Reno Aでスマホシェア率ランキング3位(2020年1月現在)を博すほどの急成長を遂げ、現在も伸び続けているOPPOからスピンアウトしたRealmeがとんでもないフラグシップスマホを展開し、話題を呼んでいます。
それが今回ご紹介する「Realme X2 Pro」
現行のゲーミングスマホにも引けを取らない性能ですので目を離さずにご覧ください。
目次
Realme X2 Proを4行でまとめると、、、 –
- 最新のハイエンドSoC「Snapdragon 855+」を搭載
- 6400万画素の高画質クアッドカメラ
- 主流になりつつある画面内指紋認証、そしてイヤホンジャックを搭載
- ゲーミングスマホとして使用できる強力なスペック
Realme X2 Proのスペック
スペックの見方、判断基準についてはこちら対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
Realme X2 Proのパッケージと付属品
右が「Realme X2 Pro」で左が「Xiaomi Pocophone F1」のパッケージになります。X2 Proのパッケージは高さがあり、付属品に期待できます。
Realmeブランドのパッケージは他のブランドより、パッケージが大きいような気がします。(気のせいかも知れませんが。)
付属品として以下が同梱されていました。
- SuperVOOC対応充電アダプター
- USB Type-Cケーブル
- 保護ケース
- 保護フィルム(本体に貼り付け済み)
- SIMピン
- クイック入門ガイド
- 保証書
保護ケースはTPU素材で、まだケースが出回ってないのでとてもありがたいです。
イヤホンは付属しませんが、3.5mmイヤホンジャックをしっかりと搭載しています。
最近のフラグシップ機では廃止傾向にあるので、有線イヤホンユーザーには嬉しいですね。
また、付属の充電器は50WのSuperVOOC急速充電に対応しています。
筆者の購入したものにはUSプラグのアダプターが付属していました。
(ご使用は自己責任で!)
4000mAhのバッテリー容量を約35分で満タン充電できてしまいます。
空いた時間にパパッと充電するだけで一日以上使えてしまうので、夜寝る前に充電を忘れても何ら問題はありません。
Realme X2 Proのデザイン・外観をチェック
Realme X2 Proは水滴型のノッチを搭載しており、ゲーム等をする際もほとんど邪魔になりません。画面占有率91.7%ということでベゼルがとても薄くなっています。
インカメラは単眼で顔認証もできますが、このスマホの魅力の一つである画面内指紋認証をお勧めします。
本体上部には赤外線センサーを搭載。
下部には左からスピーカー、Type-Cポート、イヤホンジャックを搭載しています。
筆者はルナホワイトを購入したのですが、これがまたとても目を引きます。
角度を変えると光を反射してとても美しいです。美しいの一言に尽きるッ!
重量は203gとやや重いですが、この重さも一般的になりつつあるので全然許容範囲です。
いざ、電源をON!
中国モデルですが、もちろん日本語に対応しています。softbank, docomo系のSIMは問題なく使えますが、auでは通話ができないため注意が必要です。
初期設定はColor OS(Reno A)等と同じなのでスムーズにできると思います。
データ引き継ぎ機能を使用して、前の端末から写真やアプリを引き継ぎました。
しかし、なかにはアンインストールできるものもあるため、必要最低限まで減らせました。
Google関連のアプリもないため、別途自分で導入する必要があります。
少し値段は上がりますがグローバルモデルを買えば以上の問題は解決します。
画面内指紋認証、そして90Hzのディスプレイ
画面内指紋認証
顔認証と指紋認証をどちらも有効にすると、ロック解除に失敗することはほとんどありません!
90Hzディスプレイ
一度90Hzを体験するともう戻れません!60Hzのスマホがもっさりしているように見えてきます。
以下の動画でX2 Proと60Hzのスマホの違いをご覧ください!
音質:Dolby Atmosに対応
音楽、ゲーム、映画など様々なシーンに応じて、「音」に没入できます。
筆者は映画モードで映画を一本視聴して、ONとOFFを比べてみましたが、ON時の方が明らかに音に奥行きがあり立体感がありました。
フラグシップスマホにはケチって搭載されてないことが多いですが、さすがRealme。サウンド関連でも手を抜きません。
Realme X2 Proの性能チェック!
ベンチマークでパフォーマンスを測定
AnTuTu V8
総合スコアは「493,476」
CPUスコアは「146,087」
GPUスコアは「192,938」
ゲーミングスマホと同等かそれ以上のスペックですね。
CPUよりGPUのスコアが圧倒的に上回っており、描画処理に手詰まることはほぼありません。
数値的にも2020年1月現在において、最高峰の処理性能を有するスマートフォンと言い切ることができます。
(Antutu v8でTOPのスコアを出す、ROG Phone 2が実機測定にて498815点)
Geekbench5
シングルコアは「772」
マルチコアは「2608」
PC Mark for Android
更に筆者の購入した端末はUFS3.0に対応していたので、そちらも計測してみました。
UFS3.0に対応しているX2 Proは1GBの転送で33秒
UFS2.1の端末では1GBの転送で1分4秒でした。
フラグシップ機の中でも、UFS 3.0に対応している端末は少なく、大きなストロングポイントとなっています。
UFS 3.0は、UFS 2.1よりも、読み込み速度が約80%高速になっているため、アプリの起動速度やファイルの読み込み速度などが速いです。
これらは、ユーザーエクスペリエンスに直結する部分なので、重要な項目だと思います。
Game Space でパフォーマンス向上
ゲーム中の通知や着信をOFFにしたり、ゲームパフォーマンスを最大化する機能に対応しています。詳しくはReno 10x Zoomの記事をご覧ください。
実際にPUBGをプレイしてみた –
スマホゲームの中でも高いスペックを必要とする「PUBG」を実際にプレイしてみました。フレーム設定は「極限」
また、ノッチが水滴型でゲームの邪魔になりません。
更に、Vapor Chambersという冷却機能のおかげで体感でケース越しに熱を感じることはほとんどありませんでした。
この価格帯で冷却機能を搭載したのは、素晴らしい。ゲーミングスマホ顔負けです。
Realme X2 Proのカメラ性能をチェック
1倍、2倍、5倍からスクロールで20倍までと超広角カメラ、更に対象物に寄ると自動でマクロカメラで撮影できます。
撮影機能のご紹介
ユーザーが欲しがっている機能を熟知していますね。ここでも抜かりは一切ありません!
通常モードで撮影
20倍にすると流石に画質は落ちますが、普段使いで困ることはほぼないでしょう。
ナイトモードで撮影
一見同じですが、じっくり見ると違いがよくわかります。
夜景モードOFF時に暗くなっていた部分が、夜景モードONでは明るくなっています。
また大抵のスマホは夜景を撮ると白飛びしやすいですが、X2 Proには白飛びがほとんどありません。
細部までとっても綺麗に写るので、夜景を撮影される方にはうってつけです。
そしてこの夜景モード、なんとインカメにも対応してるので自撮りをよく撮られる方も夜景と一緒にロマンチックな画像が撮れちゃいます!!
ポートレートモードで撮影
辺りをしっかりぼやかし、すごく綺麗に被写体をくっきりと写し出します。
もちろんこちらも6400万画素の恩恵を受け、素晴らしく鮮明です。
当然ですがインカメでも使えます。
動画もしっかりサポート
動画撮影時にも20倍までズームすることができます。総評:コスパ抜群スペック抜群で文句無しのスマホ
普段使い、ゲーム用、カメラ用、どれを取っても十分満足できます。フラグシップということもあり、やはり画面内指紋認証や他社に劣らないカメラ、SuperVOOCで50W急速充電、はたまたゲーミングスマホをも打倒する圧倒的なスペックを所持しています。
さらに、90HzのリフレッシュレートやUFS 3.0をサポートする合ったら凄く重宝する機能まで搭載されています。
これクオリティで、3万円台から購入可能となると非の打ち所がありません。
新興メーカーですと、ソフトウェアの作りが甘く不満に感じることもありますが、RealmeはOPPOのサブブランド。
その強みを発揮してか、ソフトウェアもしかっりと作り込まれております。
新しいスマホに迷っている方がいたらぜひオススメしたい端末です。
Realme X2 Proの販売ページ
販売サイト | 価格(1/21更新) |
AliExpress (6GB+64GB) | 約37,900円〜 |
Banggood (8GB+128GB) | 約58,000円 |