OPPOは、次期フラグシップ機「OPPO Find X5」および「OPPO Find X5 Pro」を2月24日20時(日本時間)に発表することを正式にアナウンスしました。
2月24日に開催される発表会では、「OPPO Find X5」と「OPPO Find X5 Pro」の2機種が発表される模様です。
Find X5シリーズは昨年発表されたFind X3シリーズの後継機に当たり、順当にナンバリングを行うのであればFind X4シリーズとなるはずですが、「4」は中華圏で不吉な数字であるため、スキップされています。
これまでに公式より伝えられた情報としては、上位モデルの「OPPO Find X5 Pro」はSoCにQualcommの最新チップ Snapdragon 8 Gen 1を搭載。
そして、スウェーデンの老舗カメラメーカーのHasselbladとのパートナーシップ締結により、同社監修のカメラを搭載します。また、カメラ性能を向上させることを目的として、6nmプロセスにて製造された独自イメージングNPU「MariSiliconX」を搭載します。
上記が公式情報となっており、以下はリーク情報となります。
「OPPO Find X5 Pro」の画面は6.7インチ、LTPO AMOLEDディスプレイ(1440p+ / 120Hz)を搭載。最大メモリは12GBを備え、5,000mAhのバッテリー容量を搭載。そして、80W急速充電および50Wワイヤレス充電、IP68の防水防塵に対応します。
カメラ構成は、5000万画素 メイン(IMX 766)、5000万画素 超広角(IMX 766)、1300万画素 望遠(2倍光学/5倍ハイブリッドズーム)を採用したトリプルカメラ
メインカメラと超広角カメラに採用されているIMX 766は、OPPOとSONYが共同開発した、10億色の表現が可能なイメージセンサーです。そして画素数は5000万画素、センサーサイズは1/1.56型
お気づきの方もいるかも知れませんが、これらのカメラ構成は前モデル「OPPO Find X3 Pro」で採用されていたハードウェアと同じになります。
特に望遠レンズは50mm光学2倍となっており、他のフラグシップ機と比較すると弱さが否めません。
ハードウェアスペックの進化はないようですが、Hasselbladとの提携および独自NPU「MariSiliconX」の搭載で、どこまでカメラ性能を引き上げることができるのか注目です。
話は変わりますが、先日発表されたSamsungのGalaxy S22シリーズもカメラのハードウェアスペックは前モデルから据え置きとなっており、ソフトウェアの改善によりカメラ性能を強化しています。
この傾向から見て分かるように、フラグシップ機のカメラ性能は2年ほど前のように高画素および複眼化のハードウェアで勝負するのではなく、ソフトウェアないし半導体レベルでの競争に移り変わっていることが伺えます。
OPPO Find X5シリーズは、2月24日20時(日本時間)に正式発表されます。
また、発表会は公式サイトや公式YouTubeチャンネルにてストリーミング配信が行われる予定です。
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