XiaomiサブブランドのPocoは9月7日、「Poco X3 NFC」を正式発表しました。
目次
Poco X3 NFCを3行でまとめると、、、
- Snapdragon 732Gを搭載し、Antutu30万点超え
- リフレッシュレート120Hzに対応し、調節可能
- デュアルステレオスピーカー+イヤホンジャック搭載
Poco X3 NFCのファーストインプレッション
スペック表は下記をご覧ください。スペックの見方、判断基準についてはこちら
対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
Poco X3 NFCのデザイン
まず、注目なのが背面パネルにデカデカと印字された「POCO」のロゴ最近、HONORやrealme端末などでも見かけますが、Poco X3は一味違います。
なんと、光の反射によってロゴの見え方が異なり、POCOのロゴが加減によっては目立たなくなります。
ビックロゴで目立ちたいのか目立ちたくないのか、、、
“合理化された3D湾曲フレーム”と称された筐体デザインですが、コストカット感を感じさせない仕上げとなっています。
ただし、指紋認証センサーは右側面に配置。残念ながら画面内ではありません。
もちろん、顔認証には対応。
Poco X3の地味に嬉しい点がIP53の防水防塵であること。
Redmi端末などに良くある撥水加工ではなく、TUV SUD認定の防水防塵性能を備えています。
IP53の程度としては、いかなる方向からの水の直接噴流によっての有害な影響なし+直径または厚さ2.5mmの固形物が内部に侵入しない。
Poco X3 NFCの性能
Snapdragon 732G搭載
事前のリーク情報通り、Qualcommが先日発表したばかりの新型ミドルレンジSoC Snapdragon 732Gを搭載Snapdragon 732Gは、Poco X3が初の搭載端末であり実機での動作は未知数ですが、同社によるとAntutuベンチマークにて301,581を記録!
日本でもお馴染みの高コスパ端末「Redmi Note 9S(日本版)」はSnapdragon 720Gを搭載し、国内にて約2.5万円で販売されています。
完全に上位互換です!!!
6.67インチ FHD+ディスプレイ
Poco X3は6.67インチ FHD+のディスプレイを搭載アスペクト比は20:9で画面占有率は91.25%です。
また、インカメラはパンチホール式を採用し、上部中央に配置しています。
インカメラは2000万画素
リフレッシュレート120Hz、
タッチサンプリングレート240Hzに対応
Poco X3は液晶ディスプレイの搭載になりますが、リフレッシュレートは120Hz、タッチサンプリングレートは240Hzにまで対応するミドルレンジとしては最高クラスの高リフレッシュレート端末となっています。びっくり!アプリごとにリフレッシュレートを調整
例えば、Twitterでは50Hz、YouTubeなら60Hz、ゲームなら90Hz、3Dゲームなら120Hzのように。
後述しますが、この切り替えこそが高リフレッシュレート端末ながらもバッテリー持ちを高める要因となっています。
5160mAhのバッテリー容量+33W急速充電
最大で10時間のゲームプレイ、17時間の動画再生、153時間の音楽再生が可能です。
また、33Wの急速充電にも対応しており30分で62%、65分で100%までの充電ができる充電速度!
(ちなみに、Redmi Note 9Sは5,020mAhのバッテリー容量、18W急速充電です。)
イヤホンジャック搭載+ステレオスピーカー
加えて、3.5mmイヤホンジャックもしっかり搭載!
高コスパ端末だと、コストカットのために真っ先にオーディオ部分が削られることが多いのですがPoco X3ではしっかりとゲーマーのツボを押さえています。
6400万画素を含むクアッドカメラ
Poco X3のカメラ構成は、6400万画素のメイン、1300万画素の超広角、200万画素の深度、200万画素のマクロセンサーを採用したクアッドカメラとなっています。
メインセンサーはSONY製 IMX 682を採用しており、ミドルレンジとしては十分過ぎる印象です。
まとめ:Poco X3 NFCの総評
なんと、Poco X3の価格は6GB+64GBモデルが€199(約25,000円)、6GB+128GBが€249(約31,000円)です。
完全にRedmi Note 9Sの上位互換と言えるでしょう。
Poco X3とRedmi Note 9Sの比較はこちら
AliExpressにて9月8日~9月9日(PST)の期間のみの限定価格(※日本時間だと9月8日17:00~9月9日17時)であり、それを過ぎると、6GB+64GBモデルが€229(約29,000円)、6GB+128GBが€269(約34,000円)に値上げされるようです。
ちなみに、AliExpressで先行販売が行われるPoco X3はグローバル版のため日本語対応!
高コスパかつ、発表直後に定価よりも安くグローバル版が日本からでも購入できる機会がないだけに、久しぶりにテンションが上がりました。