4月7日に発表されたSamsungの新フラグシップモデル「Galaxy S22」、「Galaxy S22 Ultra」とあわせてミドルレンジスマホ「Galaxy A53 5G」もお披露目されました。
docomoから発売されていた「Galaxy A52 5G」の後継モデルで3月にグローバル向けに発表されたミドルレンジモデルの日本国内への投入となります。
今回の発表で先代モデルとなった「Galaxy A52 5G」はdocomoの取り扱いでしたが、今回の「Galaxy A53 5G」はdocomoに加えてauとUQmobileからも発売されます。
今回グローバルモデルでは合わせて発表された「Galaxy A33 5G」は日本発売はない模様です。
Galaxyシリーズは、フラグシップモデルの「Galaxy S22」、「Galaxy S22 Ultra」とミドルレンジ「Galaxy A53 5G」でdocomo向けとau・UQmobile向けの春夏商戦を戦っていくことになります。
「Galaxy A53 5G」のスペックですが、グローバルモデルの発表時にはSoCがオクタコアプロセッサとだけ発表されていましたが、日本向けモデルではSamsung製のSoC「Exynos 1280」と発表されています。
メモリは6GB、ストレージは128GBでグローバル版にはあったメモリ8GB、ストレージ256GBモデルは省略されたようです。
このあたりはミドルレンジモデルであることと、フラグシップモデル「Galaxy S22」、「Galaxy S22 Ultra」との棲み分けも理由になってそうですね。
一方、画面は、6.5インチの有機ELディスプレイを搭載し、リフレッシュレートは120Hzに対応します。
カメラ機能はメインの広角カメラに6400万画素を採用し、超広角カメラに1200万画素、マクロカメラに500万画素、深度測位用500万画素のクアッドカメラになっており、「Galaxy S22 Ultra」には及ばないものの「Galaxy S22」よりカメラ数、画素数は上回るスペックになっていて光学手振れ補正機能も搭載しており、超広角からマクロ撮影までどんなシーンにも対応できるカメラ機能に仕上がっています。
2日間しっかり持つ大容量5,000mAhバッテリーとIP67等級の防水防塵機能はグローバルモデルと同様ですが、日本でも重要視される機能となっているため、安心して使えますね。
日本向けに変更している点としてはメモリ、ストレージ容量以外にはおサイフケータイの対応があり、docomo・au向けとしてはしっかりサポートしておいた方が安心できる機能と言えます。
Galaxy発表会でも説明がありましたが、性能に妥協はしたくないけど、「Galaxy S22」、「Galaxy S22 Ultra」では予算にあわないという方には発売は5月下旬ともう少し待つ必要がありますが、「Galaxy S22」、「Galaxy S22 Ultra」よりもリーズナブルに手に入るクアッドカメラモデルとしていい選択肢になりそうです。
docomo・auに加えてUQmobileで扱っていることもUQmobileユーザーからも歓迎されそうですね。
Galaxyシリーズはsoftbank、Y!mobile系は扱わない傾向がありますが、楽天モバイルはどうするんだろうという印象はありますが、このまま取り扱いなしのまま行くのか、あとから取り扱い事業者に参加してくるのか、楽天モバイルユーザーの方は発売まで期間もあるためもう少し様子見というところでしょうか。
リーズナブルな価格になることを予想されるものの、各社ともに現在のところ「価格未定」となっているため、どこまでお買い得感のある価格設定になるかも発売日を含めて今後の続報を待ちたいところです。
