Xiaomiより2019年3月、「Xiaomi Mi 9 SE」が発売されました。
ハイエンドモデルの「Xiaomi Mi 9」の兄弟機でミドルレンジモデルに当たります。サイズはコンパクトになり、ミドルレンジ帯最上位のSnapdragon 712を搭載し、4800万画素を備えたトリプルカメラ構成と非常に使い勝手の良いスペックを有しています。
目次
Xiaomi Mi 9 SE を3行でまとめると、、、
- Snapdragon 712を搭載
- 有機ELにディスプレイ指紋認証
- 4800万画素、トリプルカメラを搭載
Xiaomi Mi 9 SEのファーストインプレッション
Xiaomi Mi 9 SEの基本情報:スペック
スペックの見方、判断基準についてはこちらXiaomi Mi 9 SEの付属品
- 保護ケース
- 充電器
- Type-C USBケーブル
- Type-C 3.5mmイヤホンジャック変換アダプター
- SIMピン
- ユーザーマニュアル
- 保証書
Xiaomi Mi 9 SEのデザイン
Xiaomi Mi 9 SEはXiaomi Mi 9と同じ様に近未来感を覚えるホログラフィックカラーを採用しています。光の当たる角度で見え方が変わり、背面はガラスパネルで滑らかな2.5Dガラスになっています。
ディスプレイ指紋認証を搭載しているため、背面にはカメラのみで指紋認証センサーはありません。充電ポートはUSB Type-Cをサポートし、イヤホンジャックは非搭載です。 サイズ感としては5.97インチでXiaomi Mi 9よりも一回り小さく、iPhone XSよりも横幅がスリムになって高さがやや長くなっています。
コンパクトさを保ちながらの大画面仕様に好感です。
Xiaomi Mi 9 SEの性能
上位モデルのディスプレイと同じ
Xiaomi Mi 9 SEのディスプレイは5.97インチと上位モデルのXiaomi Mi 9と比べると小さくなっていますが、有機ELで解像度2340×1080は同じ仕様になっています。画面密度は432ppiと高く、高精細な表示が可能です。
また、有機ELはドット自体が点灯・消灯するため黒色の表現力に優れておりディスプレイは非常に満足できる完成度となっています。
ミドルレンジ最上位 Snapdragon 712を搭載
Xiaomi Mi 9 SEはSoCにSnapdragon 712、RAMは6GBの構成となっています。上位モデルのXiaomi Mi 9はSnapdragon 855だったのでこの部分で差が出ています。また、Snapdragon 712を搭載したスマホは数少なく、マイナーチェンジ前のSnapdragon 710は「OPPO R17 Pro」・「OPPO Reno」・「vivo X27」などでも採用されていました。それらと比べると周波数が2.2GHzから2.3GHzに高速化し、パフォーマンスもやや向上しています。 Antutuスコアは187626点と公式ページに記載してあり、その他のミッドレンジSoCより性能が高いのが分かると思います。
Xiaomi Mi 9 SEの性能があれば普段使いで困ることはないでしょうし、PUBGなどの重量級の3Dゲームでも快適にプレイできる性能となっています。
4800万画素、トリプルカメラを搭載
Xiaomi Mi 9 SEのカメラ構成は4800万画素(SONY IMX586)+1300万画素(超広角)+800万画素(望遠)となっています。最も使用機会の多いメインレンズがXiaomi Mi 9と同じ仕様なのが嬉しいです。
また、画素数は抑えられていますが大きな建造物や広い風景の撮影に適した超広角撮影や光学2倍のズーム撮影の可能です。 そして、インカメラは2000万画素のAIカメラを搭載
上位モデルのXiaomi Mi 9と同様の仕様になります。
ディスプレイ指紋認証と顔認証に対応
Xiaomi Mi 9 SEはディスプレイ指紋認証と顔認証のW生体認証に対応しています。以前、「MEIZU 16X」がディスプレイ指紋認証に対応したスマホの中で最安値水準と紹介しましたが、思わぬ伏兵の登場ですね。
まとめ:Xiaomi Mi 9 SEは買いか否か
ズバリ、買いです!3万円台でミドルレンジ最上位SoCに有機EL、トリプルカメラと非常に使い勝手が良くコスパの高いスマホになります。
性能を他の3万台スマホと比べると抜き出ています。
ただし、もう少し価格が出せれば最新SoCを搭載したXiaomi Mi 9が手に入るの、どちらか悩むことになりそうです。