台湾メディア「DIGITIMES」の報道によると、XiaomiはMediaTekと密接な連携を行い5Gスマホに搭載する独自SoCの共同開発を行うようです。
Xiaomiは5月末、MedaiTek製SoC 「Dimensity 820」を搭載した5Gスマホ「Redmi 10X」と「Redmi 10X Pro」を発表しました。
Redmi 10Xは1599元(約24,300円)の低価格ながらもAntutuベンチマークは415672点と非常に高いのが特徴です。
このスコアは他のSoCメーカーのミドルレンジSoCよりも遥かに高いパフォーマンスで、1世代前のQualcomm製ハイエンドSoCのSnapdragon 855にも迫るスコアです。
XiaomiはMediaTekのDimensity 820があったからこそ、Redmi 10Xシリーズを高いコスパで発売できたと言っても過言ではありません。
DEGITIMEは、業界筋の情報としてRedmi 10XシリーズでのDimensity 820の採用を皮切りに関係が強まったとことを挙げています。
Xiaomiは以前にも独自SoC「Surge S1」を開発し、「Xiaomi Mi 5c」にて搭載。
しかし、後継SoCが発表されることはありませんでした。
今回のMediaTekとの共同開発により、HUAWEIのkirinやSamsungのExynosのようにメーカー独自SoCとしてハードウェアとソフトウェアの最適化が期待できるかもしれません。
また、最新のリーク情報では「Redmi K30 Ultra」にMediaTek製SoC Dimensity 1000またはDimensity 1000+の搭載が噂されています。
今後もMediaTek製SoCを採用するメーカーが増えていくことでしょう。
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