中国メーカーVivoは今まで「vivo NEX」などのNEXシリーズや「vivo X27」などのXシリーズでゲーミングスマホでも充分活躍のできるスペックを持ったスマホを販売してきました。そんな中、サブブランドとして「iQOO」を新設し、2019年3月正式にゲーミングスマホ「vivi iQOO」をリリースしました。
気になるスペックについて紹介していきます。
目次
vivo iQOO を3行でまとめると、、、
- 最新SoC Snapdragon 855を搭載してるのに5万円〜
- 4,000mAhで45分でフル充電できる急速充電に対応
- トリプルレンズでカメラ性能も妥協なし
vivo iQOO のファーストインプレッション
vivo iQOO の基本情報:スペック
価格 | 2998元〜(約50,000円) |
OS | Android 9.0 (Pie) /Funtouch 9 |
SoC | Qualcomm Snapdragon 855 |
RAM | 6GB / 8GB / 12GB |
ROM | 128GB / 256GB |
Antutuスコア | 372000 |
ディスプレイ | 6.41インチ 有機EL 1080 x 2340(フルHD+) アスペクト比19.5:9 |
カメラ | アウト:12MP+13MP+2MP F値/1.8 イン:12MP |
バッテリー | 4000mAh(44W急速充電) |
カラー | ブラック/オレンジ |
重量 | 196g |
対応バンド | 2G GSM:850/900/1800/1900MHz 2G CDMA:800MHz (BC0 ) 3G TD-SCDMA: 1880/2010MHz (B34\B39) 3G WCDMA :850/900/1700/2100MHz(B1\B4\B5\B8) 4G TDD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41 4G FDD-LTE: B1/B3/B4/B5//B8 4G+ FDD-LTE:B1/B3/B1+B3 4G+ TDD-LTE:/B39/B40/B41/B39+B41 |
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対応バンドについてはこちら
vivo iQOO のデザイン
ゲーミングスマホはクセのあるデザインになりがちですが、vivo iQOO は一般的なスマホのようなデザインで普段使いも問題なそさうです。背面はガラスパネルを採用し、角度や光の反射によって見え方が変わるようです。
また、背面にはLEDが埋め込まれており、通知や音楽の再生、充電時などにガラスパネルを通じてライトが光るようになっています。
vivo iQOO の性能
Snapdragon 855搭載
ゲーミングスマホなのでスペックは当然高く、Snapdragon 855を搭載。メモリは6/8/12GBから選択することができます。Snapdragon 855 は2018年12月6日にQualcomm社が発表し、2019年最新ハイエンドSoCになります。ゲーミングスマホで注目で同時期に発売される「Xiaomi Black Shark 2」でもこのSoCが用いられています。
2019年3月現在、Snapdragon 855 を搭載したスマホの中で「vivo iQOO」が最も安く、「Xiaomi Black Shark 2」のライバルになりそうです。
スペックとして申し分なく、最高のパフォーマンスを提供してくれることでしょう。 スマホ側面にはタッチセンサーがあり、R/Lのように入力端子として使用することが可能です。 ゲーミングスマホで心配なのが端末の発熱です。vivi iQOOでは液体冷却システムを採用し、端末を12℃下げることができます。充電をしながらや長時間のゲームでも処理速度が落ちにくくなるので安心です。
6.41インチ水滴ノッチ型ディスプレイを搭載
vivo iQOOは6.41インチのFHD+ディスプレイで水滴型ノッチを採用し、画面占有率91.7%を誇ります。ノッチを小さくすることで、ゲーム画面の描画が欠けてしまうことを防げそうです。また、ディスプレイは最新TVや新型iPhoneでも採用されている有機ELを採用しているので鮮明な映像を表示することができます。
4,000mAhに急速充電対応
vivo iQOOは4,000mAhのバッテリーを搭載しており、44Wの急速充電に対応しています。容量も比較的大きいのですが、44Wの充電速度は非常に速く、わずか45分でフル充電が可能です。
ディスプレイ指紋認証と顔認証に対応
vivo iQOOはハイエンド中華スマホでは必須になりつつあるディスプレイ指紋認証に対応しています。もちろん、顔認証でのロック解除も可能です。トリプルレンズを搭載
vivo iQOOのカメラ構成は1300万画素にSONYのIMX363、1300万画素の超広角レンズ、200万画素の被写界深度カメラとなっています。そして、Snapdragon 855のAIシーン認識と組み合わせ、最適な設定で撮影が可能です。
また、F値は1.79と暗所でも明るく撮影できるレンズを採用しており、カメラ性能も高性能となっています。
まとめ:vivo iQOO は買いか否か
ズバリ、買いです!Qualcomm社の最新SoCが5万円と現状のSnapdragon 855搭載ハイエンドスマホの中で最も安いのに、他の機能も妥協していない点が非常に好印象です。ゲームをしない方にもオススメできるコスパでもあります。
ただ、「Xiaomi Black Shark 2 」と価格もスペックも近いため、どちらを選ぶかはデザインなどの好みになるでしょう。
販売サイト | 価格(4/16更新) |
Banggood | 53,774円 |
Gearbest | 88,485円 |
AliExpress | 46,300円 |
追記(6月21日)
vivo iQOOの後継機となる「iQOO Neo」のポスターがWeibo公式アカウントにて発表されました。