OUKITELのUシリーズ最新作となる「OUKITEL U25 Pro」が2019年1月に発売されました。
前モデル「OUKITEL U23」の後継機となるのですが、価格は安くなったがスペックも下がっています。U23の低価格バージョンといった立ち位置になります。
目次
OUKITEL U25 Pro を3行でまとめると、、、
- OUKITEL U23の廉価版
- スペックは控えめ
- 指紋認証対応・顔認証非対応
OUKITEL U25 Pro のファーストインプレッション
OUKITEL U25 Pro の基本情報:スペック
価格 | 約11,000円 |
OS | Android 8.1 Oreo |
SoC | MT6750T |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB(microSD対応) |
Antutuスコア | 49800 |
ディスプレイ | 5.5インチ FHD 1920×1080 |
カメラ | メイン:13MP+2MP フロント:5MP |
バッテリー | 3200mAh |
カラー | ブルー/ブラック |
重量 | 180.1g |
対応バンド | LTE対応 GSM 850/900/1800/1900 WCDMA 900/2100 LTE FDD 1/3/7/8/20 |
対応バンドについてはこちら
OUKITEL U25 Pro の付属品
- Type-C USBケーブル
- 充電アダプター
- シリコンケース
- 保護フィルム
- Type-C イヤホン変換器
- SIMピン
- ユーザーマニュアル
- 保証書
OUKITEL U25 Pro のデザイン
上下のベゼルの厚さが気になり、ノッチが流行する前のスマホといった印象を受けます。背面にはディアルカメラと指紋認証センサーを搭載
カラーはブラックとブルーの2色展開ですが、ブルーはグラデーションカラーを採用
また、背面パネルは光沢があり安さを感じさせないクールなものになっています。
OUKITEL U25 Pro の性能
5.5インチ FHDディスプレイ搭載
OUKITEL U25 Proは5.5インチFHDディスプレイを搭載解像度は1920×1080px
2018年はノッチ、2019年はノッチレスでフルスクリーンを実現し、6インチを超える端末が主流となりつつあるので、やや画面の小ささを感じるかもしれません。
サイズ感としてはiPhone 8 Plusが同じ5.5インチであるため決して小さくはありません。
控えめなスペック
OUKITEL U25 ProはSoCにMT6750Tを搭載MediaTekのSoCではミドルレンジといったところですが、1万台の中華スマホに良く採用されている標準的なものです。
RAMは4GBと大きすぎず小さすぎずという感じでAntutuスコアは約5万点
注意点として前モデルのOUKITEL U23はMT6763/Helio P23の6GB/RAMを搭載しており、スペックでは前モデルの方が優秀になります。 OUKITEL U25 Proのスペックは抑え気味でエントリーグレードと言えます。
WEBやSNSなどの日常的な動作では充分ですが、複数のアプリを立ち上げたり、PUBGなどの重いゲームをプレイするにはスペック不足です。
13MP+2MPのディアルカメラ搭載
カメラ構成はSONY製IMX135の1300万画素+200万画素のディアルカメラとなっています。センサーはSONY製のものを採用しておりノイズの少ない写真が撮影できますが、画素数が低いため高精細な撮影は難しいでしょう。
ただ、1万円の価格でディアルカメラを搭載しているのは高評価です。
3,200mAhのバッテリー
3200mAhのバッテリーを搭載ディスプレイとSoCの性能を考慮すると消費電力が多いわけではないので、この容量で1日は余裕で充電が持つでしょう。
充電端子はUSB Tyep-Cを採用
近年、Type-Cへの移行が本格的になってきたので今後の互換性も安心です。1万円ほどの中華スマホだとコストカットのためや新興国市場が対象となっているためmicroUSBが採用されるスマホも多いので嬉しいです。
指紋認証に対応、顔認証は非対応
OUKITEL U25 Proは指紋認証に対応前モデルのOUKITEL U23では指紋認証と顔認証の両方に対応していたので残念です。
1万円ほどの価格でもW生体認証に対応しているスマホもあるので顔認証にも対応して欲しかったところです。
まとめ:OUKITEL U25 Pro は買いか否か
ズバリ、買いではありません。価格は安いのですが、コストカットしすぎた印象で特徴の無さが否めません。
1万円ほどのスマホをお探しなら「UMIDIGI A3 Pro」や「OUKITEL C15 Pro」を検討するのが良いでしょう。