スマートフォンメーカーであるMotorolaは、4月23日に「Motorola Edge」と「Motorola Edge+」を正式発表しました。
今回は発表された「Motorola Edge」の上位モデルにあたる「Motorola Edge+」について紹介していきます。
目次
Motorola Edge+を3行でまとめると、、、
- 108MPを含むトリプルカメラ搭載
- Snapdragon 865搭載し、5G Wi-Fi6に対応
- HDR10+に対応した90Hz有機ELディスプレイ
Motorola Edge+のファーストインプレッション
Motorola Edge+の基本情報:スペック
価格 | アメリカ版:999.99$(約107,800円) ヨーロッパ版:1199€(約139,800円) |
OS | Android 10 |
SoC | Snapdragon 865 |
RAM | 12GB(LPDDR5) |
ROM | 256GB(UFS3.0) |
Antutuスコア | – |
ディスプレイ | 6.7インチ AMOLED 2340 x 1080 FHD+ アスペクト比 19.5:9 リフレッシュレート 90Hz HDR10+対応 |
カメラ | トリプルカメラ ・10800万画素(メイン F1.8) ・1600万画素(超広角 F2.2) ・800万画素(望遠 3x F2.2) インカメラ ・2500万画素(F2.0) |
バッテリー | 5000mAh(急速充電18W,ワイヤレス充電 15W,リバースチャージ5W) |
Wi-fi | 802.11 a/b/g/n/ac/ax(2.4 GHz/5 GHz Wi-Fi6対応) |
Bluetooth | v5.1 |
カラー | Smoky Sangria , Thunder Grey |
サイズ | 161.1 x 71.4 x 9.6 mm |
重量 | 203g |
防水防塵 | なし |
接続端子 | USB Type-C |
イヤホン端子 | あり |
生体認証 | ディスプレイ指紋認証,顔認証 |
対応バンド | 5G mmWave band n260/n261 sub-6GHz band n2/5/41/66/71/77/78 4G LTE band 1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/20/25/26/28/29/ 30/34/38/39/40/41/42/46/48/66/71 3G WCDMA band 1/2/4/5/8 2G CDMA band 0/1 GSM band 2/3/5/8 |
技適認証 | 未認証 |
対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
Motorola Edge+の付属品
- AC充電器
- USB Type-Cケーブル
- ガイド
- SIMピン
Motorola Edge+のデザイン
Motorola Edge+のカラーは2種類
Motorola Edge+のカラーは2種類です。上からSmoky Sangria , Thunder Greyになります。
90度に湾曲したディスプレイ
Motorola Edge+の一番の特徴は、両側90度に湾曲した有機ELを搭載している点です。HUAWEI Mate 30 Proよりも12度も大きい角度の湾曲ディスプレイを採用しています。また、ディスプレイ上部にはパンチホール式インカメラを搭載しています。
画像は公式サイトでのエッジディスプレイ機能紹介です。
Motorola Edge+のエッジディスプレイは、ゲーム中にボタンを表示したり、片手で操作できるナビゲーションバーを表示することができます。
表示したナビゲーションバーでは、最近開いたアプリや通知等にアクセスすることが可能です。
Motorola Edge+の性能
SoCにはSnapdragon 865搭載
Motorola Edge+のSoCには、Galaxy S20やOPPO Find X2 Proにも搭載されているハイエンドSoC、Snapdragon 865を搭載しています。Motorola Edge+のAntutuスコアはわかりませんが、同じSnapdragon 865を搭載したGalaxy S20は560000点を記録しています。
そのため、普段使いではもちろん、最新の3Dゲームもサクサクプレイすることができます。イヤホンジャックを搭載しているのでゲームプレイにはちょうどいいかもしれませんね。
また、Motorola Edge+のメモリ容量は12GBで、最新規格であるLPDDR5に対応しています。
Motorola Edge+は5Gに対応していますが、残念ながら現時点で日本で5G通信を利用することはできません。
108MPを含むトリプルカメラ搭載
Motorola Edgeは、10800万画素(メイン F1.8)+1600万画素(超広角 F2.2)+800万画素(望遠 3x F2.2)のトリプルカメラを搭載しています。また、デュアルOIS(光学手振れ補正)や、AI撮影、6Kビデオ撮影に対応しています。
HDR10+に対応した90Hz有機ELディスプレイ
Motorola Edge+は、2340 x 1080、FHD+、リフレッシュレート 90Hzの有機ELディスプレイを搭載しています。また、同時に発表されたMotorola Edgeでは対応していないHDR10+に対応しています。(HDR10+とは、輝度、彩度、コントラストをフレームごとに変化させることにより画質を大幅に向上させる技術の規格です。)
5000mAh大容量バッテリー搭載リバースチャージに対応
Motorola Edge+は、5000mAhのバッテリーを搭載し、急速充電18Wに対応しています。同時に発表されたMotorola Edgeでは対応していないワイヤレス充電、リバースチャージにも対応しています。
Motorola egde+は、5000mAhの大容量バッテリーを搭載しリバースチャージにも対応しているので、モバイルバッテリーとしても利用できて便利ですね。
まとめ:Motorola Edge+の総評
Motorola Edge+はアメリカでは、現地の通信業者Verzion限定で2020年5月で価格は999.99$(約107,800円)、ヨーロッパは価格は1199ユーロ(約139,800円)となっています。Motorola Egde+はアメリカやヨーロッパ向けに発表されましたが、SoftBankのプラチナバンドに対応しているためYmobileやSoftbankのSIMカードで通信することは可能です。
(現時点で日本では5Gを利用することはできません。)
Motorola Edge+は、12GBメモリ、最新SoC Snapdragon 865搭載、リフレッシュレート90Hzに対応したディスプレイ、イヤホンジャック搭載と、ゲーマー層にはとてもうれしい構成になっています。
しかし、同じくSnapdragon 865やイヤホンジャックジャックを搭載し、リフレッシュレート90Hz対応のBlack Shark 3が半額以下の約62,000円で購入できることや、同じくエッジディスプレイを採用したOnePlus 8 Proが約96,000円で購入できると考えると、Motorola Edge+はすこし強気な価格設定に感じます。