モトローラ・モビリティ・ジャパンが2月25日、SIMロックフリーのAndroidスマートフォン「moto g8 plus」を発表しました。3月20日に国内で発売予定で価格は3万8800円(税込み)。
moto g8 plusは、カメラ性能やバッテリー容量に注力したミッドレンジのスマートフォンとなっています。カラーは、海外でも好評だったというコズミックブルーとポイズンベリーの2色を採用しています。
目次
moto g8 plusを3行でまとめると、、、
- 4,800万画素+500万画素+1,600万画素構成のトリプルカメラ搭載
- 4,000mAhの大容量バッテリー
- Snapdragon 665にメモリが4GB、ストレージが64GBのミドルレンジモデル
moto g8 plusのファーストインプレッション
moto g8 plusの基本情報:スペック
スペックの見方、判断基準についてはこちら対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
moto g8 plusの付属品
- USB充電器
- USBケーブル
- ヘッドセット
- カバー
- SIM取り出しピン
- クイックスタートガイド
- LG(法令/安全/規制)
moto g8 plusのデザイン
moto g8 plusの6.3インチのIPS液晶ディスプレイを搭載し、解像度は2280 × 1080ドット。外形は約158.4 x 75.8 x 8.27mmで重さは約188g。前モデルmoto g7 plus(約157 × 約75.3 × 約8.27mm、約172g)から、やや大きく重くなりました。とはいえ、水滴型のノッチや高精細なMax Visionディスプレイ、上下にステレオスピーカーを搭載する点など、前モデルと共通点も多く、正面からでは区別は難しいです。
カラーリングはコズミックブルー(ブルー系)とポイズンベリー(レッド系)の2色になっています。 コズミックブルー、ポイズンベリーともに名前から派手な印象を受けがちですが、写真を見た印象では深めのカラーリングになっています。
しかし、ブラックやホワイトといった無難なカラーリングが無いため、どうしても目立ちやすい色を選ぶことになってしまいます。
スマホは無難な色がいいという方は背面を隠すカバーを使うなどの対策をする必要がありそうです。
moto g8 plusの性能
次にmoto g8 plusの性能について解説していきます。Snapdragon 665にメモリ4GB、ストレージ64GBのミドルレンジ仕様!
Moto G8 PlusのSoCにはSnapdragon 665が搭載されており、メモリは4GBにストレージは64GBとベーシックなミドルレンジ上位モデルに仕上がっています。同じSnapdragon 665を搭載するスマホにXiaomi Mi A3やOPPO A5 2020などがあります
6.3インチのフルHD+ディスプレイを搭載
moto g8 plusには6.3インチのフルHD+のディスプレイを搭載しています。ディスプレイはMax Visionと呼ばれていますが、実際はよくある水滴ノッチ方式です。
Max Vision自体はMoto G7 Plusの頃よりあったのですが、Moto G7 Plusの6.2インチから0.1インチの大型化となりました。
下のベゼル部にあったMotorolaロゴが無くなったのもデザイン上のポイントになるでしょう。
4,800万画素+500万画素+1,600万画素構成のトリプルカメラ
moto g8 plusのカメラは 背面に4800万画素の標準カメラ、1600万画素の超広角アクションカメラ、500万画素の深度測定用カメラのトリプルカメラ構成となっています。標準カメラには、4つのサブピクセルを1つのピクセルにして暗感度を4倍に向上させるクアッドピクセル技術を採用。暗所でも高速のAFが可能なレーザーAFも用いることで、暗所でも明るく自然に撮影できるとしています。
超広角アクションカメラは動画専用となっており、本体を縦に持った状態で横向きの動画を撮影できます。
画角は117度で、通常の78度と比べて4倍広く撮影できるとしています。
深度測定用のカメラを用いることで、被写体の背景をぼかしたポートレートモードも利用できます。
カメラにAIエンジンを搭載しており、最適なシーンを自動で判別する他、AIが最適な構図に自動で補正する「スマート構図」、連写と合成をすることでズーム時の画質劣化を抑える「ハイレゾズーム」も用意されています。
インカメラは2500万画素で、ディスプレイを発光させるスクリーンフラッシュに対応しておりビューティーモードも利用できます。
4,000mAhの大容量バッテリーを搭載
Moto G7 Plusでは3,000mAhだったバッテリーがMoto G8 Plusでは4,000mAhに増加しています。スマホはどれくらい使えるのかが重要ですのでうれしい変更です。また、18W出力の充電器が同梱されており、充電で最長8時間分の急速充電を行えます。
DSDV対応
前モデルのmoto g7 plusはDSDS(4G+3G)対応でしたが、Moto G8 PlusではDSDV(4G+4G)に対応しました。ただし、DSDSやDSDVは同時待ち受けなだけであって同時使用はできないのは注意が必要です。
ドルビーオーディオ対応
本体の上下に配置されたステレオスピーカーで大音量、クリアな通話音質、臨場感のあるサラウンド・サウンドを実現しています。まとめ:moto g8 plusはどんな人にオススメか?
競争の激しいミドルクラススマートフォンですが、moto g8 plusは税込みで3万8800円という価格も大きな魅力です。高額なハイエンドモデルを購入するほどではないが、そこそこの性能がある端末を、できるだけ安く手に入れたいという人には、とてもおすすめできる一台となっています。
またFMラジオ機能が搭載されている点も災害時などの緊急用としてはうれしいですね。