iQOOは7月9日、中国にて「iQOO Z1x」を正式発表しました。
目次
iQOO Z1xを3行でまとめると、、、
- 2020年7月現在、最安の5G端末
- Snapdragon 765Gを搭載して約2.4万円
- iQOO Z1と比較して約1万円安いが、スペックも大幅にダウン
iQOO Z1xのファーストインプレッション
iQOO Z1xの基本情報:スペック
スペックの見方、判断基準についてはこちら対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
iQOO Z1xの付属品
- 保護ケース
- 充電アダプター
- USB Type-Cケーブル
- SIMピン
iQOO Z1xのデザイン
iQOO Z1xは、右上にパンチホール、側面指紋認証を採用背面には「iQOO 5G」のロゴを記載し、トリプルカメラを搭載しています。
デザインは、「iQOO Z1」とほぼ同様になります。
iQOO Z1xの性能
Snapdragon 765Gを搭載
iQOO Z1xは、SoCにSnapdragon 765Gを搭載Snapdragon 765Gは、5G通信に対応したQualcommのミドルハイSoCとなります。
Antutuベンチマークは約30万点でKirin 810と同等のパフォーマンスがあります。
iQOOが6月に発売した「iQOO Z1」はSoCに「Dimensity 1000+」を搭載
このSoCを変更し、低価格化させたのが「iQOO Z1x」となります。
6.57インチ、120Hzのディスプレイ
iQOO Z1xは、右上パンチホールを採用した6.57インチのディスプレイを搭載ただし、有機ELではなく液晶ディスプレイを採用
また、リフレッシュレートは120Hzをサポート
1秒間に120回の書き換えが行われ、ゲーム等で滑らかな動きを実現
iQOO Z1は、6.57インチ液晶ディスプレイ搭載と同じですが、リフレッシュレートは144Hzをサポートしていました。
144Hz→120Hzにリフレッシュレートが変更されています。
4800万画素を含むトリプルカメラ
iQOO Z1xのカメラ構成は、4800万画素のメイン+200万画素の深度+200万画素のマクロカメラを採用したトリプルカメラとなっています。5000mAh、30W急速充電
iQOO Z1xは、5000mAhのバッテリー容量を搭載し、33Wの急速充電に対応30分で52%、60分で92%までの充電が可能です。
まとめ:iQOO Z1xの総評
iQOO Z1は2198元(約33,600円)だったのに対し、iQOO Z1xは1598元(約24,400円)約1万円ほど価格は安くなっていますが、下記のようにスペックはダウングレードしています。
Dimensity 1000+ → Snapdragon 765G
144Hz → 120Hz
44W急速充電 → 30W急速充電
800万画素(超広角) → 200万画素(深度)
これらが許容できるのならば、十分コスパに優れた端末となります。
なんと言ってもiQOO Z1xは最安の5G端末であるからです。
これまでの最安の5G端末はDimensity 820搭載の「Redmi 10X 5G」でした。
Redmi 10X 5Gの価格は1599元。
iQOOが狙ったかどうかは分かりませんが、「Redmi 10X 5G」よりも1元安い「iQOO Z1x」が現時点での最安の5G端末です。