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【早期解決!】BALMUDA Phoneが技適認証不適合について原因判明。ソフトウェアップデートと販売再開


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ソフトバンク、BALMUDAともに一時販売停止となり、「1月10日」には電波法に基づく「技術基準適合証明」の認証について確認事項が発生したことで販売を一時停止していることをBALMUDAからプレスリリースを出していた「BALMUDA Phone」ですが、原因が判明し、対策が取られたことが明らかになりました。

注目を集めているブランドである「BALUMUDA」にとって初のスマートフォン価格やスペックに対して好ましくない評判に上乗せされるかのようなトラブルではありましたが、事実が判明してから解決までの期間が非常に早く、最小限のダメージで済む可能性も出てきたと言えるでしょう。

原因の判明と解決方法の提供に際して、京セラ、BALMUDA、ソフトバンクの各社からアナウンスも出ていますが、対策はソフトウェアアップデートにて提供されるため、既に販売済みの「BALMUDA Phone」についてもソフトウェアアップデートを行うことで対策済みとなるとのことです。

京セラから原因判明と対応の報告

原因は一部の周波数帯域(TD-LTEの2.5GHz帯(Band 41))にて 干渉ノイズが発生することがあり、この干渉ノイズが「技適」の規定を超えることで「不適合」状態が発生するとのことです。
「規定を超える干渉ノイズが発生」と言っても通話やデータ通信に影響を及ぼすような量の超過ではなく、人体に対しても影響はなく、利用中のユーザーにとっても利用によって影響を受けるようなものではないとのことです。
とはいえ、「技適」の規定を超えてしまうことで「技術基準適合証明」の認証は不適合となってしまうことで販売を再開するためには解決が必須となる事象となっていました。

ソフトバンクのプレスリリース

その解決方法となる対策についても前述のとおりソフトウェアアップデートの提供によって規定を超える干渉ノイズは発生しなくなり、販売再開の条件が整ったというのが京セラ、BALMUDA、ソフトバンクの各社からアナウンスが行われた「1月13日」の状況となります。

寺尾社長のTwitterにも協力のお願いがTweet

販売再開する「BALMUDA Phone」以外にも利用中のユーザーに対してもソフトウェアアップデートを実施してもらう必要があることから各社のアナウンスの中でソフトウェアアップデートを実施するようにとお願いが記載されており、「BALMUDA Phone」の産みの親でもある「BALMUDA」社長の寺尾氏のTwitterでも謝罪の言葉とあわせてソフトウェアアップデートを実施協力のお願いが掲載されています。

BALMUDAストアの来店予約フォームも受付中に

販売停止を受けて受付終了となっていたBALMUDA Phoneの来店予約フォームも「受付中」に戻っており、オンラインストアでも「1月14日」から販売再開となっていることがわかります。

BALMUDAのオンラインストアでも販売再開

トラブルによるダメージ、高すぎる価格に対してユーザーが今後どういう評価を行うかは引き続き見守っていく必要があるでしょうが、解決スピードにはスマートフォン開発の老舗である京セラの意地と底力も感じさせるものがありますね。

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