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スマートフォン

docomo、5G対応の「らくらくスマートフォン 」を2022年2月に発売


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docomoはFCNT(旧富士通コネクテッドテクノロジーズ)製のシニア向けスマートフォン「らくらくスマートフォン」の新機種を2022年2月以降に発売すると発表しました。

「らくらくスマートフォン」スマートフォンの操作になれていないシニア層でも簡単に操作できるように大きな字とわかりやすいメニュー操作感を感じやすい感圧センサーを搭載したディスプレイなど、「スマートフォン=わかりにくい」という図式を崩すモデルとして続いてきたシリーズです。

10年にわたるロングセラーシリーズ

スマートフォン以前の「らくらくホン」からスマートフォンに切り替わった「らくらくスマートフォン」シリーズも2022年には10周年を迎えるロングセラーシリーズです。
シリーズ販売累計は「700万台」に達しており、長年に渡ってらくらくスマートフォンユーザーに愛されているシリーズと言えます。

操作感がわかりやすいメニュー体系

docomoのシニア向け・かんたん操作のスマートフォンと言えば、長く「らくらくスマートフォン」が存在していましたが、最近はローエンドモデルを中心に「かんたん操作」「使い勝手の安心さ」前面に出すモデルが増えています。
同時発表されたdocomoの秋冬モデルでもコンセプトに重複が見られるモデルが複数存在するなど、シニア向けは「らくらくスマートフォン」の独壇場という状況ではなくなってきています。

そういった状況を反映してか、シニア向けでも便利な機能は積極的に取り組む時期に入っていると判断したからか、今モデルの「らくらくスマートフォン」では、初めて搭載する新機能を盛り込むパワーアップぶりを見せています。
その新機能の中でも大きなパワーアップが、「5G対応」「デュアルカメラ」「指紋認証センサー」の搭載です。

らくらくスマートフォンのターゲットとなるスマートフォン操作に慣れていないシニア層高速大容量の5G通信が必要かどうかについては疑問があるところですが、通信が速いことに不利益はありませんし、「5G対応」がもはや特別なモデルではなく、通常モデルに行きわたっていることを示す意味もありそうです。

シニア向けでもデュアルカメラできれいに写真撮影

デュアルカメラ化は利点がわかりやすくなっていて、マクロカメラと標準カメラという2種類の異なるレンズによって通常の撮影に加えて、至近距離の撮影シーンでもはっきりと被写体をとらえることができるようになっています。
さらに、撮影をAIがサポートしており、「AIシーン認識」「らくらくAIベストショット」という機能によって難しいことを考えずに撮りたいものを素直に撮るだけできれいな画質の写真が残せるようになっているとのことです。

指紋認証にもシリーズとして初めて対応

指紋認証は今やスマートフォンの認証機能のスタンダード方式ともいえるため、今までのらくらくスマートフォンに搭載されていなかったのが不思議なぐらいですが、今モデルで初めて搭載することでより安心感を得ることができるでしょう。
使い勝手の安心感を第一とする「らくらくスマートフォン」ですから、はやりのディスプレイ内指紋認証などではなく、ボタン方式しかもホームボタンに指紋認証を追加する実装方式をとっています。
この指紋認証はキャッシュレス決済でも使用できるようになっていて、画面にホームボタンを押して指紋認証を行うよう指示が出るなど、わかりやすい使い勝手になっています。

サポートアプリと電話対応のダブルサポート

サポート機能もらくらくスマートフォンシリーズの経験の蓄積が活かされており、操作時にわからなかったり、困ったことは使い方ガイドアプリによって解決方法を探すことができるようになっています。
それでもわからない場合は、専用電話「らくらくホンセンター」に問い合わせを行うことで解決方法の相談ができるため、手厚いサポート体制が引かれていると言えます。

フィッシング詐欺対策機能も搭載

その他、怪しいサイトから身を守るフィッシング詐欺防止機能や迷惑電話・メール対策機能といった安心のための機能が充実していることもうれしいポイントです。
もちろん最終的な判断は自分自身で行うことになりますが、気付きを与えてくれる機能があるとないとでは安心感が変わってくるでしょう。

マスクのままの通話や丸洗いにも対応

コロナ禍の中、マスク生活がすっかり日常となってしまったことへの配慮としてマスクをつけたまま電話しても声が聞き取りやすい「マスク通話モード」や同じFCNT製のarrowsシリーズなどでも得意としている泡タイプハンドソープで丸洗いできるなど細かなところまで手が入っています。

着実にパワーアップして、5G通信やデュアルカメラにまで対応したらくらくスマートフォン、発売予定日は来年2月以降となるため、少し先ですが、そろそろ使っているらくらくスマートフォンが古くなってきたというシニア層の方には機種変更対象としてうってつけのモデルと言えそうです。



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