中国のスマトフォンメーカーのXiaomiは4月30日、Redmi note 9シリーズを正式発表しました。
今回発表されたRedmi note 9 Proはインドにて2020年3月12日に発表されたRedmi note 9 Proと同じ名前ですが、カメラ、充電速度、価格が違うグローバル版となります。
グローバル版とインド版との違い
グローバル版 | インド版 | |
価格 | 6GB+64GB:269ユーロ(約31,000円) 6GB+128GB:299ユーロ(約34,600円) | 4GB+64GB:12,999ルピー(約19,000円) 6GB+128GB:15,999ルピー(約23,000円) |
カメラ | クアッドカメラ ・6400万画素(メイン) ・800万画素(超広角 F2.2) ・500万画素(マクロ) ・200万画素(深度) インカメラ ・1600万画素 | クアッドカメラ ・4800万画素(メイン F1.79) ・800万画素(超広角 F2.2) ・500万画素(マクロ) ・200万画素(深度) インカメラ ・1600万画素 |
充電 | 急速充電 30W | 急速充電 18W |
それぞれ上から順番に、
Redmi note 9 Proの価格は一番安いモデルで約31,000円、インド版は19,000円で約12,000円高い価格設定になっています。またインド版ではメモリ4GBモデルが用意されていましたが、グローバル版は6GBモデルのみとなっています。
価格に大きな違いがありますが同じSnapdragon 720Gを搭載しています。Snapdragon 720GはQualcommが2020年1月末に発表したばかりのミドルレンジSoCでナンバリングが大きいSnapdragon 730Gよりも性能が高いので注意が必要です。
Redmi note 9 Proのカメラは、6400万画素(メイン)+800万画素(超広角 F2.2)+500万画素(マクロ)+200万画素(深度)の4眼となっていてインド版との違いはメインカメラの画素数です。インド版では4800万画素のメインカメラでしたがグローバル版は6400万画素のカメラに置き換わっています。
Redmi note 9 Proは、30W急速充電をサポートしています。インド版は18Wまでしか対応していないので、グローバル版は約1.7倍速く充電できることがわかります。
充電速度やカメラを気にしないのであればグローバル版を買う必要はあまり感じませんね。また、インドで発表されたRedmi Note 9 Proの上位機種である「Redmi Note 9 Pro Max」は2.1万円と1万円も安い価格設定なので買うならRedmi Note 9 Pro Maxの方がいいかもしれません。