UQモバイルの月間3GB使えるリーズナブルな「データ高速プラン」を徹底レビューしていきます。主力の「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」とも比較しながら、メリット・デメリットを解説していきたいと思います!
目次
「データ高速プラン+音声通話」が乗り換えの決め手
私がauからUQモバイルの「データ高速プラン+音声通話」へ乗り換えたのは、その利用料を抑えるためでした。auは合計4年間契約していたのですが端末(iPhone6)の割賦代金を払い終わった2年目以降も税込みで約7,000円の料金を支払っていました。
そろそろ端末も古くなってきたので端末の購入と含めて格安スマホへ乗り換えようと考えたのです。
ちなみに私のスマホ利用の特徴としては下記の2点があげられます。
- ほとんど通話をしない(特に発信は緊急時のみで数か月に1度)
- データ容量は3GB未満で十分
- 端末を新しいiPhoneにしたいが最新機種である必要はない
「データ高速プラン+音声通話」とは?
「データ高速プラン+音声通話」とは月間3GBまでの高速データ通信と070/080/090番号がついて電話も出来るお得なプランのことです。無料通話は無く通話料20円/30秒がかかりますが、通話料を除いた月間利用料金は1,680円と破格の値段です!
もちろんau回線なのでデータ通信は高速、SMS機能も無料で付きます。 なお、この「データ高速プラン+音声通話」ですが、UQモバイルの公式サイトを見ても見つけにくいです。
それは「その他のプラン」に分類されているからです。
「データ高速プラン+音声通話」料金シミュレーション
では、この「データ高速プラン+音声通話」の2年間での料金を税込みで見てみましょう。データ高速プラン | |
初期費用 | 3,240円 |
月額料金 | 1,814円 |
2年総額 | 46,776円 |
総額で5万円を切る安さです。
auでの利用料金が月額約7千円でしたから、7,000円×24ヶ月=168,000円。
なんと10万円以上の削減に!
もちろん端末(iPhone7、32GB)を割賦で購入しましたので、その金額67,392円がかかります。
それでも2年間で5万円以上スマホ代を節約して、新しい端末に切り替えることができました。
他の格安スマホ3GBとの比較
一応、UQモバイル、ワイモバイルの2択で考えていたのですが、念のため他社の3GBプランとも比較してみました。価格は税別です。MVNO | プラン名 | データ通信のみ | +音声通話 |
UQモバイル | データ高速 | 980円 | 1,680円 |
楽天モバイル | 3.1GBプラン | 1,020円 | 1,600円 |
mineo | 3GBプラン | 900円 | 1,510円 |
IIJmio | ミニマムスタートプラン | 900円 | 1,600円 |
OCNモバイルONE | 3GB/月プラン | 1,020円 | 1,600円 |
BIGLOBEモバイル | 3ギガプラン | 1,020円 | 1,600円 |
DMMモバイル | 3GBプラン | 1,000円 | 1,500円 |
むしろ圧倒的な速度を考えるとお得であることがわかります。
「おしゃべりプラン・ぴったりプラン」との比較
UQモバイルでは、「おしゃべりプラン・ぴったりプラン」が2大人気プランとなっていますので、次は「データ高速プラン」と同じデータ容量3GBの「おしゃべりプランS」「ぴったりプランS」との2年総額を税込みで比較してきましょう。おしゃべりプランS ぴったりプランS |
データ高速+ 音声通話プラン |
|
データ容量 | 3GB | 3GB |
通話割引 | ・5分かけ放題 ・無料通話 |
なし |
初期費用 | 3,240円 | 3,240円 |
月額料金 | 1~13ヶ月:2,138円 14ヶ月~:3,218円 |
1,814円 |
キャッシュバック | 8,000円 | 5,000円 |
2年総額 | 58,432円 | 41,776円 |
2年総額 (家族割適用) |
46,432円 | 家族割適用 対象外プラン |
でも、「おしゃべりプランS」では5分かけ放題、「ぴったりプランS」では月間60分の無料通話がついています。
つまり、月間694円分以上(17分以上)通話する場合には、「おしゃべりプランS」「ぴったりプランS」の方がお得です。
さらに、家族割を適用する場合には、「おしゃべりプランS」「ぴったりプランS」との差が約5,000と近くなってきます。
このあたりは月にどれくらい通話するか?家族割が使えるか?というところが決め手になってくると思います。
私の場合は通話をほとんどしないので「データ高速プラン+音声通話」がお得だったというわけです。
端末と同時に購入する場合は「おしゃべりプランS」「ぴったりプランS」のほうがお得?
UQモバイルで端末とセット購入する場合、「おしゃべりプランS」「ぴったりプランS」のほうがお得な場合が多いです。それは 「データ高速プラン+音声通話」の場合、端末購入サポート割引である「マンスリー割」が適用とならないためです。
「マンスリー割」は、「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」限定で適用となる割引の為、「データ高速+音声通話プラン」では適用となりません。端末によっては3万円以上の差額が出るため、注意が必要です。
最も差額が大きい端末は、「iPhone 6s」で32,592円も差がついてしまいます。
私が選んだのはiPhone7 32GBだったので千円くらいしか差がつかなかったのですね。
マンスリー割は25カ月目で終了します。私は3年目以降にも「データ高速プラン+音声通話」使うことを考えて、こちらを選びました。下表に購入端末ごとの2年総額をまとめましたので、参考にしてみてください。
端末代金込 2年総額 |
おしゃべりプランS ぴったりプランS |
データ高速+ 音声通話プラン |
iPhone7 32GB | 105,628円 | 109,708円 |
iPhone7 128GB | 118,588円 | 122,668円 |
iPhone6s 32GB | 68,908円 | 101,500円 |
iPhone6s 128GB | 81,868円 | 114,460円 |
Galaxy A30 | 84,892円 | 73,420円 |
P30 lite | 84,892円 | 73,420円 |
R17 neo | 58,972円 | 73,420円 |
AQUOS sense 2 | 71,500円 | 78,172円 |
nova lite 3 | 58,972円 | 73,420円 |
P20 lite | 58,540円 | 72,988円 |
おてがるスマホ01 | 79,708円 | 78,604円 |
実際に使ってみて
それでは実際に使ってみた感想をまとめたいと思います。速度は充分
データ通信速度は充分出ています。格安スマホが遅くなるといわれている通勤時間、昼休み、夜も特にストレスなく使えています。
体感ではau時代とかわらないくらいです。
実際に混んでいる時間帯にスピードテストをしたのですが、空いている時間とほとんど変わりませんでした。
動画などの閲覧も実にスムースです。
データ容量も問題なし
もともと3GB程度の使用量でしたので不満は全くありません。自宅ではWi-Fi環境で使用していますし、外で動画を見るということもあまりありません。
さらにUQモバイルでは節約モードという速度最大300Kbpsで、どれだけ使ってもデータ消費量がゼロとなるサービスがあります。
SNSや音楽ストリーミングサービスを利用する際は、この節約モードを使っています。
この節約モードはUQモバイルの専用アプリ「ポータルアプリ」をインストールすることで簡単に利用できます。
UQモバイルポータブルアプリは、通常の高速モードへの切り替えと節約モードへの切り替えがワンタッチで可能で、更には月々のデータ使用量を確認することも、データチャージも可能です。
私はこのポータルアプリを頻繁に使ってデータ容量を節約しています。 またUQモバイルにはデータ繰り越し機能と言って余ったデータ容量を翌月まで繰り越すことができます。
さらに翌月は繰り越した容量から先に消費されるのでとってもお得です。
このデータ繰り越し機能はワイモバイルにはないサービスなのでとてもうれしいですね。
まとめ
UQモバイルの「データ高速プラン+音声通話」は通話をほとんどしない、月間のデータ使用量が3MB程度という私のような人にとっては、とてもお得なプランでおすすめです。しかし通話を月に17分以上する場合や端末とセットで契約する場合の端末によっては「おしゃべりプランS」「ぴったりプランS」のほうが安いということもあるので、ご自身のスマホの使い方をよく分析して判断するのが良いでしょう。
- 通話をほとんどしない人、データ使用量が3GB未満の人にはとてもお得なプラン
- 速度は充分
- 月に17分以上通話をする場合、端末とセットで契約する場合は注意が必要