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DOOGEE スマートフォン

【カスタマイズ可能】DOOGEE S90 をレビュー!気になるスペックは?


投稿日:2019年3月18日 更新日:

DOOGEE S90

中国メーカー「DOOGEE」よりモジュール型で機能を強化できるスマートフォン「DOOGEE S90」が発売されました。
スマートフォン本体は防水・防塵・耐衝撃のタフネススマホでありながら、SoCはHelio P60と中華ハイエンドで用いられるハイスペックのものを使っています。

加えて、モジュール型を採用し、スマホ本体に装着することで機能を強化することができます。現時点ではナイトビジョンカメラ・5000mAhバッテリー・無線機能・ゲームパッドのMODがあり、今後追加される可能性もあるようです。

スマホをカスタマイズできる!と言われても想像が難しいですが、今回の記事で紹介していきます。果たしてカスタマイズ型スマホはスマホ業界に影響を及ぼすのだろうか。

DOOGEE S90 を3行でまとめると、、、

  • 4つのMODでスマホを追加カスタマイズ可能
  • 防水・防塵・耐衝撃のタフネススマホ
  • ディスプレイ・カメラ性能・スペックは中華ハイエンド

DOOGEE S90 のファーストインプレッション

とりあえず、上記の動画を視聴することをオススメします。
スマホをカスタマイズという意味が目で見ることにより分かると思います。

DOOGEE S90 の基本情報:スペック

価格約40,000円〜
OSAndroid 8.1 Oreo
SoCMediaTek Helio P60
RAM6GB
ROM128GB(microSD対応upto256GB)
Antutuスコア118000
ディスプレイ6.18インチ FHD+ 2246×1080
18.7:9 , IPS , Gorilla Glass4
カメラアウト:1600万画素+800万画素デュアルカメラ F2.0
イン:800万画素カメラ F2.0
バッテリー5050mAh (急速充電5V/2A , 10Wワイヤレス充電)
カラーブラック/オレンジ
重量300g
対応バンド LTE対応
GSM 2/3/5/8
WCDMA 1/2/4/5/8
TDS 34/39
TDD 34/38/39/40/41
FDD 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/28A/B
CDMA BC0/BC1
スペックの見方、判断基準についてはこちら

DOOGEE S90 の付属品

  • EU充電器(5V/2A)
  • USBケーブル type-C
  • 保護フィルム
  • ユーザーマニュアル
  • 保証書
  • SIMピン
  • ヘッドフォンアダプター
  • OTGケーブル

DOOGEE S90 のデザイン

DOOGEE S90 のデザイン

DOOGEE S90 はIP68/IP69K/MIL-STD-810の規格に準拠しており、防水・防塵・耐衝撃を兼ね備えたタフネススマホになります。
水深1.5mの水中に2週間放置しても壊れず、-30℃〜80℃の環境でも使用が可能です。

デザインは、タフネススマホ特有のゴツゴツした感じがあり好みが分かれそうです。前面はノッチを採用しているものの下部のベゼルがやや気になります。
また、4つのモジュールで標準モデルと合わせて計5つのモデルにカスタマイズでき、特徴のあるデザインとなります。

DOOGEE S90 の性能

6.18インチの大画面ディスプレイ

DOOGEE S90は6.18インチのフルHD+、ノッチあり。解像度は2246×1080のIPSデュスプレイ採用の仕様となっています。
また、ゴリラガラス第四世代でコーティングされており、薄い手袋ならタッチパネルの操作も可能になっています。

ディスプレイのサイズとしては比較的大きく、割れにくいものとなっています。ただ、ハイエンド端末で用いられるような有機ELではなく、IPSディスプレイの採用なので発色は可もなく不可もなしの評価になります。

ミドルレンジ上位のHelio P60を搭載

DOOGEE S90はHelio P60を搭載しており、中華エントリーモデルで良く搭載されるHelio P23の約70%のパフォーマンスUPをした上位のチップセットになります。
Snapdragon 660と同じような性能が期待でき、ミドルレンジ上位帯のスペックと言えるでしょう。

これほどのスペックがあればPUBGなどの重量級の3Dゲームでもプレイすることができます。ただ、グラフィック設定は抑え気味になるでしょう。

専用のゲームパッドが熱い!

DOOGEE S90のゲームパッド
DOOGEE S90には専用のゲームパッドがあり、スティックやボタンで精度の高いプレイをすることができます。

特に他の外付けゲームパットのように非公式ではなく、DOOGEE S90専用のゲームパッドなのでレスポンスの速さや頑丈さは確かなものでしょう。
カスタムキー設定もでき、連続30時間のプレイが可能となっています。

5050mAhの大容量バッテリー

DOOGEE S90のバッテリー
DOOGEE S90 は5050mAhのバッテリー容量を搭載しており、18時間の動画再生、10時間のゲームプレイが可能です。
また、ワイヤレス充電にも対応しています。

外付けの5000mAhバッテリー

外付けの5000mAhバッテリー
本体の5050mAhのバッテリー容量を使い切ってしまっても、外付けバッテリーを本体にドッキングすれば、追加で5000mAhが使えるようになります。

外付けバッテリー単体でも充電ができるので、合計10,050mAhのモンスター級バッテリーを搭載したスマホになります。これほどの容量だとバッテリー不足で悩むことはないでしょう。

ただ、大きなバッテリーゆえに、本体の重さが300gと重くなっています。

タフネススマホとしては上位のカメラ性能

アウトカメラはSamsung製センサーを使用した16MP+8MPのディアルカメラ構成。絞り値であるF値も2.0と明るめのレンズでタフネススマホの中では上位帯のカメラ性能を持つスマホになります。
インカメラはSONY製の8MP(f/2.0)のレンズを搭載しています。インカメラについてはタフネススマホ標準的なカメラ性能と言えます。

ナイトカメラで夜の撮影もキレイに

DOOGEE S90 は本体背面に「ナイトビジョンカメラ」を装着させることで夜や暗所での撮影が格段とキレイに行えます。
比較対象となっているスマホはiPhone 8であり、カメラ性能は高い方なのですが、これほどまでの差が出ています。
カスタマイズしてのカメラ性能ですが、暗所での撮影においてスマホTOPと言えるでしょう。

また、タフネススマホはカメラの出っ張り部分の耐久がネックになるのですが外付けにすることで、これほどのカメラ性能を実現しています。

アンテナを付ければトランシーバーに変身

DOOGEE S90は専用のトランシーバーモジュールを装着すればトランシーバーになります。
オフグリッド通信の400〜480MHzの周波数をカバーし、スマホのネットワークが圏外だとしても仲間と連絡を取ることができます。

顔認証と指紋認証に対応

DOOGEE S90はインカメラによる顔認証、本体背面のセンサーによる指紋認証が可能です。

まとめ:DOOGEE S90 は買いか否か

かなり、尖った端末であるため一概に判断はできませんがアウトドアスマホとしては充分すぎる性能を持ったスマホと言えます。
一つ残念なのが、カスタマイズできる外付けモジュールが別売りな点です。(フルセットでの購入もできますが12,000円ほど単品より高くなります。)
タフネススマホが必要で10,000mAhを超えるバッテリーにナイトカメラが魅力的な方は検討しても良いでしょう。
普段使いもできる、中華ハイエンド×タフネススマホとしては「Blackview BV9600 Pro」に軍配が上がります。

DOOGEE S90 公式ページ


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