Z FlipやS20発表で注目されるSamsung、国内では格安SIM等と一緒に販売されるコスパモデルが存在します。今回はその中でも最廉価モデルであるGalaxy A20の実力に迫っていくのでぜひ最後まで!よろしくお願いします!!
目次
Galaxy A20とは ?
そもそもGalaxy Aとは…? Galaxy A20のAシリーズは、普段よくCMなどで目にするSシリーズとは異なり、いろいろな価格帯のスマートフォンが多いのが特徴です。また、欧米版やグローバル版など売られる地域によって仕様が異なっています。Galaxy AシリーズはA20,A30,A40,A50,A51,A60,A70,A71,A80などがあり、その中でもA20やA30は日本国内でも販売されています。
今回紹介するモデルはGalaxy A20(SC-02M)国内モデル。欧米版といくつかちがいがあります。違いは大きく4つ次の通り!!
- カメラが2つから1つに
- 背面指紋認証がなしに
- おサイフケータイ機能が追加
- 有機EL(6.4inch)からTFT液晶(5.8inch) へ
Galaxy A20を4行でまとめると
- 最廉価モデルなのに防水防塵!!
- イヤホンジャック搭載
- おサイフケータイに対応
- 151gと軽量で持ちやすいスマホ!
Galaxy A20のスペック
スペックの見方、判断基準はこちらから対応バンドについてはこちらから
充電規格についてはこちらから
Galaxy A20を開封!
Galaxy A20のパッケージと付属品
付属品はかなりシンプル!SIMピン、箱、本体、説明書しかありません、国内版なので仕方ないですが充電アダプターやUSB Type-Cケーブルなどは別途購入する必要があります。
Galaxy A20の筐体デザイン
今回筆者が購入したGalaxy A20はレッド!最近のスマホでは珍しい色なの選びましたが、高級感のあるセラミックで気に入ってます!
持った印象はまるみを帯びているのでかなり持ちやすい。
150gと軽くて片手操作も楽々、参考にほかのスマートフォンの重さを載せておきます!
iPhone11 | 194 g |
iPhone6s | 143g |
AQUOS sense3 | 167g |
Mate 30 pro | 198g |
Galaxy A20 | 150g |
端子部は左スピーカー、中央type-C(PD2.0),右マイク 上部にはイヤホンジャックを搭載しています! 水滴ノッチを採用。
下部のベゼルは、やや厚くて気になる人も多いはず。
Galaxy A20のベンチマーク性能をチェック!!
Galaxy A20は、Samsung製SoCの Exynos 7885 を搭載しています。廉価版にしては高い性能を発揮します。Exynosはオーディオチップに力を入れていてホワイトノイズなどは聞こえませんでした!しかし、Dolbyは非対応。
Antutu ver8
Antutuベンチマークテストでは107074点。複数アプリを起動しても特に重さは感じないレベル。iPhone11 | 約55万点 |
iPhone6s | 約19万点 |
AQUOS sense3 | 約11万点 |
Mate 30 pro | 約39万点 |
Galaxy A20 | 約10万点 |
Geekbench 5
シングルコアは244点マルチコアは818点
ストレージはUFSではなくeMMCを採用しているため写真の転送に少し時間がります。しかし、デフォルトのギャラリーの使い勝手はかなり好印象、見やすい画面でストレスフリーでした。
Galaxy A20の3Dゲーム性能
今回はPUBG mobileで遊んでいきたいと思います。ゲーム起動時にはGame Booster。 Galaxy A20では、ゲーム起動時にゲームターボ機能も一緒に起動します。
Game Boosterでは各種設定画面、スクリーンキャプチャなどが可能です。
遊んでみて、カクつきがかなり気になりました。設定を変更し軽量化したらギリギリ遊べるレベル、複数の敵に遭遇した時にはさらにカクつきました。
やはり、低価格帯のエントリーモデルということで重量級の3Dゲームを快適にプレイするのは難しいでしょう。
モンストなどの2Dゲームならプレイに問題はありません。
微妙な結果で終わりました、、、
(端末のせいではないかもですが、、、)
Galaxy A20のUIや操作感は?
Galaxy A20は、すこしUIに難あり。特に設定画面は他のAndroid端末とはだいぶ見た目が違いワード検索も何も当たらなかったりしました。慣れるには時間がかかりそうです。
筆者が買ったのはdocomo版、いらないプリインストールアプリが多い印象。
ストレージが32GBと少な目なので、最低限にして欲しいのが本音、、、
ホーム画面には「 しゃべってコンシェル 」。以前より見た目が改善されていてあまり動き回らないのでイライラはしませんでした。タスク一覧を表示したときにも出てきます。
タスク一覧画面はとても使いやすいです。クイック起動用のショートカットも!
Galaxy A20の実機でカメラ撮影テスト
Galaxy A20のカメラ性能は必要十分といった感じ。8MPと聞いて少なく感じましたが実際に使うと不足は感じませんでした。ただ、ズームが必要な時には不便です4倍ズームまでしか対応していません。 設定できる項目は少なめ、、、
近距離撮影してみる
近距離での撮影もあまりボケることもなく比較的はっきりした写真が撮影可能。メインカメラも広角カメラなので手元撮影も十分。 キーボード表面の質感も表現できています!
夜景の写りは…?
Galaxy A20のカメラアプリにナイトモードはなかったのでそのまま撮影。 夜景は思ったよりかなりきれいに撮影できた。割と暗くてもちゃんと写る優秀なカメラで、夜景撮影も実用十分。ウォーターマークはSHOT ONではなく日本語表示で「Galaxy A20で撮影」とでます。少しダサいかも?
風景を広角カメラで撮影
ズームは4倍まで。4倍ズームするとあまりきれいに写らなかった、画角は広いので大きなものも撮りやすいですが、当たり前のようにカメラが複数あるスマホには劣ります。2倍ズームの状態ではきれいに写る。
2倍までなら実用可能レベルかなと思います。
大きめの被写体でも大丈夫。初期設定のカメラのシャッター音がかなり大きくワンテンポ遅れて「ジャギッ」のような音が鳴ります。人がいた場合迷惑なレベルの音なのでサイレントモードと併用していきたいですね!
日本版なので、音はもちろん出ます。
Galaxy A20のバッテリー性能は?
Galaxy A20は、バッテリーがとにかく長持ち使っている間は普通ですが、使っていないときの待機電力の消費がかなり少なかったです。買って1週間経つが充電したのは1回のみです。 3日と2時間の待機で8%しか消費していませんでした。
1時間Youtubeを再生で6%消費しか減りませんでした、ディスプレイに多くの電力を使っているみたいです。
スピーカーの音質はまずまずといった感じです。
軽量な本体に3000mAhでバッテリー持ちが良いとあればサブ機や音楽プレイヤーといった使い方もアリかも?
まとめ:Galaxy A20の実機レビュー
Galaxy A20は、おサイフケータイ 、防水防塵スマホである廉価グレードスマホ(AQUOS sense3など)より安価で見た目がいい。 ゲームをあまりしない人や充電持ちを気にする人にはおススメできるスマホです。また、ガラケーからの乗り換えなら、このスマホをおススメしたいです、普段使いには困らない普通のカメラ、Antutu10万点ほどあるのでライトな使い方をしている分にはカクつかない、それに大きめのディスプレイで入力しやすい。この安さなら乗り換えやすい!安心しておススメできます。 Galaxy A20 の付属品には充電器やケースやフィルムはついていないので注意が必要です。