vivoは2020年3月10日、5G通信に対応したフラグシップスマートフォン「vivo NEX 3S」を正式発表しました。
目次
vivo NEX 3Sを3行でまとめると、、、
- 2020年フラグシップ機で唯一のポップアップカメラ
- UFS 3.1に対応(現時点で2機種のみ)
- 画面占有率99.6%のディスプレイ
vivo NEX 3Sのファーストインプレッション
vivo NEX 3Sの基本情報:スペック
価格 | 8GB+256GB:4998元(約76,000円) 12GB+256GB:5298元(約80,000円) |
OS | Android 10(Funtouch OS 10) |
SoC | Snapdragon 865 |
RAM | 8GB/12GB LPDDR5 |
ROM | 256GB UFS3.1 |
Antutuスコア | 推定620000 |
ディスプレイ | 6.89インチ FHD+ 2256×1080 アスペクト比:18.8:9 Super AMOLED / HDR 10+ |
カメラ | トリプルカメラ ・6400万画素(メイン F1.8) ・1300万画素(超広角 F2.2) ・1300万画素(望遠 F.2.46) インカメラ ・1600万画素(F2.09) |
バッテリー | 4500mAh(急速充電 45W) |
Wi-fi | Wi-Fi 6 , 802.11 |
Bluetooth | v5.1 |
カラー | ブラック / ブルー / レッド |
サイズ | 167.44 × 76.14 × 9.4 mm |
重量 | 219.5g |
防水防塵 | 無し |
接続端子 | USB Type-C |
イヤホン端子 | 有り |
生体認証 | ディスプレイ指紋認証 / 顔認証 |
対応バンド | 2G GSM 850/900/1800/1900 CDMA BC0/BC1/BC10 3G WCDMA B1/B2/B4/B5/B8/B9/B19 CDMA2000 BC0/BC1/BC10 4G TDD-LTE B34/B38/B39/B40/B41 FDD-LTE B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B17/B18/B19/B26/B20/B25/B28 5G NR n1/n3/n41/n77/n78/n79 |
技適認証 | 未認証 |
対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
vivo NEX 3Sの付属品
- イヤホン
- 充電アダプター
- USB Type-Cケーブル
- 保護ケース
- SIMピン
vivo NEX 3Sのデザイン
vivo NEX 3Sは、前モデルのNEX 3を引き継ぎ、デザインの変化はほぼありません。筐体サイズも重量もほぼ同様です。やはり、注目は側面まで覆うようなエッジ加工が施されたディスプレイの搭載。
ホームボタンなどの物理ボタンは搭載されておらず、「Touch Sense」と呼ばれる感圧センサーにて認識を行ないます。
そして、ポップアップカメラを採用することで余計なモノを表面から全て排除したデザインが特徴的。
一方、フラグシップ機では廃止傾向にある3.5mmイヤホンジャックは搭載されているのもポイントです。
vivo NEX 3Sの性能
Snapdragon 865+LPDDR5+UFS3.1
vivo NEX 3Sは、Qualcommの最新ハイエンドSoC Snapdragon 865を搭載した文句なしのフラグシップスマートフォンです。それに加えて、メモリ規格はLPDDR5、ストレージ規格はUFS 3.1と最新規格を採用!
2020年3月現在、多くのフラグシップ機が発表されていますが、UFS 3.1を採用しているのは、「iQOO 3 5G」と「vivo NEX 3S」の2機種のみ。
Mi 10シリーズやGalaxy S20シリーズはUFS3.0の採用となっており、それらよりもストレージの読み込み速度や電力効率が向上します。
最高レベルの冷却性能とソフトウェア最適化
vivo NEX 3Sは、もちろん冷却性能を搭載詳しい仕様は明かされていませんが、十分期待できると言えます。
なぜなら、前モデルである「NEX 3」は同じくSnapdragon 855 Plusを搭載したスマートフォンよりもベンチマークで高いスコアを出し、ゲーミングスマホを抑えて長期間に渡って首位に輝いていました。
これに対し、ベンチマーク提供元のAntutuは、「vivoのスマートフォンは、他のメーカーと比較して冷却性能とソフトウェア最適化が抜きん出ている。そのため、SoCのパフォーマンスを最大限に引き出すことができている。」と結論付けています。
Snapdragon 865機で唯一のポップアップ採用
vivo NEX 3Sは、2020年のフラグシップ機で唯一のポップアップ式インカメラを採用。画素数は、1600万画素。今期は、パンチホールがトレンドとなっており各メーカーのフラグシップ機は軒並みパンチホールを採用しています。
そのため、ポップアップ派にとってvivo NEX 3Sは、貴重な存在になるのではないでしょうか。
画面占有率99.6% 6.89インチのディスプレイ
vivo NEX 3Sは、驚異の画面占有率99.6%6.89インチのAMOLEDディスプレイを搭載 2020年のフラグシップ機に、標準搭載されつつある「DC調光」や「HDR10+」をしっかりと抑えた高品質なディスプレイとなっています。
しかし、リフレッシュレートについての記載はなし。
6400万画素を含むトリプルカメラ
vivo NEX 3Sのカメラ構成は、6400万画素のメイン+1300万画素の超広角+1300万画素の望遠カメラを搭載したトリプルカメラメインではRAWに対応し、超広角は120°、望遠は光学2倍・デジタルズーム20倍までの対応となっています。
他のフラグシップ機カメラのハードスペックと比較すると、やや劣り気味ですが必要十分と言えるカメラスペックです。
4500mAh+45W急速充電
vivo NEX 3Sのバッテリー容量は4500mAhで45Wの急速充電に対応約50分でフル充電が可能な速度です。
まとめ:vivo NEX 3S
2020年にフラグシップ機として「UFS 3.1」「ポップアップカメラ」の2つに当てはまる貴重な立ち位置となるvivo NEX 3S特に、フラグシップ機でポップアップカメラを求める方は、選択肢となるでしょう。
しかし、前モデルのvivo NEX 3との大きな違いがないのも事実
SoC、RAM、ROMのみが強化されていることを除き、カメラ性能(イン・リアともに)やバッテリー性能は、ほぼ同様となっています。
Snapdragon 865に拘らない方は、値崩れしたvivo NEX 3を検討するのもアリでしょう。
販売サイト | 価格(3/15更新) |
AliExpress | 約77,800円 |