こんにちは!SIM太郎(@mar_uni15)です!
今回は中国の新興スマホメーカー、CUBOTより
”サブ機におすすめ”なミニスマホ、KINGKONG MINIをレビューして行きます!
このスマホ、タフネススマホとは思えないほどミニサイズですが、それが結構カッコいいんです。
詳しいことは下にスクロール!では、見ていきましょう!
目次
CUBOT KINGKONG MINIを3行で説明すると…
- 画面はなんと4.0インチ。ミニサイズのタフネススマホ
- 小さいながらも2000mAhのバッテリー搭載
- 防水防塵対応!ただしIPXXの等級表示はなし…
CUBOT KINGKONG MINI のスペック
SoC | MediaTek Helio A22 |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
重量 | 約123g(実測) |
ディスプレイ | 4.0インチ/QHD+/ 1080 x 540/302 ppi アスペクト比18:9/青色通知ライトあり |
OS | Android 9.0 |
モバイルネットワーク /SIMカードサイズ | 4G FDD-LTE: Band: B1/ 3/ 7/ 8/ 19/ 20 3G WCDMA: 900 / 2100 MHZ 2G GSM: 850 / 900 / 1800 / 1900 MHz デュアルSIM対応 同時SDカード利用可能(128GBまで拡張可能) |
Wi-Fi | Wi-Fi 2.4G/5G, 802.1.1 a/b/g/n |
Bluetooth | v4.2 |
アウトカメラ | 1300万画素 ƒ値2.2のカメラ 0.5A LEDフラッシュライト |
リアカメラ | 800万画素 |
内容物/防水防塵 /NFC | 充電器 Type-C USBケーブル ユーザーマニュアル SIMトレイ用プラスドライバー 防水防塵:対応(IPXX等級表示なし) NFC:なし |
カラー | ブラック&イエロー/ブラック&レッド |
対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
CUBOT KINGKONG MINIを開封
KINGKONG MINI のパッケージ
CUBOT KINGKONG MINIの外箱はCUBOTではおなじみの高級感のある黒い箱に入っています。箱はペン1つにも満たないサイズです。KINGKONG MINIの付属品
KINGKONG MINIの付属品は最小限に抑えられています。順に紹介すると…
- ユーザーガイド3冊
- 5W充電器
- USB Type-Cケーブル
- プラスドライバー
- 画面保護フィルム(本体に貼付け済み)
みなさんが気になるのはプラスドライバーでしょうか。
何に使うのか、後半にお伝えしますので、当ててみてくださいね!
KINGKONG MINIの筐体デザインをチェック!
今回、SIM太郎編集部ではブラック&レッドカラーをチョイスしました。画面の方の赤いラインがアクセントになっていい味が出ています。
一方背面はゴツゴツとした、まさにタフネススマホのデザインになっています。
CUBOTのロゴやネジも映えてかっこいいですよね。
そして背面の下にある網目状のところにスピーカーが配置されています。
音質は決して良いとは言えません。
側面
次はCUBOT KINGKONG MINIの側面の紹介です。下側面は防水のためのフタ付きのUSBコネクターが搭載されています。
左側面にはストラップホルダーがありますので、首にかけての使用など、利便性を高める仕様になっています。GOOD!
右側面には電源ボタンと音量調節のボタンがあります。
特に左右側面には金属のフレームが付いて、タフネスさが伝わってきますね!
SIMトレイをチェック!
そうなんです!CUBOT KINGKONG MINIでは、なんとSIMトレイが背面に配置されているのです。
このSIMトレイのフタは付属のプラスドライバーで開けるのですが、 ドライバーの大きさが一回り小さく、空回りします。アカンやん。
SIMトレイはナノSIMサイズが両端に2つ、真ん中にSDカードが挿入できる形になっています。
なお、SIMカードは2つ同時に4G通信が可能です。
CUBOT KINGKONG MINIの対応バンドとキャリア
対応バンドは以下の通りです。4G FDD-LTE:
Band: B1/ 3/ 7/ 8/ 19/ 20
3G WCDMA:
900 / 2100 MHZ
2G GSM:
850 / 900 / 1800 / 1900 MHz
今回も対応キャリアを調べていきます!
au・UQモバイルは✕
4GLTE通信に使われる主力バンドのBand18、Band26に非対応でした。
auやUQmobile auプランの方は、快適に通信ができません。
ドコモ・ドコモ系MVMOは◎
相当数の中華スマホでは地下や田舎の通信をカバーする役割を果たす、Band19に対応していませんが、CUBOT KINGKONG MINIでは対応!
快適に通信することができます!
Softbank系・Y!Mobileは◎
が、注意が必要なことが1点。
(格安SIMではなく) ソフトバンクからAndroid用のSIMカードで契約されている場合、
SIMフリースマホでは利用できない仕様になっています。
そのため、マルチUSIMへの変更・交換が必要です。
なお、iPhone用のSIMカードでは運用が可能です。
ソフトバンクユーザの方はお気をつけください。
OSにはAndroid 9を搭載。
XaiomiやOPPOのようにカスタムされたOSではなく、PixelシリーズのようなピュアなAndroid OSになっています。
プリインアプリは少なめ
緊急速報システムや、アップデートシステムがアプリになっているのは中華スマホらしいですね。
CUBOT KINGKONG MINIのカメラ性能
次はCUBOT KINGKONG MINIで撮影した写真をお見せしていきます!1300万画素とF値2.2の謎のカメラのデュアルカメラ、その性能はいかに。
明るい場所での撮影
若干暗めに撮影されてしまうのが難点ですが、HDRモードを有効にすればそこそこの写真が撮影できます。
暗い場所での撮影
しかし、暗所での撮影はやはり苦手。
ピントがなかなか合いませんし、シャッタースピードが長くなるせいか、ほんの少しの手ブレで全体がぼやけてしまいます。
固定器具は必須アイテムですね。。。
CUBOT KINGKONG MINIのSoC性能チェック
CUBOT KINGKONG MINIにはSoCとしてMediaTek製のHelio A22が搭載されています。エントリー向けのSoCですのでオクタコアなどではなくクアッドコア止まりとなっています。メモリ容量は3GBと若干少ないですが、SoCがこの程度ですので、割に合っているメモリ容量だと言えます。
Antutuベンチマーク v8
・総合スコア73574
・CPU 30936
・GPU 3522
・MEM 26350
・UX 12766
総合スコアは73574点と、相当低いスコアです。
右の写真からRedmi 4X(Snapdragon 435)程度のスペックを持っていることがわかります。
ゲームのプレイは厳しそうです。
LINEなどのSNSや、電話、ネットサーフィンなど、割り切った使い方がベストかも知れません。
CUBOT KINGKONG MINIは防水防塵・落下タ耐久性能アリ!
しかし、防水性能は、日常生活で雨に濡れた・コーヒーをこぼしたなどといった
いわゆる日常生活防水程度であると考えられます。
落下耐久性能に関しても”落下に強い”としか書かれていません。
高いところからの落下は耐えられない可能性があるのでやめておきましょう。
キーボードは打ちにくいかも…
それに伴い、キーボードは手の大きい私には少し打ちにくく感じました。
個人差はあるかと思いますが、親指での操作が一般的だと思いますので、慣れている方でも難しいかもしれません。
総評: CUBOT KINGKONG MINI の実機レビュー
SoCはエントリー向けと、日常での利用は厳しいものがありますが、サブ機として割り切った使用をする方には最適なスマホです。重量もおおよそ123gと軽量で扱いやすく、ストラップホールがあるため、首にかけて使用することもできます。
デザインもタフネススマホらしさが表現されています。
お値段も、いい線を攻めた値段となっており、サブ機には最適です。
似たようなスマホとして楽天モバイルの「Rakuten MINI」が挙げられます。
Rakuten MINIは、3.7インチでSnapdragon 439を搭載し、約2万円
サイズも性能も非常に似ており、価格が約半分のKINGKONG MINIに軍配が上がるなという印象です。
販売サイト | 価格(2/16更新) |
AliExpress | 約10,800円 |