4月7日に開催された「Galaxy発表会」でフラグシップモデル「Galaxy S22」「Galaxy S22 Ultra」とミドルレンジモデル「Galaxy A53 5G」を発表したSamsungですが、同発表会では日本向けでは初のSIMフリーモデル「Galaxy M23 5G」も発表されました。
「Galaxy発表会」の前半で発表された「Galaxy S22」「Galaxy S22 Ultra」「Galaxy A53 5G」はいずれもdocomo・au（Galaxy A53 5GはUQ mobileも取り扱い）からの発売となっていますが、「Galaxy M23 5G」はAmazon等から直接購入可能なSIMフリーモデルとなります。
Galaxy M23 5Gは、日常使いにはパワフルなパフォーマンスを提供してくれるミドルレンジモデルとなっており、同日発表されたGalaxy A53 5Gからカメラ回りを中心に少しずつスペックを下げたモデルと考えればちょうどいいぐらいの位置付けでしょう。
画面は6.6インチのFHD+解像度ですが、有機ELではなく、液晶ディスプレイを採用。そして、リフレッシュレートは120Hzに対応します。
SoCは「Snapdragon 750G 5G」を採用し、メモリは6GB、ストレージは128GB（microSD対応 最大1TB）となっており、基本スペックはGalaxy A53 5Gとほとんど変わらないでしょう。
通信面では、Sub6帯の5G通信に対応するほか、デュアルSIMにも対応しています。
Galaxy M23 5Gのカメラ機能は、メインとなる広角カメラが5000万画素、超広角カメラが800万画素、マクロカメラが200万画素のトリプルカメラ構成となっています。
Galaxy A53 5Gのクアッドカメラと比べて深度測位カメラが搭載されていないことと、それぞれのカメラの画素数も少しずつ低くなっています。
（Galaxy A53 5Gはメインの広角カメラが6400万画素、超広角カメラが1200万画素、マクロカメラが500万画素）
バッテリーは「Galaxy A53 5G」と同容量の5,000mAh大容量バッテリーを搭載。
生体認証は顔認証と指紋認証に対応していますが、残念ながらディスプレイ内認証ではなく、サイドボタンへの埋込型認証が採用されていいます。
また、日本向けモデルは重要視される防水防塵とおサイフケータイへの対応については残念ながらどちらも「非対応」となっています。
うっかり水没した場合、Galaxy A53 5Gと違って助からないのと、キャッシュレス決済でおサイフケータイを今まで利用していた方は要注意です。
Galaxy M23 5Gは、同時に発表されたGalaxy A53 5Gと同じミドルレンジクラスでSoCやメモリ、ストレージ容量といった基本性能には大きな差異はないものの、重量やカメラ機能、生体認証、防水防塵対応、おサイフケータイ機能と細かな点を見ていくと気になる差異もあります。
発売日は「4月21日」と決定済みですが、SIMフリーモデルということで既にAmazonでも予約受付を開始しています。
価格は「40,975円」と防水防塵対応等で気になる部分はあるものの、選択しやすい価格設定となっているため、防水防塵対応やおサイフケータイ等のデメリットが気にならない方は購入候補に入れてみてはいかがでしょうか。
なお、このGalaxy M23 5Gは、「予約＆購入キャンペーン」を行っており、microSDカード256GBが「もれなく」プレゼントされます。
予約期間は「4月20日」までとなっているため、購入を検討される方はそれまでに予約を行ってmicroSDカードプレゼントのキャンペーンも活用しましょう。
