HUAWEIのサブブランドであるHonorが発売するミドルレンジスマートフォン「Honor 9X」
Honorブランドとして初となるポップアップカメラを採用し、ノッチレスデザインを実現。
先日、Antutuが発表した2019年10月のミドルレンジ部門ランキングではHonor 9X Proが1位、Honor 9Xが2位を獲得しておりコスパの良さが際立つ端末となっています。
しかし、中国版のみの発売で手を出しにくいのも事実。
そこで、編集部では実際に使用している読者の方にレビュー記事を執筆して頂きました。
実際の使用感や実機でのAntutuベンチマーク、撮影テストなどをご覧ください。
今回、実機レビューに協力してくださった「GEEK とむ 様」大変ありがとうございます。SIM太郎では読者の方からの実機レビューを募集していますので、興味のある方は問い合わせよりお気軽にメッセージを送って下さると幸いです。
目次
Honor 9Xの詳細スペック
Honor 9Xのスペック
価格 | 4GB+64GB:1399元(約20,700円) 6GB+64GB:1599元(約23,700円) 6GB+128GB:1899元(約28,100円) |
OS | Android 9 Pie (EMUI 9.1.1) |
SoC | Hisilicon Kirin 810 2.27GHz オクタコア |
RAM | 4GB/6GB |
ROM | 64GB/128GB(microSD対応) |
Antutuスコア | 237437 |
ディスプレイ | 6.59インチ FHD+ 2340×1080 19.5:9 LTPS |
カメラ | アウト:4800万画素(メイン F1.8)+200万画素(深度 F2.4)デュアルカメラ イン:1600万画素カメラ F2.2 |
バッテリー | 4000mAh(急速充電 5V/2A) |
Wi-fi | 802.11 a/b/g/n/ac 2.4G/5G |
Bluetooth | v5.0 |
カラー | ファントムブルー・ファントムレッド・マジックナイトブラック |
サイズ | 163.1 × 77.2 × 8.8mm 163.1mm |
重量 | 206g |
防水防塵 | 無し |
接続端子 | USB Type-C |
イヤホン端子 | 有り |
生体認証 | 指紋認証センサー(側面) |
対応バンド | LTE FDD: B1/B3/B4/B5/B8/B19 TD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41 WCDMA: B1/B4/B5/B6/B8/B19 TD-SCDMA: B34/B39 CDMA: BC0 GSM: B2/B3/B5/B8 |
対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
Honor 9Xの実機レビュー
購入までの経緯
購入サイト
aliexpressで購入購入モデル
4GB/64GBモデルのブラックを購入しました購入理由
機種変更を考えていた際に、Twitterで教えてもらったHonor 9Xが気に入ったためHonor 9Xのパッケージと付属品
- USB TypeCケーブル
- ACアダプタ
- SIMピン
- ケース
- 本体に貼付け済みフィルム
- 説明書
Honor 9Xの筐体デザイン
背面は鏡のようにきれいに反射してとても美しいです。イヤホンジャックも下部左側に搭載!
ポップアップカメラは上部左側に搭載
同じくポップアップカメラを採用しているXiaomiのMi 9Tはカメラの昇降時にLEDが光るのですが、Honor 9XではLEDは無し
Honor 9Xのパフォーマンス
Antutu ベンチマーク
通常計測で269256点最適化ありで280962点
約2万円で20万点後半を叩き出すのは凄い!実際、2019年10月のミドルレンジ部門Antutuランキングでは2位を獲得しています。
Geekbench 5のスコア
PCMark for Andoroidのスコア
Honor 9Xのゲームモード
ゲーム中にとくに表示があるわけでもなく、この設定画面で最適化や通知を切る設定をしておくとゲーム中に反映されているようです実際にHonor 9XでFPSをプレイしてみた
インストール後に端末で設定できる最高設定に変更しました。ミドルレンジながらも高いグラフィック設定でのプレイが可能!
最高設定で快適に遊べましたが、マップの読み込み時にどれも少しカクつく場面がありました。
Honor 9Xのディスプレイ
ディスプレイはFHD+(1080 x 2340)で大きい画面でも細かい部分までキレイに表示できていました。また、色温度をカスタマイズすることが可能
391ppi
iPhone7と比較してもとてもきれいなディスプレイです。有機ELに比べると液晶のため発色なので劣る点はあると思いますが、液晶ディスプレイとしてはとても反応もよく発色もいい品質の良いものだと思います。
YouTubeは画面が大きいため左右に黒い帯のようなものが表示されている状態で視聴できました。
Honor 9Xのサウンド
スピーカーは下部の右側のみ動画や音楽再生時に動作していました。恐らく上部は通話ようだと思われます。音質はiPhone7と比べても変わらないもしくは良いと感じました。イヤホン接続しているときのみ、モード設定のようなものができ、設定の変更ができました。底面と上部にスピーカが付いており、音楽の再生や動画の再生には下部のスピーカーのみになっています。そのため、下部のスピーカーのみでは左右を聞き分けたりすることはできません。音質はiphone7よりもよくYoutubeの再生時も音が割れたり高音低音のバランスもとれている印象でした。
HonorはHUAWEIのサブブランド!HUAWEI端末に搭載される「HUAWEI Histen」にも対応
Honor 9Xのバッテリー
バッテリーは4000mAhあり、設定画面で設定できるパフォーマンスモードでも1日は普通に使用しても持ちました。発熱も特になかったです
Honor 9Xの生体認証
カメラによる顔認証はできませんが、電源ボタンを兼ねている指紋センサーによって、指紋でロック解除ができます。ロック解除速度は1秒以下で触れるだけでホーム画面に推移します。Mi 9Tではポップアップカメラで顔認証+ディスプレイ指紋認証に対応!この部分で価格差が現れていますね。
Honor 9XのOSとUI
Android 9ベースのEMUIが搭載されています。個人的には、他のAndroidに比べて設定できる項目が細かく自分の好みにしやすいと思いました。
Honor 9Xのカメラ性能
標準設定では16MPになっています。夜景モードはきれいに撮れませんでした
静止画は夜景を除けばとても綺麗に取れていると感じました。
動画は手ブレ補正がとても強く、手を激しく動かしてもあまりぶれない!
ポッポアップの自動落下検知
インカメラで撮影時に落下によるポップアップカメラ破損防止のために、自動落下検知によってカメラは自動で収納されます。ポップアップの昇降スピード
動画からも分かるように、スムーズな昇降。顔認証で使うこともないので日常的な不満はありません。
Mi 9Tの方が気持ち速いかも!程度のスピード感で他のポップアップと比較しても遅さは感じません。
リアカメラの手ブレ補正テスト
インカメラの手ブレ補正テスト
ポップアップカメラとリアカメラの比較
まとめ:Honor 9X の実機レビュー
良かった点
- 23000円で入手できるスマホとしてはとても良いものだと感じました。
- またカメラもキレイでゲームも快適にできるので使っていて不自由がないです
イマイチな点
- 中国版しか販売されていないためGooglePlayインストール版を買っても初期化すると消えるため、自分で入れないといけない
総合評価
★★★★★★★★★☆10点満点中9点!
端末の完成度はとても良くとても使いやすいです。
しかし、中国版しかないというところでマイナス1点してます
それを除けばとてもいいスマホだと思いました。
~追記~
グローバル版も発売されました。
ストアによっては、事前にGooglePlayがインストールされています。
確かに価格を考えると魅力的なスペック。GooglePlayをインストール済みのHonor 9Xを発送してくれるショップもあります。
独身の日 11.11セールで下記の価格より、安く購入することができます。
元の価格でもコスパに優れていますが、買うなら今がお得!
販売サイト | 価格(11/10更新) |
AliExpress(Google Playインストール済み) | 約21,200円〜 |
Banggood | 約27,700円 |
Gearbest | 約33,000円 |