XiaomiのゲーミングブランドBlack Sharkは2020年3月3日、最新ゲーミングスマホ「Black Shark 3 Pro」を正式発表しました。
目次
Black Shark 3 Proを3行でまとめると、、、
- 7.1インチ AMOLEDの大型ディスプレイ
- R/Lボタンを物理ボタンとして搭載
- 音声コマンドや立体ステレオスピーカーなど豊かなゲーム体験のための機能
Black Shark 3 Proのファーストインプレッション
Black Shark 3 Proの基本情報:スペック
スペックの見方、判断基準についてはこちら対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
Black Shark 3 Proの付属品
- 充電アダプター
- USB Type-Cケーブル
- SIMピン
- ブランドステッカー
- ユーザーマニュアル
- 保証書
Black Shark 3 Proのデザインや性能
Black Shark 3 Proの、デザインは通常版と同様になります。また、基本スペックも通常版と同様になるので、「Black Shark 3」の記事をご覧ください。
Black Shark 3 Pro、通常版との違い
7.1インチの大型ディスプレイ
通常版は6.64インチでしたが、Black Shark 3 Proは7.1インチの大型ディスプレイを搭載。スマートフォンなの?と思うほどの大きさ
参考までに、Amazonのタブレット「Kindle Fire HD」が7インチのサイズ
そして、ポイントとなるのが通常版よりも解像度の高いQHD+(3120×1440)を採用しており細部まで細かい描画が可能
それに加えて、Black Shark 3と同様の色精度や色差を備えており、7インチ台のスマートフォンとしては、最高品質のディスプレイを搭載しています。
もちろん、リフレッシュレート90Hz・サンプリングレート270Hzにも対応
フラグシップのファブレットとしては、「HUAWEI Mate 20 X」以来の登場でファブレット好きは歓喜ですね!
また、通常版と同様にDC調光機能を搭載
ディスプレイに流す電流で明るさを調整することで”ちらつき”を防ぐことができます。
そのため、動画鑑賞や読書などゲーム以外の用途にも最適となっています。
物理ボタンでR/Lボタンを再現
PS4のコントローラーなどには、上部にR/Lボタンが搭載されておりゲームプレイには必須とも言える物理ボタンこれまでの、ゲーミングスマホは”感圧センサー”を搭載することでその機能を補っていましたが、どうしても押した感覚が物理ボタンとは異なります。
これを解決するために、Black Shark 3 Proでは思い切って物理ボタンとしてR/Lボタンを搭載しています。
電源ボタンや音量ボタンとは異なる機構を採用しており、それらよりも軽いタッチでボタンを押すことが可能です。
耐久性が懸念されますが、同社によるテストで検証済みとのこと。
また、この物理ボタンは、ゲームプレイ時のみ浮き上がる仕組みで、通常は筐体に格納されています。
そして、落下検知機能も搭載
R/Lボタンを使用している最中にスマホを落とした場合、落下を検知して自動でボタンが格納されるようになっています。
(ポップアップカメラの落下検知機能と同様の仕組みのようです。)
音声コントロールでプレイング
実用性は分かりませんが、音声コマンドをサポートしており音声コントロールでゲームプレイが可能です。5000mAhの大容量バッテリー
通常版では、4720mAhでしたが、Black Shark 3 Proは5000mAhのバッテリー容量を搭載急速充電は同様の65Wに対応しており、0%から50%までは12分、100%までは38分で充電することが可能です。
立体的な音を届けるステレオスピーカー
ステレオスピーカーを搭載するスマートフォンは珍しくないですが、ゲームへの没入感を高めるために、立体的なサウンドを実現します。発表会では、「iPhone 11 Pro」が例に出されていましたが、スマートフォンでステレオスピーカーを採用する場合、どちらかのスピーカーに偏ってサウンドが再生されるようです。(右側に車が走っている描画の場合)
しかし、Black Shark 3 Proでは、左右でのメリハリを付けながら、逆方向のスピーカーでも調整したサウンドを出すとのこと。
より立体的なサウンドを味合うことができ、ゲームへの没入感を高めることができます。
ゲーミングスマホとして最高の体験を
ゲーミングUI「Joy UI 11」
Black Sharkは、新たにゲーミングUI「Joy UI 11」を発表しました。Black Shark 3とBlack Shark 3 Proに搭載されます。
Android 10ベースのXiaomiのカスタムOS「MIUI 11」を、さらにゲーミング仕様にカスタムした独自UIとなります。
機能的には、MIUI 11と大きく変わらないようです。
豊富なオプションも発表
より豊かなゲーム体験を提供するために、別売りで豊富なオプションを発売外付けの空冷ファンや物理コントローラーなど、Black Shark 3シリーズ仕様になっています。