vivoのゲーミングブランドとして展開される「iQOO」
今までiQOOでは、vivo端末同様にAndroidベースのカスタムOS「Funtouch OS」が搭載されていましたが、独自UIとなる「iQOO UI」が搭載されるようになりました。
今回、中国版 iQOO 3 5Gを使用して「iQOO UI」をレビューしていきます。
iQOO UIは、「iQOO 3 5G」よりリリースされた独自UIですが過去のiQOO端末にも順次配信されるようです。
iQOO公式によると、6月中旬に以下の端末に配信されるようです。
- vivo iQOO
- iQOO Neo
- iQOO Neo 855
- iQOO Neo 855 Racing
- iQOO Pro
iQOO UIをレビュー
では、さっそくiQOO UIを色々と触っていきます。現時点でのバージョンは、”1.13.21″になります。
設定画面 ホーム画面
左側のアイコンがポップで可愛い
ホーム画面はランチャーなどは使用せずデフォルトで設定
ゲーミングスマホに相応しい近未来的なデザインが気に入っています。
通知センター クイックサーチ
ただ、クイックサーチについては難あり。
デフォルトの検索エンジンにchromeを選択することができず、日本ユーザーには使い慣れないブラウザを使うことになります。
~追記~
設定画面→アプリケーションと権限→権限管理よりデフォルトアプリ設定が可能なことを確認しました。
つまり、デフォルトのブラウザをChromeにすることも可能。
他にも、音楽やメール、アルバムなどのデフォルトアプリの変更も可能です。
時計 天気
補足ですが、Googleアカウントの同期や設定もデフォルトの設定画面から可能でした。
また、”携帯電話を見つける”ではWebからクラウドサービスにアクセスして端末を探すことができます。
しかし、難あり。
アカウントを作成するために、携帯電話番号が必要なのですが日本の番号には対応していません。
そのため、実質使用することができません。
Googleが提供している「Google フォト」や「端末を探す」で代用するしかありません。
コメント欄より情報提供を頂きました。(ありがとうございます。)
vivo indiaの公式ページより、メールアドレスのみでvivoアカウントの登録をできることを確認致しました。
地域設定で日本を選ぶこともできます。
「EasyShare」では他のAndroidやiOS、PCなどに画像や動画、音楽などのファイルを一度に素早く転送することができます。
他にも、同じWi-Fiに接続しているTVやPCに動画・画像・音楽をミラーリングすることもできます。
また、アップデートを受け取った際に個別のアプリやシステムごとにアップデートするか否かを聞いてくれます。
わざわざ、確認する手間も省けて良く使うアプリのみをアップデートすることができます。
中国語にみの対応なのでAIアシスタント機能は使い物になりません。
一応、キッズモードもありました。
2つのネットワークを同時に使用することで、どちらかの通信速度が遅くなっても安定した通信を実現させます。
例えば、XiaomiのMIUI 11の場合はAPKファイルを必要とするので標準で搭載されているのは嬉しい点。
アニメーションが凄い!
もちろん、全てのアニメーションをONにしていると電池の減りも早くなります。
その他の機能など
現時点ではアニメーションなどの見た目重視のように感じたので、今後のアップデートに期待したいです。
まだ、リリースされたばかりのUIなので若干惜しいという感じ。
しかし、日常的なスマホの操作で決定的に困るようなことはないです。
強いて言えば、ブラウザ変更の幅が増えたり、日本の携帯電話番号でもvivoアカウントに登録可能になると嬉しいです。