XiaomiサブブランドのRedmiは、2020年3月24日「Redmi K30 Pro」を正式発表しました。
目次
Redmi K30 Proを3行でまとめると、、、
- Snapdragon 865搭載端末で最安の価格
- Snapdragon 865搭載端末で数少ないポップアップカメラを搭載
- 高リフレッシュレート・ワイヤレス充電には非対応
Redmi K30 Proのファーストインプレッション
Redmi K30 Proの基本情報:スペック
スペックの見方、判断基準についてはこちら対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
Redmi K30 Proの付属品
- 充電アダプター
- USB Type-Cケーブル
- 保護ケース
- SIMピン
- スタートガイド
- 保証書
Redmi K30 Proのデザイン
Redmi K30 Proはカメラモジュールが特徴的、「Mate 30 Pro」のように4つのカメラを円形のカメラモジュールに配置。モジュール内の中央には「64MP」と記載されています。
また、Redmi K20シリーズでもお馴染みの”赤い電源ボタン”
全てのカラーで電源ボタンに赤色が採用されています。
上部には、3.5mmイヤホンジャック・IRセンサーが配置され、上部左側にポップアップカメラが格納されています。
(vivo NEX 3Sは、上部中央に格納)
Redmi K30 Proの性能
Snapdragon 865を搭載
Redmi K30 Proは、2020年のハイエンドSoCであるSnapdragon 865を搭載文句なしのフラグシップ機です。
LPDDR5+UFS3.1・しかし、要注意!
Redmi K30 Proは、メモリとストレージ規格がそれぞれ最新のLPDDR5とUFS 3.1に対応UFS 3.1を搭載しているスマートフォンは、「iQOO 3 5G」と「vivo NEX 3S 5G」を合わせた3機種のみ。(※2020年3月現在)
しかし、要注意!
メモリ6GB+ストレージ128GBのモデルは、LPDDR4XとUFS 3.0になっています。
冷却性能もパワーアップ
Redmi K30 Proは前モデルと比較して冷却性能がパワーアップしたことをアピール!放熱板の面積は3,435m㎡と非常に大きく、発表会ではライバル機種の「Honor V30 Pro」の放熱板の大きさである914m㎡が比較されていました。
筐体の温度を約3.2℃下げることができ、高いパフォーマンスを長時間提供することができるとのこと。
6400万画素を含むクアッドカメラを搭載
Redmi K30 Proのカメラ構成は、メイン6400万画素+超広角1300万画素+マクロ500万画素+深度200万画素のクアッドカメラ。メインセンサーはSONY IMX 686が採用されており、8K解像度でのビデオ撮影にも対応
50mm望遠マクロレンズ
Redmi K30 Proには50mmのマクロレンズが搭載Xiaomi史上、最高のマクロレンズと発表会では紹介されており、公式HPには疑うほどの撮影サンプルが掲載されています。
Redmi Note 8 Proなどでもマクロレンズが搭載されていましたが、大きく性能が向上していることでしょう。
ポップアップカメラを採用
Redmi K30 Proの最大の特徴であるポップアップカメラSnapdragon 865を搭載したスマートフォンでポップアップカメラを採用しているのは、「vivo NEX 3S 5G」を加えた2機種のみ。
前モデルのRedmi K20シリーズ同様にLEDが搭載されており、落下時に自動で収納する”落下検知機能”も搭載
しかし、2000万画素のシングルレンズのみ。
下位モデルの「Redmi K30」は2000万画素+200万画素のパンチホールインカメラを搭載。
ポップアップを採用しているため仕方ないですが、インカメラはダウングレード
6.67インチのAMOLEDディスプレイ
Redmi K30 Proは、6.67インチのAMOLEDディスプレイを搭載ポップアップカメラを採用することでノッチもパンチホールも無いフルスクリーンディスプレイを実現
しかし、フラグシップ機のトレンドである120Hzなどの高リフレッシュレートには対応していません。
4700mAh+33Wの急速充電
Redmi K30 Proは、4,700mAhのバッテリー容量で33Wの急速充電に対応63分で0%から100%まで充電することができます。
前モデルとなるRedmi K20 Pro(Mi 9T Pro)は4000mAh+27Wでありバッテリー性能も向上しています。
しかし、フラグシップ機では標準となりつつあるワイヤレス充電には非対応
まとめ:Redmi K30 Proはどんな人にオススメか?
Redmi K30 Proは、最安のSnapdragon 865搭載端末!5万円を切る圧倒的な安さで、「Snapdragon 865端末を、できるだけ安く購入したい!」という方にオススメできます。
一方、6GB+126GBの構成だとLPDDR4XとUFS 3.0へのダウングレード・120Hzのリフレッシュレートに非対応・ワイヤレス充電に非対応とフラグシップ機にしては、やや物足りなさを感じます。
Xiaomiは、価格を重視したのでしょう。