モトローラは6.2インチ有機ELディスプレイを搭載し、縦に折り畳み可能なスマホ「razr」を正式発表しました。欧米で発売予定。米国ではキャリアのVerizon専売として発売されます。
サムスンの Galaxy Fold など、これまで発表された各社のフォルダブル(折りたたみ式画面)がの大画面を売りに、フラッグシップモデルの高性能だったのに対し、新生 razr は「デザインファースト」で開発された端末です。
開いた状態では最近の一般的なスマホと同じ広い画面で、畳めば小さなポケットにも入りやすく持ち歩きやすいサイズになることを優先しています。
razr は「防滴」に対応。ヒンジ部分は特許取得済みで隙間がないとしています。
Galaxy Foldは当初、画面内にゴミやホコリが入るという問題により発売延期を余儀なくされましたが、 razr は、しっかり対応できているようです。
畳んだ状態の外側には小さな2.7インチ画面があり、そのままの状態で通知を確認したり自撮りや音楽を楽しんだりすることが可能です。
目次
razrを3行でまとめると、、、
- 折り畳み可能な 6.2インチ有機ELディスプレイ
- タッチ対応のクイックビューディスプレイ
- 防滴対応
razrのファーストインプレッション
razrの基本情報：スペック
対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
razrの付属品
- 専用イヤホン
- アクセサリーケース、
- TurboPower 充電器、
- USB-Cケーブル
- ヘッドセットアダプターケーブル
- ガイド
razrのデザイン
折りたたんだ時のサイズは 72 x 94 x 14mm と超小型でポケットにもすっぽり入るサイズを実現しています。
底部には指紋認証センサーを搭載。折りたたみ状態で、サブディスプレイ側で様々な通知チェックや操作ができるほか、その操作を開いた状態でも継続できます。
カラーバリエーションは「 ノワール・ブラック 」一色となっておりとてもクールな印象です。
razrの性能
6.2インチのフレキシブルディスプレイ
クイックビューディスプレイ
ディスプレイを開かずに、音楽を再生したり、自撮りしたり、通知を確認したりできます。
また、2つのディスプレイは連携して動作します。クイックビューに表示されるものはすべて、フレキシブルディスプレイに移動されます。
サウンドエンジニアがチューニングしたプレミアムヘッドフォン
Snapdragon 710プロセッサ搭載
razrはQualcomm Snapdragon 710プロセッサを搭載し、128 GBの大容量ストレージにより、アプリ、写真、曲、映画などを十分に楽しむことができます。撥水性デザイン
撥水性のデザインにより ランニングや、雨の中で電話をかけるときでも 、内側と外側を保護するとしています。まとめ：razrはどんな人にオススメか？
価格的に誰にでも手が届くというモデルではありません。他社のタブレットになるフォルダブルモデルと比較すれば安いですが、純粋に処理性能やカメラで考えると割高な値段設定です。
しかしながら近未来的で特別なそのデザインに価値を見出す人にとっては投資しても良い金額なのかもしれません。
