中国メーカー、UMIDIGIは4月29日に「UMIDIGI A5 Pro」を発表しました。Aシリーズはコストパフォーマンスに優れたエントリーモデルとして高い人気を得ているシリーズであり、前モデルの「UMIDIGI A3 Pro」はコスパ抜群として多くの注目を集めていただけに後継機である「UMIDIGI A5 Pro」にも発売前から多くの期待を集めています。
UMIDIGI社のCEOによれば「Xiaomi Redmi 7キラーになるだろう」と言われており、1万円台のSIMフリースマートフォンの中に一石を投ずる可能性があります。
追記
ついに発売されました!予想通りの人気が伺えます。
さらに日本版Amazonでの発売が決定しました。
目次
UMIDIGI A5 Proを3行でまとめると、、、
- 広角レンズと深度レンズを加えたトリプルカメラを搭載!
- Helio P23と4GB/RAMを搭載!
- 指紋認証・顔認証・急速充電・トリプルスロット・大容量バッテリーのてんこ盛り!
UMIDIGI A5 Proのファーストインプレッション
UMIDIGI A5 Proの基本情報:スペック
価格 | 153$(約17,000円) |
OS | Android 9 Pie |
SoC | Helio P23 |
RAM | 4GB |
ROM | 32GB |
Antutuスコア | 82000 |
ディスプレイ | 6.3インチ FHD+ 2280×1080 アスペクト比 19:9 |
カメラ | アウト:1600万画素(メイン Sony IMX398 F1.8)+800万画素(広角)+500万画素(深度) イン:1600万画素 |
バッテリー | 4150mAh(急速充電 Pump Express3.0 10W) |
Wi-fi | 802.11 a/b/g/n |
Bluetooth | 4.2 |
カラー | Space Gray / Breathing Crystal |
サイズ | 156.0 x 75.9 x 8.2 mm |
重量 | 203g |
防水防塵 | – |
接続端子 | Micro USB |
イヤホン端子 | 有り |
生体認証 | 顔認証/指紋認証 |
対応バンド | 2G GSM 2 /3 /5 /8 3G WCDMA 1 /2 /4 /5 /6 /8 /19 4G TDD-LTE 38 /40 /41 FDD-LTE 1 /2 /3 /4 /5 /7 /8 /12 /13 /17 /18 /19 /20 /26 /28A /28B/66 |
技適認証 | 有り |
対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
UMIDIGI A5 Proの付属品
- 保護フィルム(貼り付け済み)
- 保護ケース
- MicroUSBケーブル
- 充電器
- SIMピン
- クイックスタートガイド
UMIDIGI A5 Proのデザイン
UMIDIGI A5 Proは水滴型ノッチを採用し、ベゼルが薄く画面占有率が高いのが特徴です。背面にはトリプルカメラとライト、指紋認証センサーを配置し、スタイリッシュでシンプルなデザインとなっています。
「UMIDIGI A5 Pro」は「UMIDIGI A3 Pro」より、幅が5.7mm広く、高さが8.8mm大きく、厚みが0.3mm薄くなりました。サイズ感としては、やや大きくなりつつも薄くなりました。
前モデルのUMIDIGI A3 Proは、正面カメラ・レシーバー・L+Pセンサー・LED通知が設置されたUノッチ型でしたが、UMIDIGI A5 Proは正面カメラ・レシーバーのみを配置した水滴型ノッチとなりました。
これにより、ステータスアイコンの表示数が増えたり、ゲームなどの描画が欠けてしまう事が少なくなりました。 また、メタルフレームに2.5Dカーブガラスが採用されており、光沢仕様が施され安価な値段からは想像できないクオリティーとなっています。
持ち心地としても損なわれないデザインで高評価です。
UMIDIGI A5 Proの性能
6.3インチ FHD+のディスプレイを搭載
UMIDIGI A5 Proは6.3インチ、解像度はFHD+ 2280×1080 のディスプレイを搭載UMIDIGI A3 Proは5.7インチ(1512×720)のディスプレイだったため、画面サイズ・解像度ともに上昇しています。
1万台ということで、解像度を心配する方がいるかもしれませんが、FHD+ 2280×1080 はスマートフォンの解像度の中でも比較的高く、画質の荒さを感じることはないでしょう。
ただ、iPhoneやハイエンドAndroidではディスプレイの有機ELを用いて、キレイな発色を実現していますがUMIDIGI A5 Proには有機ELは採用されていません。
Helio P23を搭載し、ミドルレンジのスペック
UMIDIGI A5 ProはSoCにHelio P23、RAMは4GBの構成となっています。UMIDIGI A3 ProはSoCにMT6739、RAMは3GBの構成だったのでパフォーマンスは大きく向上しています。また、CPUもクアッドコア(4つ)からオタクコア(8つ)に向上しているのもポイントです。
Antutuベンチマークでは8万点台と予想でき、スペックはミドルレンジ下位と言えるでしょう。A3 Proは3万点台のエントリーモデルだったので数値的にもパフォーマンスの強化が見て取れます。
PUBGなどの重量級の3Dゲームをプレイするのは難しいかもしれませんが、WEBやSNSなどの基本的な動作なら問題ないスペックです。
16MP+8MP+5MPのトリプルカメラを搭載
UMIDIGI A5 Proは1600万画素 SONY製IMX398 F1.8+800万画素 120° 超広角+500万画素 被写界深度測定用のトリプルレンズのカメラ構成となっています。1万台でトリプルカメラ搭載と聞くと「なんちゃってトリプルカメラ?」と思うでしょうが、深度測定レンズの搭載により画質が大幅に向上しているようです。
メインレンズは1600万画素でSONY製IMX393を搭載し、F値も1.8と明るいレンズを使用しており期待できそうです。
明るいレンズは多くの光を取り込む事ができるので、ボケがキレイに出たり、暗所での撮影に強くなります。 120度の広範囲撮影が可能な800万画素の広角レンズと500万画素の被写界深度測定用レンズのサブカメラの機能も気になるところですが、実機を入手次第、実際に撮影しレビューを追記していこうと思います。
1600万画素のインカメラを搭載
UMIDIGI A5 Proはインカメラに1600万画素のカメラを搭載A3 Proでは800万画素だったので2倍の画素数に強化されています。
4150mAhのバッテリー容量を搭載
UMIDIGI A5 Proは4150mAhのバッテリー容量を搭載し、急速充電 Pump Express3.0 10Wに対応しています。A3 Proは3300mAhだったのでかなり大容量化されました。
UMIDIGI A5 Proが搭載しているディスプレイやスペックの消費電力を考慮すると、4150mAhはかなりの大容量で丸1日使用してもバッテリー切れになることは少ないでしょう。
まとめ:UMIDIGI A5 Proは買いか否か
ズバリ、買いです!非常に買いです!こんなスマートフォンを待ってたという方も多いのではないでしょうか。価格も約17,000円と安価で1万台で購入できるスマホの中では圧倒的なコストパホーマンスを誇ります。
1万台のスマホが欲しい方に非常にオススメしたいスマホとなっています。UMIDIGIは今まで日本版Amazonでも製品ページを発売後に追加してきたので、UMIDIGI A5 Proも発売後しばらくして追加されると考えられます。
追記
日本版Amazonでも発売が決定したようです。
技適認証予定で価格は13,777円、7月20日より入荷予定となっています。
販売サイト | 価格(9/12更新) |
Gearbest | 10,899円 |
Banggood | 10,974円 |
AliExpress | 10,757円 |