近年アジアで急速にシェアを伸ばしいているOPPO。日本でこそそれほどまだ知名度が上がっていないものの、マレーシアや中国などアジア圏を中心に急速に知名度を上げていっています。今回の記事ではそんなOPPOの低価格帯モデル、「OPPO R15 Neo」を徹底分析していきます。
目次
OPPO R15 Neoを3行でまとめると、、、
・この価格では珍しいDSDV(4G+4G同時待ち受け)に対応!・Androidベースの独自OS、Color OSが便利!
・電池持ちがフラグシップ並の最強クラス
OPPO R15 Neoのファーストインプレッション
↑ヨドバシカメラの紹介動画。国内大手家電量販でも公式に取り扱いのある機種なので安心ですね。どの会社も最近のスマホはすべてベゼルレスで当たり前かのようなデザインになってきていますね。トレンド通りのベゼルの削られたディスプレイに背面デュアルカメラが搭載される形となっています。今回のOPPO R15 Neoでは残念ながら見ての通り指紋認証は搭載されていません。そのため生体認証に関しては、顔認証機能のみが利用可能となっています。
基本情報
価格 | おおよそ18000円 |
RAM/ROM | 3GB(4GB)/64GB |
SoC | Qualcomm Snapdragon 450 1.8GHz |
OS | ColorOS 5.1 (Andoid8.1ベース) |
バッテリー容量 | 4230mAh |
Antutuスコア | 75000 |
カラー | ダイヤモンドブルー/ダイヤモンドピンク |
重量 | 168g |
対応バンド | LTE:B1/2/3/4/5/7/8/18/19/20/26/28/38/39/40/41 3G:B1/2/4/5/6/8/19 GSM:850/900/1800/1900 MHz |
いや、頑張ったどころではない価格です、、、
また、OPPOは日本での知名度は低いものの、オーストラリアをはじめとするオセアニア圏や、マレーシア、シンガポールなどアジアでも急速にシェアを伸ばしていて、単独店舗の数も非常に伸びてきています。Apple志向の強い日本ではまだそれほどブランドとしては認知されていませんが、今後OPPOは日本でも大手スマートフォンメーカーとして興隆する可能性があります。 スペックの見方、判断基準についてはこちら
対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
OPPO R15 Neoの付属品
OPPO R15 Neoを購入すると、本体以外に中華端末あるあるの純正クリアケース、そしてACアダプターおよびUSBケースが同梱されています。また、保護フィルムもはじめから装着されています。残念ながら、R15 NeoはUSB typeCには非対応となっています。
OPPOの出しているモデルの中では圧倒的に低価格帯のモデルとなっているため、逆にこのあたりのグレードのモデルでMicro USBを採用しておかないと、採用できる端末が他にないため、仕方ないですね。
OPPO R15 Neoのデザイン
OPPO R15 Neoは先にも述べましたが、デザインに関しても近年のAndroid端末の傾向に沿ったデザインとなっています。ベゼルレスデザインのディスプレイに背面デュアルカメラを搭載し、さらに背面は少し凝ったダイヤモンドデザインとなっています。本体重量に関しても、比較的大容量なバッテリーを搭載しつつディスプレイも大型なものを搭載しているにも関わらず、重量は168gと軽めの設計になっていて非常にありがたいです。 参考程度に、ほぼ同じサイズのディスプレイが搭載されていて、バッテリー容量は1段階小さくなり、厚みは0.1mmのみ太くなっているIphone XRは重量194gとなっているので、R15はさらに大容量バッテリーを搭載しているのに重量は軽くなっていて驚きです。(OPPO強い)
Color OS
これがOPPO端末の一番の面白みと言っても過言ではないところになってくるのですが、OPPO端末にはAndroidベースの独自OSが搭載されています。このR15 NeoにはColorOSの5.1が搭載されています。このOSはリリース当時から、「iphone意識してるんじゃないの」とずっと言われてきたOSとなっていますが、実際に確かにiOSを意識したつくりとなっているところがいくつか挙げられます。
一番大々的なパクリとしては、ColorOSのナビゲーションキーに関する設定でしょうか。デフォルトではR15 Neoでは他のAndroidと同様、画面下部にはおなじみのボタンが表示される設定にあっています。しかしこのナビゲーションバーを消して、iPhoneのような操作感で操作できるメニューがあり、これが一部からパクリではないのかといわれたる第一の理由となっているようです。
具体的にはナビゲーションメニューの設定が、デフォルトでは「仮想ナビゲーション」となっているところを「スワイプアップジェスチャーナビゲーション」に変更することで、アプリを閉じる動作や、アプリ履歴の一覧を表示させることが可能になります。
OPPO R15 Neoの性能
電源
OPPO R15 Neoでは、かなり大容量クラスとなる4230mAhクラスのバッテリーが搭載されています。 当然4230mAhなので非常に大容量なバッテリークラスには分類されるわけなのですが、R15 Neoの場合はただの大容量バッテリー搭載スマホではありません。というのも、R15 Neoはバッテリーの容量自体以外にも、連続稼働時間を延長するために様々な工夫(仕様)が施されています。というのも、これもちらちら先にも述べてきていますが、R15 Neoは「バッテリーそのものも大きいが、さらにCPUやディスプレイが非常に省電力」
ということが挙げられます。R15 Neoのディスプレイは最近のスマートフォンとしては少し低めのHD画質(720p)での表示となっています。また搭載されているCPUも非常に省電力設計のモデルとなっています。
Snapdragon 450 1.8GHz とはエントリーグレードの1.8GHz駆動オクタコアCPUで、同社の
Snapdragon 635の姉妹モデルとなっています。 Snapdragon 635が2.0GHz駆動のミッドレンジCPUとなっていて、それの周波数もおとしてエントリーグレードにしながらも同時に省電力性能も向上させたモデルとなっています。
ディスプレイ
OPPO R15 Neoでは6.2インチのLCDディスプレイを採用しています。また画面占有率は88.8%となっています。先ほどの電源の際にもまとめた通り、OPPO R15 Neoはディスプレイの解像度はかなりひくめとなっています。HD画質の1520×720ピクセルという、6.2インチスマホにしてはもう少しピクセル数が欲しい数値となっています。
PPI(画面1インチあたりのピクセル数)で見てみても、OPPO R15 Neoは271ppiという数値となっています。参考にIphone XSやXの場合は458ppiとなっていますので、おおよそIphoneの半分程度の画面のきめ細かさというイメージになります。
Iphoneの液晶等のなってくると解像度が高すぎて、人の目できめ細かいと識別できるレベルを超えてしまっているので大丈夫ですが、R15 Neoのレベルになってくると、一部の人にはピクセルの境界に気付いてしまい、少し画面が粗く見えてしまう人が出てくる可能性があります。
しかしOPPO R15 Neoは低価格、稼働時間延長を売りをしていて、そのために大容量バッテリーを搭載したり省電力設計のCPUを搭載していたりするので、端末のコンセプトを首尾一貫させるためにも、ディスプレイの解像度が少し落ちてしまうのは個人的には妥協しないといけない点なのではないのかなと感じます。
ゲーム加速モード
OPPO R15 Neoにはゲーム加速モードと呼ばれるモードが搭載されていて、このモードをオンにしていると、ゲーム中にはCPUのタスクが、ゲーム関連のものが優先されて処理されるようになったり、ゲーム中にSNSの通知や着信が来ても自動的にシャットアウトしてくれるようになっています。カメラ
OPPO R15 Neoでは背面に1300万画素+200万画素のデュアルカメラを搭載していて、A.I.ポートレートを利用すれば、ポートレードモードのような写真をとることができるようになっています。 ↑OPPO R15 Neoで撮影されたサンプル動画です。スペック
OPPO R15 Neoは完全にエントリーグレードの低価格帯スマホとして販売されていますが、最安モデルでもRAM3GBやGPUの強化された省電力低クロック設計のSnapdragonが搭載されているので、日常利用にて困るといったことはほとんどないレベルという認識で大丈夫でしょう。ROMも最近では標準的な64GBが確保されているのに加えてSDカードによる拡張も可能!
ゲームなどのアプリコンテンツやたくさん動画や音楽を入れても通常利用の範囲内でしたら、大丈夫ですね!
生体認証は顔認証のみ
OPPO R15 Neoの1つ残念なポイントが、指紋認証が搭載されていない点になります。これはコストダウンのためにも仕方ないといえば仕方ないのですが、できれば指紋認証と顔認証の両方が利用可能であった方が、便利でしたね。そのため、R15 Neoでは基本的に顔認証のみが利用可能となっています。
おサイフケータイ・防水防塵には非対応
これはまあ当たり前なのかもしれませんが、おサイフケータイには非対応です。そのため、モバイルSuicaなどのタッチ型電子マネーの利用はできません!
しかし、OPPOは本格的な日本市場開拓のため、防水防塵機能、おサイフケータイ機能を備えたスマートフォンを販売します。すごいぞ、OPPO。
格安SIMでの取り扱い
格安SIM | 本体価格 | 購入ページ |
IIJmio | 24,800円 |
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