HUAWEIブランドのひとつであるHONORより、2019年7月23日に「HONOR 9X/9X Pro」が発表されました。
価格はミドルレンジですが、スペックはハイエンドと言って良いほどの完成度で、ノッチのないベゼルレスディスプレイを採用し、ポップアップ式カメラが内蔵されています。
目次
Honor 9X/9X Proを3行でまとめると、、、
- Antutuスコアは20万点超え
- 1600万画素のポップアップカメラを採用
- Honorらしいデザインでかっこいい
Honor 9X/9X Proのファーストインプレッション
Honor 9X/9X Proの違い
Honor 9XとHonor 9X Proの違いは、価格・メモリとストレージ容量・アウトカメラのスペック・カラーバリエーションになります。Honor 9Xは明るい色が多く、Honor 9X Proは落ち着いた色のラインナップの印象です。また、背面の「X」のデザインに注目すると、模様が少し異なっています。
続いて、カメラ性能の比較です。
Honor 9Xのアウトカメラが48MPのメインカメラと2MPの深度カメラを搭載しているのに対し、Honor 9X Proは48MPのメインカメラと8MPの広角カメラと2MPの深度カメラを搭載しています。
ディアルカメラかトリプルカメラの違いなので、綺麗な写真を撮影したい方はHonor 9X Proを選び、コスパを重視したい方はHonor 9Xを選ぶのが良いでしょう。
Honor 9Xのスペック
価格 | 4GB+64GB:1399元(約20,700円) 6GB+64GB:1599元(約23,700円) 6GB+128GB:1899元(約28,100円) |
OS | Android 9 Pie (EMUI 9.1.1) |
SoC | Hisilicon Kirin 810 2.27GHz オクタコア |
RAM | 4GB/6GB |
ROM | 64GB/128GB(microSD対応) |
Antutuスコア | 237437 |
ディスプレイ | 6.59インチ FHD+ 2340×1080 19.5:9 LTPS |
カメラ | アウト:4800万画素(メイン F1.8)+200万画素(深度 F2.4)デュアルカメラ イン:1600万画素カメラ F2.2 |
バッテリー | 4000mAh(急速充電 5V/2A) |
Wi-fi | 802.11 a/b/g/n/ac 2.4G/5G |
Bluetooth | v5.0 |
カラー | ファントムブルー・ファントムレッド・マジックナイトブラック |
サイズ | 163.1 × 77.2 × 8.8mm 163.1mm |
重量 | 206g |
防水防塵 | 無し |
接続端子 | USB Type-C |
イヤホン端子 | 有り |
生体認証 | 指紋認証センサー(側面) |
対応バンド | LTE FDD: B1/B3/B4/B5/B8/B19 TD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41 WCDMA: B1/B4/B5/B6/B8/B19 TD-SCDMA: B34/B39 CDMA: BC0 GSM: B2/B3/B5/B8 |
Honor 9X Proのスペック
価格 | 8GB+128GB:2199元(約32,600円) 8GB+256GB:2399元(約35,600円) |
OS | Android 9 Pie (EMUI 9.1.1) |
SoC | Hisilicon Kirin 810 2.27GHz オクタコア |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB/256GB (microSD対応512GBまで) |
Antutuスコア | 不明 |
ディスプレイ | 6.59インチ FHD+ 2340×1080 19.5:9 LTPS |
カメラ | アウト:4800万画素(メイン F1.8)+800万画素(広角 F2.4)+200万画素(深度 F2.4)トリプルカメラ イン:1600万画素カメラ F2.2 |
バッテリー | 4000mAh(急速充電 5V/2A) |
Wi-fi | 802.11 a/b/g/n/ac 2.4G/5G |
Bluetooth | v5.0 |
カラー | ファントムパープル・マジックナイトブラック |
サイズ | 163.1 × 77.2 × 8.8 mm |
重量 | 206g |
防水防塵 | 無し |
接続端子 | USB Type-C |
イヤホン端子 | 有り |
生体認証 | 指紋認証センサー(側面) |
対応バンド | LTE FDD: B1/B3/B4/B5/B8/B19 TD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41 WCDMA: B1/B4/B5/B6/B8/B19 TD-SCDMA: B34/B39 CDMA: BC0 GSM: B2/B3/B5/B8 |
対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
Honor 9X/9X Proの付属品
- 充電アダプター
- USB Type-Cケーブル
- 保護ケース
- SIMピン
- ユーザーマニュアル
- 保証書
Honor 9X/9X Proのデザイン
Honor 9Xシリーズはポップアップ式カメラを採用しているため、ノッチがなくベゼルレスディスプレイを採用しています。背面には、リアカメラのみの配置で光沢のある
指紋認証センサーは筐体の右側面に配置しており、イヤホンジャックも搭載
接続端子はUSB Type-Cをサポートします。
Honor 9X/9X Proの性能
Kirin 810を搭載
プロセッサーにはHUAWEI製SoCである「Kirin 810」を搭載Kirin 810はSnapdragon 710と同等の性能を誇り、液体冷却も備わっています。 Antutuスコアは「237437」
Qualcomm社の最新SoCであるSnapdragon 855には及びませんが、20万点超えであることからゲームも快適にプレイできる性能を備えていると言えます。
GPU Turbo 3.0に対応
また、GPU Turbo 3.0にも対応しています。GPU Turbo 3.0は、FortniteやPUBGなどの人気アプリに対応し、SoCの消費電力を約10%削減し、基盤となるシステムパフォーマンスを最適化し、快適なゲーム体験を提供してくれます。
4000mAhのバッテリー容量
Honor 9Xシリーズは4,000mAhのバッテリー容量を搭載10時間の動画の連続再生・10時間のゲームの連続プレイが可能とのこと。
これほどの容量があれば、1日を通してバッテリーが0になることは少ないでしょう。
4800万画素のカメラを搭載
Honor 9Xは、4800万画素のメインカメラに200万画素の深度センサーを搭載したディアルカメラHonor 9X Proは、これに800万画素の広角カメラを加えたトリプルカメラを搭載 4800万画素の高画素カメラなので、上の写真のように撮影した後に、写真を拡大してもはっきりと表示することができます。
画素数の低いカメラでは、できないワザになります。 また、夜景などの暗所での撮影にも強いのが特徴となっています。
上の画像は、同じ被写体を同じ環境でHonor 9Xと他のスマートフォンで撮影したものです。
見て分かるようにHonor 9Xの方が明らかに多くな光を取り込み明るい写真を撮影できています。 もちろん、AIによって撮影シーンを認識し、最適な設定で撮影を行ってくれます。
1600万画素のポップアップカメラを搭載
Honor 9Xシリーズの大きな特徴のひとつとしてポップアップカメラを搭載している点が挙げられます。インカメラで撮影時には、自動でカメラが昇降する仕組みとなっています。
また、従来のスマートフォンようにノッチにインカメラを埋め込んでいる訳ではないので、1600万画素と画素数の高いインカメラを搭載できています。
6.59インチのベゼルレスディスプレイ
Honor 9Xシリーズは、6.59インチのディスプレイを搭載一般的なスマートフォンと比較すると、ディスプレイサイズは大きな部類に入ります。
解像度は2340×1080のFHD+に対応し、ディスプレイには「TUV Rheinland」の認証を受けたブルーライトカット技術が採用されています。
また、ノッチがないためゲームや動画の描画が欠けることがなく、大画面で楽しむことができます。
まとめ:Honor 9X/9X Proはどんな人にオススメか?
ズバリ、オススメではありません。端末自体はコスパが良く、非常に素晴らしいのですが現在、グローバル版の展開がされていないためです。
中国版になるため、OSの日本語化やGoogle関連アプリの導入を自分で行う必要があります。
自分で設定ができる人やグローバル版が追加された場合は、非常にコスパの良い端末となること間違いなしです。
販売サイト | 価格11/8更新) |
AliExpress(Google Playインストール済み) | 約21,200円〜 |
Banggood | 約27,700円 |
Gearbest | 約33,000円 |