HUAWEIのサブブランドであるHONORは、4月15日に「HONOR 30」シリーズを正式発表しました。
目次
HONOR 30を3行でまとめると、、、
- 低価格な5G端末
- 50倍ズームが可能な40MPを含むクアッドカメラ
- SoCには初登場のKirin 985 5Gを搭載!
HONOR 30のファーストインプレッション
HONOR 30の基本情報:スペック
価格 | 6GB+128GB:2999元(約45,600円) 8GB+128GB:3199元(約48,600円) 8GB+256GB:3499元(約53,200円) |
OS | Android 10 (Magic UI 3.1.1) |
SoC | Kirin 985 5G |
RAM | 6GB/8GB |
ROM | 128GB/256GB |
Antutuスコア | – |
ディスプレイ | 6.53インチ FHD+ 2400×1080 OLED アスペクト比20:9 |
カメラ | クアッドカメラ ・4000万画素(メイン F1.8) ・800万画素(超広角 F2.4) ・800万画素(tele 光学5倍 125mm F3.4 OIS) ・200万画素(深度 F2.4) インカメラ ・3200万画素 (F2.0) |
バッテリー | 4000mAh (急速充電 40W) |
Wi-fi | 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | v5.1 |
カラー | シルバー、ホワイト、パープル、ブラック、グリーン |
サイズ | 160.34 × 74.18 × 8.1mm |
重量 | v5.1 |
防水防塵 | なし |
接続端子 | USB Type-C |
イヤホン端子 | なし |
生体認証 | ディスプレイ指紋認証/顔認証 |
対応バンド | 5G NR n1/n3/n41/n77/n78/n79 TD-LTE B34/B38/B39/B40/B41 FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B6/B7/B8/B9/B18/B19/B26 WCDMA: B1/B2/B4/B5/B6/B8/B19 CDMA BC0 GSM B2/B3/B5/B8 |
技適認証 | 未認証 |
対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
HONOR 30の付属品
- AC充電器
- USB Type-Cケーブル
- Type-C 3.5mmジャック変換ケーブル
- SIMピン
- TPUケース
- TP保護フィルム(貼り付け済み)
- クイックガイド
- 保証書
HONOR 30のデザイン
HONOR 30の重量は、185gです。4月14日に発表されたOnePlus 8は180g、Galaxy S20 5Gは168g、OPPO Reno 5Gは171gなので、5G端末は今までのスマートフォンに比べて重い印象があります。
HONOR 30本体の厚さは、8.1mmです。前モデルのHONOR 20と比べて0.2mm増加しましたが大きな変化ではないでしょう。
HONOR 30は、2400×1080の6.53インチOLEDディスプレイを搭載し、アスペクト比20:9です。また、HONOR 30のディスプレイ左上には3200万画素のパンチホール式カメラ、中央下部には画面内指紋認証センサーを搭載しています。
(HONOR 30 Pro、HONOR 30 Pro+はパンチホール式デュアルカメラを搭載しています。)
HONOR 30の本体カラーは5種類
HONOR 30の本体カラーは5種類あります、画像はそのうちの3つです。それぞれ左から、ブラック、ホワイト、グリーンです、ブラックとグリーンはカメラユニットの縁にゴールドのアクセントカラーがあります。
左から、シルバーとパープルです。
HONOR 30のシルバーとパープルは「HONOR」と大きなロゴがあるのが特徴的です。
HONOR 30の性能
40MPを含むクアッドカメラ
HONOR 30のアウトカメラは、4000万画素(メイン)+800万画素(超広角)+200万画素(マクロ)+800万画素(光学5倍)を搭載し、最大ズームは50倍となっています。HONOR 30に搭載されているカメラユニットはHUAEI P40やHUAWEI P40 Proに似ている印象です。
(HONOR 30 ProとHONOR 30 Pro+はトリプルカメラを採用しています。)
SoCにはKirin 985 5Gを搭載
HONOR 30はSoCに、HiSilicon製のKirin 985 5Gを搭載しています。Kirin 985 5Gは今回の発表会で発表され、Kirin 985 5Gを搭載するのは、HONOR 30が初めてです。
Kirin 985 5Gの構成を紹介している画像です。
Kirin 985 5Gの構成は、CPUに1xARM Cortex-A76(2.58GHz)+3xA76(2.40GHz)+A55(1.84GHz)、NPUにKirin 990 5Gと同じDa Vinchアーキテクチャーを採用した高性能なAIチップを採用しています。
今回発表されたHONOR 30シリーズは全モデルで5Gに対応したSoCを搭載しています。
Kirin 985 5GのAntutuベンチマークはわかりませんが、Ai-BenchmarkよりAi-Benchmarkテストのスコアが判明し、Kirin 985 5Gは50,926点を記録しています。
このスコアは、70,185点のKirin 990 5G、56,158点のMediaTek Dimensity 1000に続いて3位に位置しています。
(Kirin 990やSnapdragon 865 5Gよりも高いスコアになります。)
画像はSnapdragon 865 5GとKirin 985の5G通信速度を比較している画像です。
HONOR 30に搭載されているKirin 985 5GはSnapdragon 865 5Gと比べて、上り75%、下り40%早い通信ができるとのこと。
しかし、残念ながら日本ではまだ5Gが利用できるエリアや機種が限られているのでHONOR 30で5Gは利用できません。
まとめ:HONOR 30の値段と販売日
HONOR 30の価格はそれぞれ、6GB+128GB 2999元(約45,600)、8GB+128GB 3199元(約48,600円)、8GB+256GB 3499元(約53,200円)となります。また、予約受付開始日は4月15日、発売日は4月21日になります。
以前HUAWEIより発表されたHUAWEI P40シリーズでは一番安いHUAWEI P40が約96,000円でしたので、HONOR 30シリーズはかなり安く感じますね!
GMSは搭載していませんが、できるだけ安くカメラ性能の高いスマートフォンが欲しい方にはオススメです!