2020年3月31日、vivoは5G通信に対応したミドルレンジスマートフォン「vivo S6 5G」を中国で発表しました。
目次
vivo S6 5Gを3行でまとめると、、、
- SoCにExynos 980を搭載し、5G通信に対応!
- 4800万画素を含む4眼カメラを搭載!
- 20:9の縦長ディスプレイ採用!
vivo S6 5Gのファーストインプレッション
vivo S6 5Gの基本情報:スペック
価格 | 8GB + 128GB : 2698CNY(約42,000円) 8GB + 256GB : 2998CNY(約46,000円) |
OS | Android 10 (Funtouch OS 10) |
SoC | Exynos 980 |
RAM | 8GB (LPDDR4x) |
ROM | 128GB / 256GB (UFS 2.1) |
Antutuスコア | – |
ディスプレイ | 6.44インチ FHD+ Super AMOLED アスペクト比: 20:9 2400×1080 |
カメラ | メインカメラ 4800万画素(メイン) f/1.79 800万画素(超広角) f/2.2 200万画素(深度) f/2.48 200万画素(マクロ) f/2.4 インカメラ 3200万画素 f/2.08 |
バッテリー | 4500mAh (急速充電 18W) |
Wi-fi | 802.11 2.4GHz / 5GHz |
Bluetooth | v5.1 |
カラー | ブラック / ブルー / ホワイト |
サイズ | 161.16×74.66×8.68mm |
重量 | 181g |
防水防塵 | なし |
接続端子 | USB Type-C |
イヤホン端子 | あり |
生体認証 | 画面内指紋認証 / 顔認証 |
対応バンド | 5G SA:n1 / n3 / n41 / n77 / n78 4G TDD-LTE : B34/38/39/40/41 FDD-LTE : B1/3/4/5/8 3G WCDMA : B1/4/5/8 CDMA2000 : BC0 TD-SCDMA : B34/39 2G GSM 850/900/DCS/PCS CDMA BC0 |
技適認証 | 認証なし |
対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
vivo S6 5Gの付属品
- 充電器
- USB Type-Cケーブル
- SIMピン
- クリアケース
- 保護フィルム(貼付け済み)
- ユーザーマニュアル
- 保証書
vivo S6 5Gのデザイン
vivo S6 5Gは6.44インチSuper AMOLEDディスプレイを搭載しています。ディスプレイ上部には水滴ノッチが採用されており、下部のベゼル部分はやや太めです。
背面上部にはRedmi K30 Proのような丸型のカメラユニットを採用しており、クアッドカメラを搭載しています。
最近のスマートフォンのカメラユニットは長方形か丸型が多くなってきたような印象を受けます。
また、5G通信ができるスマートフォンは、どうしても本体が重たくなってしまう傾向にあります。
しかし、vivo S6 5Gの本体重量は181gと他のスマートフォンより軽量なのが魅力的です!(※例えば、Redmi K30 5Gは208g)
vivo S6 5Gの性能
フラグシップ向けのSoCであるExynos 980を搭載!
vivo S6 5Gはフラグシップ向けに設計されたExynos 980を搭載しています。vivo S6 5Gに搭載されているExynos 980は、vivoとSamsungが共同開発したデュアルモード5Gチップを使用しているため高速な通信が可能となっているようです。
また、NSAとSAの両方のネットワークをサポートしています。
4Gと5Gの両方の通信を使用した場合、動画の読み込みや大きな通信を必要とするかに関係なく、ダウンロード速度は最大3.55Gbpsに達するとしています。
Exynos 980を搭載した他のスマートフォンとして、「vivo X30」や「vivo X30 Pro」などが挙げられます。
Antutuスコアは約32万点。
20:9の縦長ディスプレイを採用!
vivo S6 5Gのディスプレイは20:9の縦長ディスプレイを採用しています。20:9の縦長ディスプレイを搭載しているスマートフォンには「Galaxy A70」や「Redmi K30 Pro」などがありますが、どれも今年に入ってから発表されたモデルであり、これからの標準的なアスペクト比は20:9になっていくのかもしれません。
さらに、ミッドレンジモデルでありながらも、IPS液晶よりもコストの高いSuper AMOLEDを搭載している点も魅力の1つです!
4800万画素を含む4眼カメラを搭載!
vivo S6 5Gのカメラ構成は4800万画素(メイン) + 800万画素(超広角) + 200万画素(深度) + 200万画素(マクロ)を搭載したクアッドカメラを採用しています。メインカメラには超広角カメラやマクロカメラなど、最近のトレンドである構成を採用しており、夜間でもキレイな写真撮影が可能としています。
また、vivo S6 5Gは4K 30fpsの動画を撮影することも可能です。
さらに、動画撮影時の前後の振れを補正する機能を搭載しており、手振れを効果的に軽減し、見やすくハッキリとした動画を撮影することが可能となっています。
インカメラには、夜景モードやハイパーHDRなどの機能が搭載されており、自撮りも鮮明に撮影できるとアピールされています。
写真撮影や動画撮影、自撮りなど、あらゆるシーンで活躍することでしょう。
4500mAhのバッテリーを搭載し18Wの急速充電に対応!
vivo S6 5Gは、4500mAhのバッテリー容量で18Wの充電に対応しています。vivo S5は22.5Wの充電に対応していましたが、今回は18Wの充電にダウングレードしてしまいました。
ミドルレンジスマートフォンであるHONOR 30Sは40W充電に、Redmi K30 5Gは30Wの急速充電に対応しているため、vivo S6 5Gでも同等程度の充電速度が欲しかったところではあります。
まとめ:vivo S6 5Gはどんな人にオススメか?
vivo S6 5GはExynos 980を搭載したミドルレンジスマートフォンで、42,000円からというコストパフォーマンスの非常に高い製品となっています。最近のトレンドになりつつある20:9のディスプレイを搭載しているのも特徴的です。
しかし、ディスプレイのアスペクト比はどこまで縦長になるのでしょうか?
普段、多くの人がズボンにスマートフォン入れて移動していると思いますが、これ以上大きくなるとズボンに納まりきらなくなりそうです。
バッテリーも4,500mAhとかなり大容量ですが、充電速度は他の最近発表されたミドルレンジスマートフォンと比べると少し遅めの18Wです。
充電速度は多少遅くとも価格を抑えつつ、性能の高いスマートフォンが欲しい人には、満足できるスマートフォンと言えるでしょう!