
中国メーカーMEIZUより、Qualcommの最新SoCであるSnapdragon 855 Plusを搭載したフラグシップスマートフォン「MEIZU 16s Pro」が正式発表されました。 MEIZU 16sの上位モデルであり、SoCはSnapdragon 855 からSnapdragon 855 Plusにカメラはディアルからトリプルへとアップグレードされています。
目次
MEIZU 16s Proを3行でまとめると、、、
- 最高性能SoC Snapdragon 855 Plus搭載で約40,000円
- 光学手ブレ補正や光学3倍ズーム対応の4800万画素トリプルカメラ
- UFS 3.0やDC調光に対応
MEIZU 16s Proのファーストインプレッション
MEIZU 16s Proの基本情報:スペック
対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
MEIZU 16s Proの付属品
- 充電アダプター
- USB Type-Cケーブル
- SIMピン
- ユーザーマニュアル
- 保証書
MEIZU 16s Proのデザイン

最近では一般的となっているノッチを採用せず、ベゼルを採用しています。
インカメラを中央に配置するスマートフォンが多いですが、同端末では右上部に配置
接続端子はUSB Type-Cで3.5mmイヤホンジャックは搭載されていません。
MEIZU 16s Proの性能
最も高性能なSoC Snapdragon 855 Plus を搭載

Snapdragon 855 PlusはQualcomm社の最新かつ最高性能を有するSoCであり、MEIZU 16s Proは事実上、最高の性能を搭載するスマートフォンになります。
また、Snapdragon 855 Plusを搭載する端末は価格が高くなりがちですが、MEIZU 16s Proは約40,000円と破格!

MEIZU 16s Proはスピーカーを横持ちした際に左右に1つずつ、計2つのスピーカーを搭載しています。
そのため、グリップによってスピーカーを遮ってしまうことが防げます。
また、ゲームだけでなくYouTubeなどもキレイなサウンドで楽しむことができます。

ファイルの読み込み速度が110%、ソフトウェアの起動速度が40%向上しています。
この、UFS 3.0はフラグシップ機ならではの性能ですが、なんせ40,000円、、、
6.2インチ フルスクリーンディスプレイ

ノッチがないため、フルスクリーンでゲームや動画の描画が欠けてしまう心配はありません。
さらに、目への負担を軽減させるDC調光機能を搭載
最近では、Black Shark 2などの高性能スマホで採用され始めているDC調光ですが、MEIZUは先駆けて採用している印象があります。
4800万画素を含むトリプルカメラ

MEIZU 16s Proのカメラ構成は、4800万画素(IMX586 F1.7)+2000万画素(IMX350 F2.6)+1600万画素(IMX481 F2.2)のトリプルカメラとなっています。


Flyme OS 8は「Super Nightモード2.0」に対応し、夜景撮影の性能が向上しています。
MEIZUさん、ようやく本気を出してきましたね!と思うような本気度を感じます。
2000万画素のAIビューティー インカメラ

AIビューティーアルゴリズムにより、被写体を自動で認識し最適なシーンで撮影をしてくれます。
ディスプレイ指紋認証と顔認証に対応

ディスプレイ指紋認証は0.15秒の認証速度で正確なロック解除が可能
また、スマホ決済やパスワード入力も指紋認証で対応ができます。
まとめ:MEIZU 16s Proはどんな人にオススメか?
素晴らしい!MEIZUの本気を感じました。ただ、日本のユーザーにはオススメができません。
なぜなら、MEIZUは日本をマーケットの対象としておらず、Google関連サービスや日本語設定が初期状態ではインストールされていません。
自分でインストールができるような玄人なら、コスパ最強とも言えますが万人にオススメできる端末ではありません。
MEIZUさん、日本もマーケットに入れてください。