ロースペック~ミドルスペックのSIMフリースマホを適正な価格で販売しており、ユーザーからの支持も高いMotorolaから、2019年5月に個性的な新モデルのスマホが販売されました。
ニューモデルであるMotorola One Visionのスペックはどうなのか、どのような特徴を持つスマホなのかを詳しく紹介していきます。
目次
Motorola One Visionを3行でまとめると
- シネマディスプレイ搭載で、快適な動画視聴ができる
- 背面のリングが個性的!おしゃれなスマホ
- 高性能デュアルカメラ搭載で写真撮影もOK
Motorola One Visionのファーストインプレッション
Motorola One Visionの基本情報:スペック
価格 | 299ユーロ(約37,000円) |
OS | Android 9.0(Pie)、Android One |
SoC | Samsung Exynos 9609 |
RAM | 4GB |
ROM | 128GB |
Antutuスコア | 約143124 |
ディスプレイ | 6.3インチ, LTPS IPSディスプレイ,アスペクト比21:9 |
カメラ | アウト:48+ 5MP, F値/1.7 イン:25MP,F値/2.0 |
バッテリー | 3500mAh |
カラー | Bronze gradient, Sapphire gradient |
サイズ | 160.1 x 71.2 x 8.7mm |
重量 | 180g |
対応バンド | 3G HSDPA 850 / 900 / 1700(AWS) / 1900 / 2100 – アメリカ版 HSDPA 850 / 900 / 1900 / 2100 – ヨーロッパ版 4G LTE band 1(2100), 2(1900), 3(1800), 4(1700/2100), 5(850), 7(2600), 8(900), 12(700), 17(700), 28(700), 66(1700/2100) – アメリカ版 LTE band 1(2100), 3(1800), 5(850), 7(2600), 8(900), 20(800), 38(2600), 40(2300), 41(2500) – ヨーロッパ版 |
Motorola One Visionのデザイン
Motorola One Visionを語る上で欠かせないのが、斬新でおしゃれなデザイン性です。カラーバリエーションは2パターンとなっていますが、いずれも深みと光沢があるため、高級感がありますし、ミドルスペックのスマホにありがちなおもちゃっぽさがないため、大人の男性にもよく似合います。
また背面のリングが特徴的で、デザインを引き立てていますし、このリングは指紋認証センサーも兼ねているので、デザイン性と実用性を兼ね揃えたリングといえます。
Motorola One Visionの性能
CUPとベンチマーク
Motorolaは中国の大手ITメーカーであるLenovoの傘下ということもあって、Motorola One VisionのSocはSAMSUNGのExynos 9606が採用されています。ミドルスペックのスマホでは十分に活躍できるSocですし、Antutuも143124と普段使いやゲームなどをするのには全く困らない値となっています。
数年間は普段使いには困らずに使い続けることができますし、現時点では人気のスマホゲームはほぼ問題なく動くスペックとなっています。
フルHD+ディスプレイ&大画面で動画視聴も快適
Motorola One Visionの大きな特徴の一つがXperia 1と同様にアスペクト比が21:9となっている点です。ディスプレイサイズも6.3インチと大きい上にフルHD+の画質となっているので、まるで映画館で映画を見るような臨場感で動画を見ることができます。
スマホでネット動画や映画などを見ることが多い人でも、 Motorola One Visionならきっと満足できるでしょう。
初心者でも綺麗・高画素数の写真撮影ができる
Motorola One Visionのメインカメラはデュアルカメラで、画素数は48,000画素、夜間撮影能力の高さと、4つのピクセルを結合できる「クアッドピクセル機能」が利用できる点に大きな特徴があります。なお、CMOSはSocと同様にSAMSUNG製のGM-01が採用されています。
必要十分な容量&急速充電に対応!
バッテリーの容量は3500mAhと平均的な容量となっています。また急速充電にも対応していて、15分の充電でおよそ7時間利用できるようになります。朝起きて充電を忘れていても、すぐに半日使える程度までチャージができるスグレモノです。
指紋認証センサー&顔認証ロックに対応
Motorola One Visionには指紋認証センサーと顔認証ロック機能が搭載されています。指紋認証センサーは対面にある個性的なロゴリングが役割を担っており、スピーディーかつ正確に認証を行います。
また顔認証ロックはディスプレイ右上に埋め込まれたホイール型のカメラで行います。カメラが正面ではなく、右上にあるため、慣れるまでは上手にロック解除ができないことが懸念されます。
まとめ
Motorola One Visionは日本では未発売ですし、ソフトバンクのバンドには対応しているものの、ドコモやauのバンドには完全には対応していないため、現時点では日本では利用しにくい端末と言えます。また性能と価格のバランスは良いのですが、特別に優れた性能があったり、飛び抜けてコストパフォーマンスが良いわけではないので、無理して購入する必要はないでしょう。