6月2日、Xiaomiは同社のCMO(最高マーケティング責任者)に杨柘(Yang Zhe)氏が就任したことを明らかにしました。
誰?と思うかもしれませんが、彼は世界でも有数のマーケターです。
特に、スマートフォン業界で最も有名なマーケターと言っても過言ではありません。
彼は、Motorolaでスマホ業界に参入
その後、1996年から1999年までAppleのマーケティングマネージャーを務め、中国市場で最初のiMac投入を成功、それを皮切りに米国と中国の架け橋となって多くのApple製品を中国展開
2000年から2015年までの期間で、Lexmarkのマーケティングディレクター、Samsung(China)Investment Co.、Ltd.のオンラインマーケティングチームのシニアディレクター、RIM(BlackBerry)中国マーケティング副社長、HUAWEI BG副社長兼CMO(中国最高マーケティング責任者)などを歴任
2015年10月末でHUAWEIを去り、TCL Communications ChinaにCOO(最高執行責任者)として就任
2017年6月には、Meizu Technologyの副社長に就任
経歴だけを見ても、Motorola、Apple、Samsung、BlackBerry、HUAWEI、TCL、MEIZUと多くのスマートフォンメーカーの重役を経験してきたことが分かります。
各メーカーでの功績は割愛しますが、代表的な作品を紹介します。
日本でもSIMフリーとして発売されている「HUAWEI Mate 30 Pro」
このMateシリーズは、杨柘氏によって創られました。
彼は、マーケティング戦略の策定およびブランド構築のスペシャリストですので、今後のXiaomiでのパフォーマンスに期待です。
直近でもマーケティング戦略で2つの大きな過ちをしているXiaomi(下記リンク参照)
彼の加入でどう変わるのかも注目です。
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