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Ulefone スマートフォン

【Ulefone Armor 6】中華ハイエンド×タフネススマホの実力を徹底レビュー!2019年発売


投稿日:2019年1月31日 更新日:

ulefone armor6 eyecatch

これまではOUKITEL、UMIDIGIの端末を中心に紹介してきましたが、今回の記事では、Ulefone製の端末の分析レビューを行なって行きます。今回紹介する端末は、Ulefone端末のなかでもタフネス×ハイエンドモデルに分類される「Ulefone Armor 6」です。まだ2019年に発表されたところの新モデルとなっています。

Ulefone Armor 6を3行でまとめると、、、

・タフネス×ハイスペ端末
・バッテリー容量も十分
・無接点充電にNFC搭載という超豪華モデル。

Ulefone Armor 6のファーストインプレッション

Ulefone Armor 6 のイメージ
豪華すぎる、、、スペックは普通だがこれスペック以外のハード的なところだけみたら日本の他のハイエンドAndroid端末より豪華なんじゃないのか、、というような仕様となっています。

どう豪華なのかは後から触れるとして、端末全体的な仕上がりとしては、タフネススマホながら現在のトレンドに従った本体のデザインを取り入れている珍しい端末となっています。同じく中華端末でタフネススマホの「OUKITEL WP2」も他の記事にて紹介していますが、WP2の場合は例えばディスプレイに関してはUノッチディスプレイではなく従来のような長方形のディスプレイを搭載していましたが、今回のARMOR6ではUノッチタイプを採用していたり、比較的設計上無接点充電機能を搭載する端末と、表面の凹凸が激しくなりがちなタフネススマホは相容れないジャンルであったのにARMOR6はそこも乗り越えてきてしまっていることを考えると、中華格安スマホでありながらも、どこかパイオニア的な端末の匂いも感じ取ることができます。

本体カラーに関しては、ブラックとレッドの二色が用意されています。

基本情報

価格329USD
RAM/ROM6GB/128GB
SoCMediatek Helio P60
OSAndroid 8.1 Oreo
バッテリー容量5,000mAh
Antutuスコア132000
カラーブラック/レッド
重量
228g
対応バンド2G GSM: B2/3/5/8
CDMA: BC0/BC1
3G WCDMA: B1/2/4/5/8
TDWCDMA: B34/B39
4G LTE-FDD: B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/28A/28B
LTE-TDD: B34/38/39/40/41
スペック表に現れるような情報としては、最近のハイエンドモデルの中華端末とすれば一般的な数値となっています。RAM、ROM容量に関しても十分搭載されていますし、SoCに関しては近年の中華ハイエンド端末はもうほぼ100%と言ってもよいくらいHelio P60を搭載していますので、逆にシェアの多いモデルとなるので安心できます。

対応バンドに関しても豊富な帯域に対応しているので、十分であるといえます。

スペックの読み方、判断基準についてはこちら

Ulefone Armor6の付属品

↑開封動画 Ulefone Armor 6の付属品としては、ACアダプター(EU仕様)、SIMピン、OTGケーブル、USB Type-Cケーブル、タイヤスティック、取扱説明書、保証書、保護フィルム、イヤホン変換アダプタとなっています。あれ、カバーはと思いましたが、そもそもARMOR6はタフネススマホなのでさらにケースをつけると非常にサイズが大きくなってしまい、持ちにくくなるし、そもそもタフネススマホなのでケースで端末を保護する必要がないものだと思われます。しかしディスプレイに関しては、保護フィルムが付いているので安心ですね。

またARMOR6で一番衝撃だった付属品はもちろんOTGケーブルが純正で付いてくるということです。これは非常にありがたいです。OTGケーブルのおかげで画面がなんらかの原因で修理不能になったりした場合でも外部デバイスが利用できたりと、OTGケーブルがあることによって受けれる恩恵は実は意外と大きいです。このようなケーブルをつけてくれるあたりもハイエンドモデル感が非常に上がる点となっていていいですね。

Ulefone Armor6のデザイン

Ulefone Armor6 の設計
タフネススマホで見た目だけでなく、実際の衝撃にも耐えれる設計となっているので、見た目もザ・タフネススマホといったデザインとなっています。
全面にはUノッチディスプレイそして中央上部にセンサー類が集中するという一般的な配置となっています。背面にはデュアルカメラ、フラッシュ、指紋認証センサー、そしてなんとUVセンサーが搭載されています。とことん豪華設計となっていますね。

Ulefone Armor 6の性能

5,000mAhの大容量バッテリーに、10W無接点充電対応。

Ulefone Armor6 battery
Ulefone Armor6は5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。タフネススマホにありがちなのが、WP2のようにとにかく非常に大容量のバッテリーが搭載されているケースです。OUKITELのタフネススマホの場合もそうでしたが、そのような端末では平気で10,000mAhクラスの容量のバッテリーが搭載されているケースも珍しくはありません。当然バッテリーが10,000mAhもあれば日常生活でのバッテリー切れで悩まされることはまず無いと思われますが、その分重量も当然跳ね上がります。

参考に、iPhone XS maxの本体重量はケースやガラス等を何もつけない状態で208gとなっています。そしてまた参考に10,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているタフネススマホの参考例としてOUKITELのWP2の重量はなんと、363g。これは大変です。本当に重たいです。長期キャンプなど、バッテリーが長持ちしてほしい局面ではこのような超大容量バッテリーは生きてきますが、逆に言えばこのようなサイズはそのような極限の環境で使わない場合は、帰ってお荷物にもなってしまいます。スマートフォンこそ毎日使うものですので、普段の生活環境を考えると、1日2日程度充電なしで使えるバッテリー容量があれば十分で、それ以上のバッテリー容量があったとしても、かえって重量が増え、日常利用ではマイナスになることんほうが多いケースもあるので、そこは事前によくよく考えて購入することが重要です。

今回のUlefone Armor6は5,000mAhで本体重量が228gとなっているので、ちょうどバッテリーも過度に大容量でなく、本体重量も過度に重くない、一般利用者層からはちょうどいいバランスのとれたチョイスとなっているのではないでしょうか。
Ulefone Armor6 charging
また充電機能に関しても、Ulefone Armor 6は無接点充電に対応しています。最高出力は10Wとトップクラスの中華端末と比較してしまうと少し劣りますが、それでもQi規格に対応しているなど、安心して使える仕様となっています。

タフネスながらUノッチディスプレイ搭載

Ulefone Armor 6は6.2インチのFHDディスプレイを搭載しています。

ピクセル数でもみても、1080×2246、PPI値でも402となっているので、鮮明さに関しては文句のつけようの無いレベルのディスプレイが搭載されています。またここで特筆すべきが、画面占有率の高さです。

タフネススマホであるにも関わらず、画面占有率はなんと91.8%という数字を実現しています。iPhoneの画面占有率は85%前後であり、他の中華端末でも90%を超えていればかなり高い部類に分類されますのでこれも非常に高く評価できる点となっています。

21MP+13MPのデュアルレンズを搭載

Ulefone armor6 camera
Ulefone Armor 6は背面に21MP+13MPのデュアルレンズカメラを搭載しています。このクラスの画素数のカメラは中華端末に限らず、スマホ搭載カメラの中では最高クラスの画質と言えます。Ulefoneの中ではハイエンドモデルになるとはいえ、この値段でここまでのカメラを搭載しちゃっていいの?と思ってしまうレベルですね。


↓Ulefone Armor6で撮影されたサンプル映像

タフネスでもしっかりハイエンドなスペック

ulefone armor6 spec
Ulefone Armor 6ではSoCにMediatekのHelio P60を採用しています。中華ハイエンドスマホのSoCとしては定番のものとなっています。またこのSoCはAIプロセッサーであったり、内蔵グラフィックボードが強化されていたりで、映像、画像処理性能があがっているモデルとなっていますので、RAMの6GBも加勢して、重たいビジュアル系の処理も、この価格帯のスマートフォンと比較しても、比較的優れていると言えます。

↓Ulefone Armor 6でPUBGをプレイしている参考動画
快適、、には後一歩といった感じですが、それでもこれはプレイできないだろ、、というレベルではなさそうです。本当に快適に重たい3Dゲームをプレイしたい場合は、ゲーミング特化スマホを購入するのが無難です。

ダブル生体認証対応

Ulefone Armor6 fingerprint

Ulefone Armor 6では背面センサーによる指紋認証機能、そして顔認証機能の両方に対応しています。アウトドアスマホなので、指紋認証が使いにくいシチュエーションも想像されるので顔認証機能に対応してることは、タフネススマホでは非常に重要な機能となります。

一応NFC対応

Ulefone armor6 nfc
Ulefone Armor 6はNFCに対応しているため、電子決済機能が利用できるようになっています。しかし日本国内ではNFCではなくNFCの兄弟規格ともよべるFelicaと呼ばれる規格が浸透しているため、日本国内での利用は厳しそうです。

背面にUVセンサーを搭載

このUlefone Armor 6の一番の目玉機能といっても過言でもないのが、背面に搭載されているUVセンサーです。

Armor6は、背面のUVセンサーで自動的に紫外線量を測定し、特に紫外線量が高い場合にはユーザーに注意を促してくれます。アウトドアでの利用想定が多いスマホならでわの機能となっており、非常に便利そうですね。

IP68級防水、あらゆる環境で生き抜くスマホ

Ulefone Armor6はタフネススマホですので、当然防水、防塵機能に対応しています。防水防塵等級としては、現行のアップルのフラッグシップのiPhone XS, XS MAXと同じIP68等級を取得していますので、安心してあらゆる環境で使うことができます。
また稼働可能な温度もタフネススマホだけあって、なんと-40°から80°までをサポートしています。どれだけの極悪環境でもすくなくともこの範囲には入っていますので、スキーやスノーボードでも安心して持っていくことができます。

まとめ:Ulefone Armor 6は買いか否か

ズバリ、Ulefone Armor 6は買いです。そして、特にアウトドアスポーツが好きだという方には非常におすすめできる端末となっています。基本的にタフネススマホというのは需要がアウトドアスポーツが好きな人に限られるので、どうしても端末代金が高くなりがちなのですが、Ulefone Armor 6は、アウトドアで必要になってくるであろう最低限の機能だけでなく、あったら便利な機能まで搭載していたり、スペックに関しても十分他の中華端末のハイエンドモデルと戦っていけるだけのスコアを有しており、コスパも十分なスマホとなっています。
比較対象としてライバルになる端末は「Blackview BV9600 Pro」があり、こちらと比較すると良いでしょう。
販売サイト価格(10/23更新)
Banggood38,596円
Gearbest33,119円
AliExpress35,800円
追記
2019年4月末に後継機となる「Ulefone ARMOR 6E」が発売!!!
SoCが強化され、RAMとカメラ性能を下げて価格は大幅値下げ


2019年10月に後継機となる「Ulefone Armor 7」が発売されました。
タフネススマホの中では最高峰ほスペックを搭載した端末に!

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