声通話に対応できること
(SIM1枚だけなら月額1,800円)などの
柔軟さが特徴と言えます。
良く言えば万能、
悪く言えば特徴があまり無い、
そんな格安SIMになっています。
OCNモバイルONEのポイント!
- (+)解約違約金が発生しない
- (+)バースト転送に対応しており低速通信が速い
- (–)特徴や面白みはない
OCNモバイルONEはこんなあなたにおすすめ!
- 格安SIMは安心できる、有名どころがいい(安心のNTT)
- NTTの「OCN 光」を使っている(月額200円引き!)
- 隙のない、オールマイティがいい
b-mobile
![b-mobileの詳細情報](https://simtaro.com/wp-content/uploads/2019/08/1gb_08-1.png)
ソフトバンク系格安SIMに関してもパイオニア的な存在の格安SIMです。
知名度はそれほど高くありませんが、特徴的で豊富なプランが展開されています。
使いやすさや安定感含め、知る人ぞ知る老舗のブランドです。
安さも、大きな魅力。
音声通話付きの1GBプランは月額990円と、
格安SIMのなかで最安になっています。
他にも従量制の料金プランがあり、無駄なく使いこなしたい人におすすめです。
しかし、他社に充実しているデータ繰越や高速ONOFF機能、バースト転送は対応しておらず、少々不便な印象です。
b-mobileのポイント
- (+)とにかく安い
- (+)数少ないsoftbank系回線
- (–)データ通信の節約機能はあまり充実せず
b-mobileはこんなあなたにおすすめ!
- 月額料金はとにかく安くしたい
- スマートフォンの用途は固定ではない(データ節約機能はなくてもいい)
- softbankの端末で1GBプランを使いたい
イオンモバイル
![イオンモバイルの詳細情報](https://simtaro.com/wp-content/uploads/2019/08/1gb_06-1.png)
「イオンモバイル」。
イオンの各店舗で、
格安SIM・格安スマホを専門のスタッフと、
一緒に選ぶことができるのが魅力です。
格安SIMの料金プランが非常に細かく分けられていて、
ユーザーが使いたいベストなデータ通信量のプランを選ぶことや、途中でプランを変更することができます。
特に1GBのデータ専用SIMは、格安SIMのなかで最安!!
月額料金を安く利用したい人、
データ通信を多く利用したい人にも、おすすめな格安SIMです。
また全国のイオンモール200店舗以上に取扱店があるので、
サポート面も安心です!
ただし弱点として、
通信速度が微妙なことがあげられます。
イオンモバイルのポイント
- (+)1GBの月額料金が最安クラスに安い
- (+)細かい料金プラン
- (–)通信速度は今ひとつ
イオンモバイルはこんなあなたにおすすめ!
- データSIMをとにかく安く使いたい
- 試しに格安SIMを始めてみたい(豊富なプラン選択)
- 不安だからサポートを受けたい(イオンに行けば安心)
ロケットモバイル
![ロケットモバイルの詳細情報](https://simtaro.com/wp-content/uploads/2019/08/1gb_10-1.png)
神プランと呼ばれる破格級の激安プランが特徴的な格安SIM。
こちらが1番の人気ですが、
1GBプランも、最安レベルの価格設定となっています。
そんなロケットモバイルの特徴は、「いますぐプラン変更」機能。
通信容量が足りなくなった場合、
リアルタイムで上位プランに変更することができます。
また、アプリのダウンロードやアンケートに答えるとたまる
「ロケモバポイント」を貯めることで、
それを料金支払いに充てることもできます。
このような、独自の施策が魅力的ですね。
デメリットとしては、ロケットモバイルにはかけ放題プランが存在しません。
電話を多用するという方には、他の格安SIMをおすすめします。
ロケットモバイルのポイント
- (+)いつでもプランを変更できる「いますぐプラン変更」
- (+)データ繰越、バースト機能あり
- (–)通話し放題のオプションはない
ロケットモバイルはこんなあなたにおすすめ
- 電話はあまりしない、とにかく安く(ポイント利用で割引)
- 使うデータ量が安定しない(いつでもプラン変更可能)
- 神プランも使ってみたい(月末に神プランに変更可能)
LINEモバイル(500MB)
![LINEモバイル](https://simtaro.com/wp-content/uploads/2019/08/sim-1gb-3.png)
このLINEモバイルは、自社のLINEはもちろん、
SNSの利用者をターゲットにしている格安SIMです。
標準機能でLINE利用時のデータカウントがフリーになる他、
月額+280円でTwitterとFacebook、
月額+480円でTwitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC利用時の
データ通信量がゼロになります。
SNSのヘビーユーザーに優しい、まさにLINEらしいプランが充実した格安SIMですね。
デメリットとしては、通信速度の切り替えができない、バースト転送がない、という点があります。
LINEモバイルのポイント
- (+)LINE使い放題
- (+)追加料金を払えばSNS使い放題
- (–)通信節約機能に乏しい
LINEモバイルはこんなあなたにおすすめ
- SNS大好き!
- webや動画はほとんど見ない
mineo(500MB)
![mineo](https://simtaro.com/wp-content/uploads/2019/08/mineo_01-2.png)
余った通信容量を貯めたり、足りない通信容量を補充できる「フリータンク」、
通信容量を他人に送ることができる「パケットギフト」など、
月の通信容量が少なくても、これらの機能を駆使することで、
月の通信容量がたとえ500MBでも、
十分にスマートフォンを利用することができます。
さらに、回線はdocomo/au/softbankと、全てに対応。softbank回線は他と比べるとやや高額ですが、貴重な存在です。
デメリットとしては、
前述のようにmineoは無料オプションが多く、
それを理解し使いこなすのには時間がかかる、ということがあります。
mineoのポイント
- (+)docomo/au/softbankの3キャリアに対応した回線
- (+)多様な無料の独自オプションで通信容量節約
- (–)速度は今ひとつ、オプションが複雑
mineoはこんなあなたにおすすめ
- 多様なオプションを使いこなせる(大幅に通信容量節約!)
- 端末を変える頻度が多い(3キャリア対応)
まとめ
![](https://simtaro.com/wp-content/uploads/2019/08/sim-1gb-4.jpg)
1GB/月以下で利用できる格安SIMの魅力は、
なんといってもその安さ!
キャリアから乗り換えた場合、かなりの額を節約できるでしょう。
自宅や会社でWi-Fi環境がある人や、
外出先ではあまりスマホを利用しない人にとって、
低容量のプランは、とても魅力的な選択肢。
また、
格安SIMの中では
データ通信を高速モード/低速モードに切り替えられるものなど、
多様なサービスがあります。
工夫した使い方をすれば、1GBの容量でも、
十分に使うことができるでしょう!
この記事が、あなたの格安SIMの選定に役立てば、幸いです。
それでは、また別の記事で、お会いしましょう。