HUAWEIは、4月23日に行なわれたnova 7シリーズの発表会にて新たなタブレット「HUAWEI MatePad 10.4」を正式発表しました。
既に発表済みの「HUAWEI MatePad Pro」は10.8インチ、Kirin 990搭載のハイエンドモデルで今回発表されたのがミドルレンジモデルとなります。
目次
HUAWEI MatePad 10.4を3行でまとめると、、、
- 10.4インチのベゼルの細いディスプレイ
- M-Pencilでペン入力にも対応
- クアッドスピーカーで臨場感のある音質
HUAWEI MatePad 10.4のファーストインプレッション
HUAWEI MatePad 10.4の基本情報:スペック
価格 | 4GB+64GB Wi-Fiモデル:1899元(約29,000円) 6GB+128GB Wi-Fiモデル:2199元(約34,000円) 6GB+128GB LTEモデル:2499元(約39,000円) |
OS | Android 10 (EMUI 10.1) |
SoC | Kirin 810 |
RAM | 4GB/6GB |
ROM | 64GB/128GB (NMCard対応 最大256GB) |
Antutuスコア | – |
ディスプレイ | 10.4インチ WUXGA+ 2000×1200 アスペクト比 15:9 IPS |
カメラ | メイン:800万画素(F1.8) イン:800万画素(F2.0) |
バッテリー | 7250mAh(急速充電 18W) |
Wi-fi | 802.11 a/b/g/n/ac 2.4GHz&5GHz |
Bluetooth | v5.1 |
カラー | ブラック / ホワイト |
サイズ | 245.2 x 154.96 x 7.35 mm |
重量 | 450g |
防水防塵 | 無し |
接続端子 | USB Type-C |
イヤホン端子 | 無し |
生体認証 | 顔認証 |
対応バンド | – |
技適認証 | 未認証 |
対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
HUAWEI MatePad 10.4の付属品
- 充電アダプター
- USB Type-Cケーブル
- Type-C to 3.5mmイヤホンジャック変換アダプタ
- スタートガイド
- 保証書
- SIMピン
HUAWEI MatePad 10.4のデザイン
発表会でアピールされていたのは、軽さと薄さAppleのiPad 2019年モデルと比較して、薄くて軽い!
カラーはブラックとホワイトの2色のみ
また、同社のスマートフォンのように光沢のある背面ではなくマット仕上げでシンプルかつ落ち着きのあるデザイン。
背面中央に、小さく「HUAWEI」のロゴが記載されています。
そして、画面占有率84%の10.4インチディスプレイ
iPad 2019年モデルは、ホームボタンを搭載していることともあり上下のベゼルが厚いのですが、MatePadのベゼルの幅は7.9mmと非常に薄いのがポイント
HUAWEI MatePad 10.4の性能
ミドルレンジSoC Kirin 810を搭載
HUAWEI MatePadは、ミドルレンジSoC Kirin 810を搭載同社の「Honor 9X Pro」などにも搭載されるSoCで、性能の高さは周知されています。
QualcommのSnapdragon 730を上回る性能で、Antutuベンチマークは約286000点。
タブレットでFPS等のゲームを本気でプレイするにはパワー不足かもしれませんが、それ以外なら十分すぎるスペックを有しています。
ディスプレイはIPS
ディスプレイは上位モデルのMatePad Proと同様にIPSディスプレイを採用画面密度は224ppi
クアッドスピーカー+クアッドマイク
なんと、4つのスピーカーとマイクを搭載教育現場での採用が想定されており、オンラインレッスンにも最適とアピールされていました。
もちろん、YouTubeやNetflixなどで動画を見る際でも4方向からのスピーカーを味合うことができ臨場感のある動画視聴が可能です。
M-Pencilで手書き入力も可能
MatePadは、androidタブレットとしては珍しいペンでの手書き入力に対応メモを取ったり、絵を書くのにも最適
7250mAhの大容量バッテリー
MatePadは、7250mAhの大容量バッテリーを搭載また、18Wの急速充電に対応しており30分で27%の充電が可能です。
通常使用では12時間、3Dゲームのプレイでが7時間のバッテリー持ちと説明されていました。
教育現場での活用を想定
日本ユーザーでも恩恵を受けられる機能かは分かりませんが、先述した通り教育現場での活用を想定した機能が盛り込まれています。「HUAWEI教育センター」というアプリがインストールされており、様々な学習コンテンツを提供しているとのこと。(おそらく、中国語のみです。)
また、学習中に通知などをブロックする「学習モード」や眼への負担を減らす「読書モード」をサポート。
この2つは、十分日本ユーザーにも嬉しい機能
別売りでオプションも同時に発売
MatePad 10.4の発売と同時にオプション品も発売Bluetoothキーボードは399元(約6000円)、M-Pencilは599元(約9000円)
MatePadを購入するなら、この2つも欲しいところです。
Appleと比べると、オプション品の価格も安いですが本体には付属してこないので注意が必要です。
まとめ:HUAWEI MatePad 10.4の総評
これほどの機能を詰め込んで、なんと1899元(約28,800円)での発売日本でのタブレットはiPad一強状態でandroidタブレットの選択肢がほぼない状態ですが、MatePadならアリだと思える性能と価格。
ちなみに、日本市場で正式に販売されているHUAWEIタブレットと言ったら「MediaPad T5」や「MediaPad M5 lite 8」などがありますが、それらは約25,000円(HUAWEI公式楽天市場店)
Androidタブレットを求めていた方や、予算の都合でiPadの購入をためらっていた方には非常に嬉しい新製品の登場ですね。
しかし、Googleサービスは非搭載でありGoogle Playストア等はインストールされていません。
HMSで使用をするか、自力でGMSを導入する必要があります。