6月25日、realmeはインドにて「realme X3」と「realme X3 SuperZoom」を正式発表しました。
今回発表された「realme X3 SuperZoom」は5月26日にヨーロッパにて発表されたモデルとスペックの変更点はありません。
一方、インドで発表会ではヨーロッパでは発表されなかった「realme X3」が発表されました。
SuperZoomとの違いをあげながら、realme X3のスペックを紹介していきます。
realme X3を3行でまとめると、、、
- 液晶ディスプレイだけど、リフレッシュレート120Hzのディスプレイ
- SuperZoom版よりリアカメラ、インカメラの構成がスペックダウン
- カメラとメモリ+ストレージ以外はSuperZoom版と同じ
realme X3のファーストインプレッション
realme X3の基本情報:スペック
スペックの見方、判断基準についてはこちら対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
realme X3とrealme X3 SuperZoomの違い
realme X3 | realme X3 SuperZoom | |
RAM+ROM | 6GB+128GB 8GB+128GB | 8GB+128GB 12GB+256GB |
リアカメラ | 64MP(メイン Samsung ISOCELL GW1 F1.8) 8MP(超広角119° F2.3) 13MP(望遠 光学2x ハイブリッド20x F2.5) 2MP(マクロ F2.4) | 64MP(メイン Samsung ISOCELL GW1 F1.8) 8MP(超広角119° F2.3) 8MP(望遠 ペリスコープ 光学5x デジタル60x F3.4 OIS) 2MP(マクロ F2.4) |
インカメラ | 16MP(メイン SONY IMX471 F2.0) 8MP(超広角105° F2.2) | 32MP(メイン SONY IMX616 F2.5) 8MP(超広角105° F2,2) |
ディスプレイやSoC、バッテリーなども同じで6.67インチFHD+の液晶ディスプレイを搭載し120Hzのリフレッシュレートに対応
SoCはSnapdragon 855 Plusを搭載し、4200mAhの30W急速充電に対応する4Gスマートフォンとなります。
違いは、上記の表にある通り、メモリとストレージ構成、リアカメラ、インカメラのカメラ構成になります。
realme X3の性能
最大20倍のハイブリッドズーム
realme X3は最大20倍のハイブリッドズームに対応realme X3 SoperZoomでは最大60倍のデジタルズームに対応していたため、ズーム性能が劣ります。
それでも光学2倍の望遠レンズを搭載しており、無印モデルでも最大20倍のハイブリッドズームが可能です。
望遠レンズ以外のリアカメラ構成はSuperZoomと同じ
メインカメラには、6400万画素のSamsung製Samsung ISOCELL GW1を搭載realme X3の超広角レンズやマクロレンズもSuperZoomと同様
6400万画素の高精細のメインレンズに加え、超広角、望遠、マクロと多くのシーンでの活躍が期待できるカメラ構成となっています。
パンチホール式デュアルインカメラ
realme X3は、1600万画素と800万画素のデュアルインカメラを搭載realme X3 SuperZoomは、3200万画素と800万画素のデュアルインカメラを搭載していたため、メインカメラの画素数がダウン
ただ、一般的なスマートフォンのインカメラはシングルが多く、デュアルインカメラを搭載している点が1つのポイント。
メインカメラに加えて超広角カメラを搭載しているため、インカメラを使った自撮りでも広い画角の撮影に適しています。
まとめ:realme X3の総評
realme X3は、6GB+128GBで24,999ルピー(約35,400円)上位モデルのrealme X3 SuperZoomは8GB+128GBで27,999ルピー(約39,700円)
Snapdragon 855 Plusや120Hzディスプレイ(液晶)、30W急速充電に対応して約3.5万円は正直微妙なところ。
プラス4000円してrealme X3 SuperZoomを購入して60倍ズームの恩恵を享受したほうが吉のようにも感じます。
また、realme X3シリーズは全てのモデルが5G非対応の4Gスマートフォン
2020年6月現在に4G端末を買うには、少し足踏みしてしまうかも。
発表会では、4Gならrealme X3シリーズ、5Gならrealme X50 Pro 5Gを検討してくれと述べられていました。