中国メーカーUMIDIGIから発売され、2万円程度の低価格ながらも日本で技適認証もされてる「UMIDIGI F1」
Helio P60にデュアルカメラ搭載で2万円と考える激安、、、あまりに安すぎて「本当に大丈夫なの?」という疑問が生じるのも納得です。
そこで、編集部では実際に使用している読者の方にレビュー記事を執筆して頂きました。
実際の使用感や実機でのAntutuベンチマーク、撮影テストなどをご覧ください。
今回、実機レビューに協力してくださった「凛 様」大変ありがとうございます。SIM太郎では読者の方からの実機レビューを募集していますので、興味のある方は問い合わせよりお気軽にメッセージを送ってください。
目次
UMIDIGI F1のスペック概要
価格 | 199USD(約20,000円) |
OS | Android Pie 9.0 |
SoC | MediaTek Helio P60 |
RAM | 4GB |
ROM | 128GB(MicroSD対応〜256GB) |
Antutuスコア | 133822 |
ディスプレイ | 6.3インチ/アスペクト比 19.5:9/水滴型ノッチ2340×1080/FHD+ |
カメラ | アウト:1600万画素+800万画素イン:1600万画素 |
バッテリー | 5150mAh(18W充電対応) |
カラー | レッド/ゴールド/ブラック |
Wi-fi | IEEE 802.11 a/b/g/n |
Bluetooth | v4.1 |
サイズ | 高さ:156.9mm横幅:74.3mm厚さ:8.8mm |
重量 | 186g |
防水防塵 | 無し |
接続端子 | USB Type-C |
イヤホン端子 | 有り |
生体認証 | 顔認証/指紋認証 |
対応バンド | LTE 対応2G: GSM 2 /3 /5 /82G: CDMA1X BC0,BC13G: EVDO BC0,BC13G: WCDMA 1 /2 /4 /5 /6 /8 /193G: TD-SCDMA 34 /394G: TDD-LTE 34 /38 /39 /40 /414G: FDD-LTE 1 /2 /3 /4 /5 /7 /8 /12 /13 /17 /18 /19 /20 /25 /26 /28A /28B |
技適 | 技適認証済み |
UMIDIGI F1の読者レビュー
購入までの経緯
購入サイト
Amazonの公式サイトで購入しました。購入モデル
ブラック購入理由
そもそもそれまででスマホを京セラのTorque G01しか持ったことはなく(iPhone 4は一時期親のものを勝手に使用していたが、比較対象としては使用期間が離れているため)、AnTuTuベンチマークスコアも約29000点ほどしかなかったため、いい加減最新端末かつ日常使用できる程度の性能のスマホが欲しいと思って探していたところ、Huawei P20 LiteとUMIDIGI F1が出てきて、友人も同一機種を使っていて満足しているようだった上にP20Lireより安かったため、UMIDIGI F1に決定しました。届くまで
流石Amazonが発送のため、4/28に注文したものが翌日には到着していました。速すぎて配送業者のことを心配したレベルw(実際に注文を確定してから到着するまでで16時間ほどしかかかっていません)パッケージ
UMIDIGI共通と思われる割としっかりしてる箱に入って届きました。コスト削減のためか、UMIDIGIは毎回パッケージが同じです。
同梱物
- 本体
- SIMピン
- 本体ケース(装着済み)
- フィルム(装着済み)
- 充電器(18W急速充電対応)
- USBケーブル(通信可能なTypeC to USB2.0 TypeA)
- 説明書
- ウェルカムカード
本体の感想
ゴールド、レッドとあって一番派手じゃなく無難そうなブラックにしました(どうせケースつけるからとかは考えずに)。実際買って開けてみるとマットで高級感のあるブラックで色的にはとても良かったです。あと、自転車に乗っているときにカゴに乗せてたら飛んでいって落ちたことがあるんですが、そのときも特に大きな傷もなく、その後も安定した通常動作ができているので、その点頑丈であると思えます。また、CPU性能に関しても値段を考えると申し分ないほどの快適さで、大抵のゲームはスムーズに動く印象です。ただ、一部ゲームは設定を落とさないと若干カクつくこともありますが、ほぼ大丈夫だとは思います。
音質
本体スピーカーは少し物足りない感じ。あと、中華端末あるあるで一番下のレベルでも割と大音量というのはあるのでそのへんはソフトウェアで調整する必要があるかもしれません。ただ、ゲームをプレイするのにに3.5mmイヤホンジャックがついているのは非常にありがたいですね。
ディスプレイ
デフォルトでの設定の色味は少し白っぽいです。ただ、読書灯モードがあるため、暖色系に調整できたりもします。そのへんは個人の好みですかね。バッテリー
流石5150mAhもあるだけあってとても快適に使えている上に、急速充電の方も18Wまでですが対応しているのもあって、使用時間、充電速度ともに不満はないです。ただ、バッテリーが大きいせいで多少本体が重くなってしまっているのがネックな人もいるかも知れません。私はメインスマホ兼ポケットWiFi兼タブレットのような使い方をして解決させました。
Android9 Pie
この価格帯にして発表当時最新のOSを搭載しているというこの豪華さ。そして、ピュアなAndroidを搭載しているため、癖も強くなく、とてもシンプルで使いやすい仕上がりとなってます。また、開発者向けオプションなどもしっかり日本語に対応しているので、中華端末を買うときによくある「英語でわからない」や「中国語でわからない」などと言ったことが起こりにくいです。更に改造していないため、改造したことによって生じるバグなどもなく、とても快適に使えるでしょう。ベンチマーク
Antutuにてベンチマークを測定スコアは133822
この価格帯では、比較的高いスコアになります。 Geekbenchにてベンチマークを測定
シングルコアが287
マルチコアが1292
カメラ
比較対象となる機種を持っていないのでそう言う点では比較ができないのですが、2万円以下で購入できる端末としては発色も良いと思います。ただ、細かいところが粗かったりと、そういったところに安さを感じたり、色合いも人によっては好みでなかったりもしますが、粗さも拡大しなかったらわからない程度のものなので、発色が好みであれば玉ボケなども簡単にできるのでカメラについては値段よりもいいかと思います。 たこ焼きもあら美味しそう(実際美味しかったのは置いておいて)。 こんなのも無加工で出来てたりします。まとめ:UMIDIGI F1の実機レビュー
よかった点
- 圧倒的な安さ(中華端末でハイスペック端末の定番のHelio P60にRAMを4GB,ROMも128GB積んで2万円を切る安さの端末は他に類を見ないほど)
- シンプルで引き締まったボディかつ目立ちにくいため、どんな服装・場面にもマッチしやすい。また、ケースもUMIDIGI製品で共通なのが多いのか割と選択肢はある。
- ゲーミングスマホで重要なイヤホンジャックも搭載していて、かつSDカードスロットも256GBまで認識する(128GBで足りないこともあまりないであろうが)
- DSDS対応な上に対応バンドもとても広く、ソフトバンク系とドコモ系のバンドは完全カバー&au系のバンドも一部対応のため、通信会社を選ばない。
- バッテリーがでかいのに充電がすぐ終わる
- サポートも万全(日本に進出してきたばかりの中華メーカーにしては日本語のサポートもしっかりしていた。)
悪かった点
- 人によっては若干物足りないカメラ性能
- 初期不良が多いらしい(友人も初期不良に当たった)
- スクリーンショットのシャッター音が大きい
- ボリュームの細かな調整がしづらい
総合評価
★★★★★★★★☆☆10点満点なら8点ほどですかね。コスパとしては最強で他の端末の追随を許さないほどで、かつ日本語のサポートもしっかりしているのでその点だけ見れば満点と言いたいところなんですが、初期不良が多いという情報(私はスリープさせてたら強制再起動される初期不良)とあくまでも初心者におすすめできるか?という点で考えて8点です。
メイン端末に使う人はそうそういないのではないでしょうか?この性能であればたまに動画を見るための動画端末といった使い方が正しいかもしれません。でもアップデートによる最適化が進めばもう少し使える端末になるかも。
販売サイト | 価格(10/22更新) |
Banggood | 18,783円 |
Gearbest | 28,622円 |
AliExpress | 18,450円 |