中国メーカーvivoは「vivo NEX 3」を正式発表しました。
同端末は革新的なデザインで正式発表前からリーク情報が話題を集めていただけに、発表に多くの期待が寄せらせていました。
そして、発表されたのが”ウォーターフォール”・”6400万画素トリプルカメラ”・”ポップアップ式インカメラ”とどれも最先端の技術を採用した近未来的なスマートフォン!
vivo NEX 3のスペックを良く知れば知るほどワクワクすること間違い無しの完成度!
さぁ行きましょう!
目次
vivo NEX 3を3行でまとめると、、、
- ウォーターフォールを採用した画面占有率99.6%の6.89インチディスプレイ
- Snapdragon 855 Plus にUFS 3.0に対応
- 6400万画素を含むトリプルカメラ
vivo NEX 3のファーストインプレッション
vivo NEX 3 の基本情報:スペック
価格 | 8GB+128GB:4998元(約76,200円) |
OS | Android 9 Pie(Funtouch OS 9.1) |
SoC | Snapdragon 855 Plus |
RAM | 8GB/12GB |
ROM | 256GB UFS3.0 |
Antutuスコア | 493787 |
ディスプレイ | 6.89インチ FHD+ 2256×1080 18.8:9 E3 Super AMOLED |
カメラ | アウト:6400万画素(メイン Samsung GW1 sensor F1.8)+1300万画素(広角 F2.2)+1300万画素(望遠 光学2倍 F2.48)トリプルカメラ イン:1600万画素カメラF2.0 |
バッテリー | 4500mAh(急速充電 44W Super FlashCharge) |
Wi-fi | 802.11 |
Bluetooth | v5.0 |
カラー | ブラック/ブルー |
サイズ | 167.44 × 76.14 × 9.4 mm |
重量 | 218.5g |
防水防塵 | 無し |
接続端子 | USB Type-C |
イヤホン端子 | 有り |
生体認証 | ディスプレイ指紋認証/顔認証 |
対応バンド | 2G GSM:850/900/1800/1900MHz 3G TD-SCDMA:B34/B39 WCDMA:B1/B2/B4/B5/B8 4G FDD-LTE:B1/B2/B3/B4/B5(B18/B19/B26)/B7/B8/B12(17)/B20/B28A&B TDD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41 5G NR:n41/n78 |
技適認証 | 無し |
対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
vivo NEX 3の付属品
- イヤホン
- 充電アダプター
- USB Type-Cケーブル
- 保護ケース
- SIMピン
- ユーザーマニュアル
- 保証書
vivo NEX 3 のデザイン
まず、注目なのが背面の中央上部に配置した円形のカメラモジュールバランスが取れていてスッキリとした印象
そして、最大の特徴でもあるディスプレイが筐体側面まで覆っている「ウィーターフォール」を採用
ホームボタンや音量ボタンもなく「Touch Sense」と呼ばれる技術を採用し、インカメラはポップアップ式にすることで余計のモノを完全に排除した今までのスマートフォンにはない革新的なデザイン
接続端子はUSB Type-Cで、3.5mmイヤホンジャックも搭載されています。
vivo NEX 3 の性能
5G版は5G通信に対応
vivo NEX 3は通常モデルの4G版と5G通信に対応した5G版が存在します。5G版の価格は8GB+256GBモデルが約8.7万円(5698CNY) 、12GB+256GBモデルが約9.5万円(6198CNY)
5Gに対応しているスマートフォンの中では比較的安価な部類に入ります。
画面占有率99.6%の6.89インチ ディスプレイ
vivo NEX 3はディスプレイが筐体側面まで包み込むウォーターフォール(滝が由来)と呼ばれるディスプレイを搭載また、FHD+ Super AMOLEDと当たり前ですがフラグシップディスプレイ
サイズは6.89インチと比較的大きめ
167.44 × 76.14 mmのボディで15cm定規よりも長い、、、 ディスプレイのみの画像を見ると「ウォーターフォール」の凄さが一目瞭然!
ほぼ垂直方向へ曲がっており、ディスプレイにはノッチもパンチホールも存在しません。
そのため、画面占有率は驚異の99.6%を記録し、スマートフォンの中で最も画面占有率の高い端末に! さらに、E3 AMOLEDディスプレイを採用することにより前モデルの E2 AMOLEDディスプレイよりも有害な光を42%も軽減
物理ボタンは無し!内蔵センサーが凄い!
vivo NEX 3がウォーターフォールを実現できたのも、この技術のおかげ!一般的なスマートフォンには存在する電源ボタンや音量ボタンがvivo NEX 3には存在しないのです。
“圧力センサーとX軸モーター”を内蔵することで従来の電源ボタンや音量ボタンの機能を実現
圧力センサーでは”ウォーターフォール”で覆われている筐体の右側面(上記画像の上の青部分)を触れることで圧力を認識し、電源ボタンと音量ボタンとして機能します。
もちろん、誤タッチを減らすために多数のサンプルを取得して対応したとのこと。
しかし、圧力センサーだと物理ボタンのようにボタンを押した感覚がなくなってしまうのも事実
それを解決するための”X軸モーター”
圧力センサーをタッチしたら、X軸モーターが振動し、実際にボタンを押しているようなユーザー体験を与えてくれます。
さらに、ゲーム用の4D shock機能も搭載されており、ゲーム内の銃声などの音に合わせて振動を与えてくれるとのこと。
※4D shock機能は、PUBGや荒野行動などの一部のゲームでのみ対応します。
1600万画素のポップアップ式インカメラ
インカメラはポップアップ式の1600万画素カメラを搭載インカメラで撮影や顔認証の際には自動でカメラが昇降します。
最高のSoC Snapdragon 855 Plus を搭載
Qualcomm社の最新かつ最高性能のSoC “Snapdragon 855 Plus” を搭載最大12GBのRAMとの組み合わせは、間違いなく最高の処理性能を有するスマートフォンの一つになることでしょう。
また、”UFS 3.0″に準拠したストレージで前規格である”UFS 2.1″の約2倍の速度で読み込みが可能に!
ストレージが高速化することにより、アプリケーションの起動が早くなったり、動画がスムーズに再生できるようになります。
Antutuスコアは驚異の493787(5G版およびv8) 2019年8月のAndroidスマートフォンでTOPのスコアを叩き出したのは、、、
Black Shark 2 Proの469708
vivo NEX 3 5Gに首位の座は交代ですね、、、
冷却性能も搭載
いくら、高い処理性能を有していても冷却性能に優れていなければ安定したパフォーマンスを発揮することは難しいです。vivo NEX 3の公式HPには、「筐体から発生する熱を完全に放散する高効率の均熱板放熱構造」との記載が、、、
しかし、具体的な数値での記載がないため冷却性能の効果については不明
4500mAhのバッテリー容量+44Wの急速充電に対応
vivo NEX 3は4500mAhのバッテリー容量とvivoの急速充電技術であるSuper FlashCharge 44Wに対応バッテリーが0の状態からフル充電まで最速で50分で充電が可能に!
バッテリー容量及び充電規格はvivoとして初となる5Gスマートフォン「iQOO Pro」と同じ様です。
OPPOが世界最速となる65Wの超高速充電を10月に正式発表予定ですが、44Wでも十分だと思うくらいの速度です。
ディスプレイ指紋認証+顔認証に対応
vivo NEX 3はディスプレイ指紋認証と顔認証に対応6400万画素を含むトリプルカメラ
vivo NEX 3のカメラ構成は、6400万画素(メイン Samsung GW1 sensor F1.8)+1300万画素(広角 F2.2)+1300万画素(望遠 光学2倍 F2.48)トリプルカメラとなっています。Redmi Note 8 Pro やRealme XTに引き続き3モデル目となる6400万画素スマートフォン
ただ、上記2機種は2万円台でありながら6400万画素を含むクアッドカメラを搭載しています。
え、、、と一瞬思うかもしれませんが、
1300万画素の117°広角カメラと1300万画素の光学2倍望遠カメラでバリュエーションを発揮します!
vivo NEX 3はトリプルカメラながらも、マクロ・超広角・望遠と豊富な撮影モードが搭載
果物などの小さな被写体の撮影や壮大な山の撮影、夜景の撮影なども1台でカバーできる万能なスマートフォン
まとめ:vivo NEX 3 はどんな人にオススメか?
ズバリ、スマートフォン好きにオススメです!近未来的なvivo NEX 3ならではのデザイン、そして6400万画素トリプルカメラにSnapdragon 855 Plus を搭載
多くの端末ファンを納得させてくれる完成度となっています!
まさしく「変態端末」と言うのがふさわしいでしょう。
超ハイスペックかつ独特なデザインなため、スマホ初心者にはハードルが高いかもしれません。