HONORは、2020年3月30日「HONOR 30S」を正式発表しました。
目次
HONOR 30Sを3行でまとめると、、、
- 最新のSoCであるKirin 820を搭載!
- 64MPを含む4眼カメラを搭載し、3倍光学ズームに対応!
- 30分で70%充電できる40W充電に対応!
HONOR 30Sのファーストインプレッション
HONOR 30Sの基本情報:スペック
価格 | 8GB + 128GB : 2399元(約37,000円) 8GB + 256GB : 2699元(約41,000円) |
OS | Magic UI 3.1.1(Android 10ベース) |
SoC | Kirin 820 |
RAM | 8GB(LPDDR 4X) |
ROM | 128GB / 256GB(UFS2.1) |
Antutuスコア | 約375,270 |
ディスプレイ | 6.5インチ 2400×1080 LTPS LCD |
カメラ | メインカメラ 64MP(メイン) f/1.8 8MP(120°超広角) f/2.4 8MP(光学3倍ズーム) f/2.4 2MP(深度カメラ) f/2.4 インカメラ 16MP f/2.0 |
バッテリー | 4000mAh 40W充電(有線) |
Wi-fi | 802.11 a / b / g / n / ac |
Bluetooth | v5.1 |
カラー | ナイトブラック / バタフライ・フェイ・クイ (緑) / バタフライフェザーホワイト |
サイズ | 162.31 × 75.0 × 8.58 mm |
重量 | 190g |
防水防塵 | なし |
接続端子 | USB Type-C |
イヤホン端子 | あり |
生体認証 | 側面指紋認証 / 顔認証 |
対応バンド | 5G NR:n1 / n3 / n41(2496-2690MHz)/ n78 / n79 FDD LTE:B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B6 / B8 / B18 / B19 / B26 TD-LTE:B34 / B38 / B39 / B40 / B41(2496-2690MHz) WCDMA:B1 / B2 / B4 / B5 / B6 / B8 / B19 GSM:B2 / B3 / B5 / B8 |
技適認証 | 認証なし |
対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
HONOR 30Sの付属品
- 40Wの充電に対応した充電器
- USB Type-Cデータケーブル
- SIMピン
- TPU保護ケース
- TP保護フィルム(貼り付け済み)
- クイックガイド
- 保証書
HONOR 30Sのデザイン
HONOR 30Sは6.5インチLTPS LCDディスプレイを搭載しています。前面左上にはパンチホールカメラを搭載しており、背面左上に長方形のカメラユニットを採用しています。
背面のカメラユニット内には4つのカメラとフラッシュが1つ搭載されており、前面も背面もカメラ類は全て左上に集約されています。
長方形のカメラユニットは今年のトレンドなのでしょうか?
iQOO 3 5GやHUAWEI P40シリーズ、Galaxy S20シリーズにも採用されており、HONOR 30Sも同様のカメラユニットを採用しています。
HONOR 30Sの性能
最新SoCであるKirin 820を搭載!
HONOR 30Sは最新のSoCであるKirin 820を搭載しています。このKirin 820は今回の発表会で初めて披露され、Kirin 810より、CPU性能が27%、GPU性能が38%、NPU性能が73%向上しており、5G通信にも対応しています。Antutuスコアは約37万点。
Kirin810を搭載しているHONOR 9Xよりもサクサク動作し、3Dゲームなどの負荷の高いゲームでもプレイできるでしょう。
Krin 810を搭載したHonor 9Xがミドルレンジ市場にてコスパが優れた端末として人気を博していたのでHonor 30Sも非常に期待です。
さらに、Kirin820はOPPO Reno3 Proやvivo X30 Proよりもアプリの起動速度が速いこともアピールされました。
アプリの起動が遅いとイライラしてしまいますが、HONOR 30Sに搭載されているKirin820なら待ち時間なくスムーズに起動するでしょう!
パンチホールカメラを搭載! 側面指紋認証にも対応!
HONOR 30SはHONOR 20やHONOR 20 Proと同じ パンチホールカメラを搭載しています。パンチホールカメラは画面の左上に搭載されているため、ゲームをする際は左手の親指でカメラ部分が隠れ、ゲームプレイの邪魔になりにくいです。
また、ディスプレイの上部と下部のベゼルも薄く6.5インチの大画面を楽しむことができます。
指紋認証にも対応していますが、最近のトレンドである画面内指紋認証ではなく、HONOR 20やHONOR 20 Proと同じように側面の電源ボタン部分に配置されています。
画面内指紋認証の場合、認証速度が遅かったり画面の汚れによって認証精度が悪くなったりしますが、側面指紋認証の場合はそのようなことはなく、スムーズに指紋の認証ができるというメリットもあります。
64MPを含む4眼カメラ搭載!光学3倍ズームにも対応!
HONOR 30Sのカメラ構成は、64MP(メイン)+8MP(120°超広角カメラ)+8MP(光学3倍ズーム)+2MP(深度カメラ)を搭載したクアッドカメラとなっています。120°の超広角カメラを搭載することで、ビルなどの背の高い建造物なども途切れることなく撮影できます。
また、3倍光学ズームに対応しており、画像の劣化を抑えて美しく、キレイな写真撮影が可能となっています。
少し離れた場所から撮影する際に重宝すること間違いなし!
さらに、最大で20倍のデジタルズームに対応していますが、手振れが酷く画像も荒れてしまうため、こちらの使用頻度は低そうです。
HONOR 30SはAIの処理能力も高いため、マクロレンズを搭載していないのに、マクロ撮影までできてしまいます。
4000mAhを搭載し40W急速充電に対応!
HONOR 30Sのバッテリー容量は4000mAhです。ほとんどの人が普段使いで困ることのないバッテリー容量を採用しており、WEB検索やSNS程度の使用なら、1日は持つでしょう。
さらに、HONOR 30Sは40Wの急速充電にも対応しており、30分で70%の充電が可能です!
40W対応の充電器は付属品として付いてくるので嬉しいですね!
まとめ:HONOR 30Sはどんな人にオススメか?
HONOR 30Sは8GB + 128GBモデルと、8GB + 256GBモデルの2種類です!そして価格が8GB + 128GBモデルで2399元(約37,000円)、8GB + 256GBモデルで2699元(約41,000円)と非常に安いのが特徴的です!
この価格で5Gに対応しており、性能もKirin 810より高い点には驚きを隠せません!!
3月27日に発表されたXiaomi Mi10 Liteよりも性能が良く価格も安いため、5G端末で一番コストパフォーマンスの良いスマートフォンとも言えます。
さらに、この価格で40W急速充電にも対応し、40W充電に対応した充電器まで付属品として付いてくる点も魅力的!
しかし、今回もGMS(Googleサービス)は非搭載です。
HMS(HUAWEI Mobile Service)を試したい人や、5Gに対応したコストパフォーマンスの良いスマートフォンをお探しの人にはピッタリのスマートフォンではないでしょうか。