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台湾当局、Xiaomi製スマートフォンの「検閲機能」を報告!「台湾独立」など政治的思想を検閲・ブロック


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Xiaomi 12

台湾の国家通訊伝播委員会(以下 NCC)は、中国メーカーXiaomiが台湾国内で販売している「Xiaomi Mi 10T 5G」にて政治的な用語を検閲する機能が組み込まれていたことを発表しました。

台湾の電信、通信、放送事業を監督する独立行政機構 NCCは、1月6日にプレスリリース(公式文書)を公開し、Xiaomi製のスマートフォンは情報漏洩及び個人のプライバシーを損なう可能性があると国民に呼びかけました。

昨年9月にリトアニアの国家サイバーセキュリティ―センターがXiaomi製スマートフォンの検閲機能を発見し、国民に捨てるように勧告した経緯がありました。
これを受けて、台湾は自国で販売されているスマートフォンにも検閲機能が組み込まれているのではないかと懸念し調査を行ったところ、同様の検閲機能を発見したと報告しています。

台湾で販売されている「Xiaomi Mi 10T 5G」にプリインストールされている7つのアプリにて特定の政治的思想を含む用語をまとめた「MiAdBlacklistConfig」と呼ばれるリスト(ファイル)が存在し、使用中のデバイスにて先述したリストに該当するキーワードを検知した場合、デバイスがそのキーワードを含むコンテンツにアクセスすることをブロックすることができるようです。

また、これはglobalapi.ad.xiaomi.comのサーバーからダウンロードすることもできるようです。つまり、ユーザーのWebの検索履歴を北京のサーバーに送信することができるとNCCは述べています。

「MiAdBlacklistConfig」のリストには、「Free Tibet(自由チベット)」、「Long live Taiwanindependence(台湾独立万歳)」、「democracy movement(民主運動)」「Taiwan independence(台湾の独立)」 、「independent media in Hong Kong(香港の独立メディア)」など政治的思想を含む用語が記載されています。

これらの用語は、英語、繁体字中国語、簡体字中国語の3つの言語にて検閲が適用されるとのことです。

一方、Xiaomi側は「MiAdBlacklistConfig」は広告配信のためのプログラムであり、ユーザーが暴力、アダルト、悪意のある表現などの不適切なコンテンツを閲覧することを防ぐために使用されていると述べています。
また、ユーザーの通信を検閲したり、制限したりすることはないと改めて否定しています。

台湾はXiaomiがユーザーの権利と利益を害す、あるいはプライバシー侵害など法律や規制に違反することに関与していないか引き続き調査を行っていくようです。
仮に行政当局によって施行された規制に対する違反が確認された場合、厳正に対処していくと付け加えています。

また、台湾国民には個人情報の保護に注意を払い、セキュリティ意識を高め、スマートフォンやインターネットに接続されたデバイスを慎重に使用または購入するように呼びかけています。

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