中国スマートフォンメーカーのUlefone Mobileは2019年7月、防水防塵・耐衝撃にタフネススマートフォンでありながら安価なモデルの「Ulefone Armor X3」を発表しました。
Ulefoneと言えばタフネススマホが有名で、特に「Ulefone Armor 6」シリーズはタフネススマホを必要とするユーザーから絶大な人気を得ていました。
そんな、UlefoneがLTE通信には非対応で3Gスマートフォンで安価なモデルをリリースしました。
目次
Ulefone Armor X3を3行でまとめると、、、
- 処理性能・カメラ性能はかなり低い
- 3Gネットワークのみ対応でLTE通信には非対応
- タフネス性能に全振りしたスマートフォン
Ulefone Armor X3のファーストインプレッション
Ulefone Armor X3の基本情報:スペック
価格 | 約13,000円 |
OS | Android 9 Pie |
SoC | MediaTek MT6580 |
RAM | 2GB |
ROM | 32GB(microSD対応128GBまで) |
Antutuスコア | 約25000 |
ディスプレイ | 5.5インチ HD+ 1440×720 アスペクト比 18:9 / Gorilla Glass4 |
カメラ | アウト:800万画素+200万画素デュアルカメラ F1.8 イン:500万画素カメラ F2.0 |
バッテリー | 5000mAh |
カラー | ブラック/シルバー/レッド |
サイズ | 158.0× 77.5 × 13.85 mm |
重量 | 235g |
防水防塵 | 防水防塵対応(IP68/IP69K/MIL-STD-810G) |
接続端子 | Micro USB |
イヤホン端子 | 有り |
生体認証 | 顔認証 |
対応バンド | 2G GSM 1900/1800/850/900(B2/3/5/8) 3G WCDMA 2100/1900/1700/850/900(B1/2/4/5/8) |
対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
Ulefone Armor X3の付属品
- ACアダプター(EUプラグ)
- MicroUSBケーブル(100cm)
- 保護フィルム(強化ガラス)
- SIMピン
- ユーザーマニュアル
- 保証書
Ulefone Armor X3のデザイン
Ulefone Armor X3はタフネススマホの名にふさわしい無骨なデザインが特徴です。最近では主流となってきたノッチを採用せず、上下にベゼルを配置した5.5インチディスプレイを搭載しています。 また、筐体の防水性能を高めるために、USBポートやスピーカーなどがコーティングされており水が入らないように密閉されています。 さらに、あらゆる角度からの衝撃に耐えるため四隅に強力なプロテクションを備え、落下時の衝撃を軽減する設計となっています。
Ulefone Armor X3の性能
IP68/ IP69K規格に認定された筐体!タフネスに特化した筐体!
タフネススマホとして、もちろんIP68/IP69K規格に認定されています。水深1.5mで30分間の使用や高さ1.2mの高さからの落下にも耐え得る耐久性を持っており、あらゆる環境での使用を可能にしています。 タフネススマホを求めるユーザーにとって必要となってくるであろうアプリがデフォルトでインストールされているのも特徴です。 さらに、-20℃〜60℃の環境下での使用も可能で耐衝撃や耐水以外のタフネスさも兼ね備えています。 また、筐体右側面にはカスタマイズボタンが搭載
よく使うツールや緊急時に必要となるツールを登録しておくことで、スムーズにアクセスすることができます。 もちろん、耐水性能を有しているスマートフォンであるため水中での写真撮影や動画撮影も可能です。
一時的な水中撮影が可能なスマートフォンは多いですが、水中で30分もの動画撮影が可能なスマートフォンは珍しいです。 厚さ1.5mmまでの手袋をしたままディスプレイを操作できるのもUlefone Armor X3の特徴です。
5000mAhの大容量バッテリーを搭載
Ulefone Armor X3は5000mAhの大容量バッテリーを搭載スタンバイモードなら440時間、通話なら25時間と長時間の使用を可能にしています。
5.5インチのHD+ディスプレイを搭載
ディスプレイには5.5インチのHD+を採用し、表面はゴリラガラス第4世代でコーティングされ耐久性を高めています。解像度は1440×720と一般的なスマートフォンと比べると低めです。
MT6580をプロセッサーに搭載
Ulefone Armor X3はSoCにMediaTek MT6580、RAMは2GBの搭載処理性能は極めて低く、軽いゲームでもカクカクしてしまう可能性があります。
最低限のスペックしか持っていないので注意が必要です。
8MP+2MPのディアルカメラを搭載
カメラ構成は800万画素+200万画素のディアルカメラとなっています。処理性能と同様にカメラ性能も極めて低く、高精細な写真を撮影するのは難しいでしょう。
顔認証に対応
生体認証は顔認証にのみ対応指紋認証には対応しておらず、顔認証に認証精度に不安が残ります。
まとめ:Ulefone Armor X3は買いか否か
ズバリ、買いではありません。タフネススマホとしてタフネスさは素晴らしいのですが、日常的な使用を考えると処理性能やカメラ性能、ディスプレイ解像度など不便な点がいくつかあります。
タフネススマホをお探しなら、Ulefone Armorシリーズで普段使いも可能な性能を持っている「Ulefone Armor 6」を検討するのは良いでしょう。
販売サイト | 価格(7/26更新) |
AliExpress | 11,027円 |