Xiaomi からMi Readerが発売されました。 Mi Reader は、AmazonのKindleシリーズと同様、TXT、EPUD、PDF、DOC、XLS、PPT、WPS、 Microsoft Officeコンテンツなど、複数のファイル形式と互換性があります。
さらにMi Readerには、クラウドからユーザーのライブラリをインポートする機能もあり、読み取り中にスマートフォンからMi Readerへシームレスに切り替えることができます。
デザイン面では、厚く白いベゼルと滑らかなマット仕上げの黒い背面パネルを備えています。
Mi Readerの価格
Mi Readerの価格は579元(約8,900円)で、11月20日からクラウドファンディングで購入可能です。クラウドファンディングの目標に達すると、価格は599元に引き上げられます。
出荷は12月18日からとしています。
なお、Xiaomiでは、Mi Readerがいつ中国で公開販売され、グローバル市場で発売されるかを明らかにしていません。
Mi Readerの仕様
サイズは160 x 116 x 8.3mmで、重量は178gとなっています。最新のKindle Paperwhiteが167 x 116 x 8.2mm、182gなので、ほぼ変わらないサイズ感と重量となっています。212PPIの6インチHD e-inkディスプレイを備え、24の輝度設定をサポートし、最大90%の均一な輝度をカバーします。
プロセッサは1.8GBクアッドコアAllwinner B300で1GBのRAM、16GBの内部ストレージを搭載しています。
E-Inkは「電子泳動方式」という技術が使われており、白と黒の粒子が収まったマイクロカプセルを帯電させることで位置を変え、文字などを表現するというものです。そのため、 E-Ink ではディスプレイを発光させることなく表示できるというメリットがあります。
Allwinnerは中国の半導体メーカーで、B300はE-Inkに対応したブックリーダー用のSoCとなっています。 OSはカスタムされたAndroid 8.1 Oreoで、USB Type-Cポートと1,800mAhバッテリーを搭載しています。